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CREALの運用期間が長期化|ついに24カ月が標準に!

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CREALの運用期間が長期化し、ついに24カ月が標準になったようです。

そこで今回は、CREALの運用期間長期化の歴史を振り返ります。

あわせて運用期間の24カ月標準化でリスクとリターンのバランスがどうなったのかも検証しました。

タロウさん
タロウさん

CREAL投資家必見です!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億3千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

CREAL運用期間長期化の歴史

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まず、CREALが運営開始から現在に至るまで、5年間かけて運用期間の長期化を進めてきた歴史を振り返ります。

 

運用期間は徐々に長期化

現在でこそ24カ月という長期運用になりましたが、実は運営開始当初、最も多かったのは6カ月でした。

2019年上期は平均8.2カ月、それが徐々に長期化し、今回ついに24カ月が標準となったのです。

時期 平均運用期間
2019年上期 8.2カ月
2019年下期 14.7カ月
2020年上期 14.5カ月
2020年下期 15.4カ月
2021年上期 13.9カ月
2021年下期 18.0カ月
2022年上期 14.9カ月
2022年下期 17.2カ月
2023年上期 19.8カ月
2023年下期 23.5カ月

CREALの平均運用期間の推移

左野くん
左野くん

徐々に長くしていったんだ。

本稿では2022年下期に募集されたPAL国際保育園案件(運用84カ月)は特異値として統計の対象から除いています。

 

段階的に長期化を進めた

注目したいのはCREALが段階的に運用期間の長期化を進めてきたことです。

2019年上期は青の6カ月が中心の「6カ月時代」でした。

それが下期からは黄色の12カ月が中心の「12カ月時代」が2021年上期まで続きます。

CREALの運用期間の構成比の推移

その間、2020年下期と2021年上期に18カ月(赤)と24カ月(紫)を投入し、2021年下期に一気にオール18カ月へ。

しかし、翌2022年上期は12カ月以下が入りいったん揺り戻し。

翌2022年下期からは完全に「18カ月時代」になり、そこから24カ月の比率を高めてついに「24カ月時代」になったということです。

右田さん
右田さん

CREALも様子を見ながらだったのかも。

タロウさん
タロウさん

ここまで長期化の歴史でした!

リスクとリターンのバランスは?

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ところで、長期化によるリスクの増加にリターンは見合っているのでしょうか?

 

リスクは増したがリターンは低下

結論から言うと「リスク増加でリターン低下」です。

 

リスクは増した

運用期間が長くなると不確実性が上昇します。

CREALはキャピタルゲイン型なのでなおさらです。

また、運用期間は24カ月と長くなりましたが、劣後出資比率は5%のままです。

運用期間の長期化によりCREALのリスクは増したと言わざるを得ないでしょう。

 

リターンは低下

一方、リターンである利回りは低下しています。

2021年上期の「12カ月時代」終盤から青の運用期間は徐々に長期化していきました。

一方、赤の利回りは徐々に低下しています。

CREALの平均運用期間と平均利回りの推移

「24カ月時代」が本格化した2023年下期は一気に0.3%のダウンです。

左野くん
左野くん

明らかすぎて草

 

投資条件は悪化

グラフが明白に示す通り、2021年上期以降、運用期間が徐々に長期化する一方で利回りは徐々に低下。

リスクは増えてリターンはダウン

それってどうなのYO!と言いたくなるのではないでしょうか?

右田さん
右田さん

ちょっとひどいよ…

 

投資スタイルに合わせて選択を

長期化にはメリットもある

ただ、運用期間の長期化にはメリットもあります。

まず、短期でいちいち再投資するのは面倒という人がいますよね?

CREALは不動産クラファンでは珍しい途中分配(原則四半期ごと、一部半期ごと)がある業者です。

長期に渡って放ったらかしで安定収益を得たい。

そういう投資家にとって長期化はメリットです。

左野くん
左野くん

確かに毎回クリック合戦は面倒。

 

自分の投資スタイルに合わせて選ぼう

僕は極端なまでの超絶リスク拒否派ですので、業者を問わず12カ月を超えたら自動的に選択肢から排除です。

逆に長期の方が良いという投資家もいます。

大切なのは投資のマイルールを作り守ること。

自分の投資スタイルに合わせて選ぶのが良いでしょう。

タロウさん
タロウさん

マイルール大切です!

 

36カ月時代は来るのか?

ところで、24カ月時代の次に「36カ月時代」は来るのでしょうか?

CREALの今年最初の案件は運用期間36カ月でした。

CREALの今年最初の案件

こちらはCREALとしては高めの利回り4.6%で埋まりましたが、2月に出した36カ月案件は満了までかなり苦戦しました。

いくら上場系のCREALと言えど、3年はやはり怖いですよね?

右田さん
右田さん

何があるか分からないだけに。

また、運用期間が比較的長いOwnersBookでも、過去1年の平均は25.2カ月長期は31カ月が標準です。

オルタナバンクも30カ月を超えると応募率が一気に下がります。

オルタナバンクの長期案件

CREALも当然、こういった他社の動きは見ているでしょう。

ですので、さすがに36カ月を標準にすることはないのではないでしょうか?

以上、CREALの長期化についてでした。

タロウさん
タロウさん

36カ月はご勘弁!

 

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