あの業者は今？最近ごぶさたの5業者の今後を予想

新しいソシャレン、クラファン業者が現れる一方で、最近あまり動きがない業者がありますよね？

特に気になるのが、それなりの存在感がありながら、長らく募集が止まっている業者。

今回はそんな5つの業者について、今後どうなるのか予想してみます。

 

 

募集が止まっている業者の今後を予想

それではさっそく募集が止まっている業者を見ていきましょう。

 

J.LENDING

2015年運営開始の老舗業者J.LENDINGですが、長らく「あの人は今？」状態が続いています。

プチ解説 業者とは？

 

過去1年の募集実績

昨年9月8日のLF81号案件を最後に、募集が行われていません。（2024年5月は本記事掲載時点、以下同）

プチ解説 案件とは？

 

このまま終わると予想

J.LENDINGはこのまま募集なしが続いて、今年の秋に全案件の償還を終了した時点で運営を終了すると思います。

プチ解説 償還とは？

 

確かにJALCOホールディングスの直近の決算短信には、ソシャレン事業を継続するとの趣旨の記述があります。

ただ、そうは言いつつ募集が8カ月も止まったままですし。

また、かつてJ.LENDINGで借り手の常連だったエバーレンディングとTTクレジットはバンカーズの案件の借り手に移ったままです。

それと、これは僕の記憶違いかもしれませんが。

以前の決算説明動画で田辺社長が「ソシャレンとか他のことをやるよりアミューズメントに全振りした方が効率が良い」みたいなことを言っていた覚えがありまして。

ソシャレン事業＝J.LENDINGはこのまま終わると予想します。

 

bitREALTY

ケネディクスと野村総研の合弁事業として始まったbitREALTYも、ごぶたさが続いています。

 

過去1年の募集実績

2023年上期は月1ペースの募集でしたが、すでに募集ゼロが続くこと半年。

 

このまま終了も…

bitREALTYは今年2月9日に海老名案件の運用期間6カ月延長を同案件の出資者に通知しました。

その通知以降、新たな募集は行われていません。

海老名案件が一区切りつくまで、新規の募集は行わないでしょう。

プチ解説 運用期間とは？

 

運営会社の親会社であるケネディクスから見たら、bitREALTYの事業規模は小さいですからね。

このまま終わりの可能性もあるかと。

 

ASSECLI

ASSECLIも募集が止まっていますが、こちらは心配していません。

 

過去1年の募集実績

昨年11月を最後に募集が止まっています。

 

新案件を準備中

今年4月、Webメディア「ゴクラク」にインタビュー記事が掲載されました。

その中でASSECLIの運営会社エボルゾーンの藤本氏が次のように語っています。

現状（2024年4月時点）、昨年の11月からファンドの提供がない状態が続いているのでヤキモキされている方もいらっしゃるかもしれないのですが（苦笑）、今まさに水面下でいろいろと動いているところです。

運営会社のエボルゾーンとしてもそうですが、「アセクリ」としてもリブランディングを進行しているところでして、今後はさらに面白いと感じてもらえるようなファンドの組成を考えています。

近いうちに新案件が募集されるでしょう。

プチ解説 ファンドとは？

プチ解説 組成とは？

 

 

プレファン

僕の大好きなプレファンですが、どうなるか予想がつかないです。

 

過去1年の募集実績

2024年に入ってまだ募集が行われていません。

 

復活を切望！

プレファンの運営会社であるプレサンスコーポレーションは投資用マンションの販売会社です。

プレファンを運営する狙いについて、同社の決算説明資料には次のように書かれています。

未経験者、若年層や小口投資家向けに、不動産投資を経験する機会を創出
新築・中古ワンルームマンション販売の将来の顧客づくり

こういうことです。

 

プレファンで投資を経験することで、将来的にマンションを買ってもらいたい。

つまり、プレファンは自社の本業であるマンション販売のための営業ツール。

それゆえ、プレファンで投資家に損をさせることは100％ありえない。

ガチガチに堅い業者として、僕が過去すべての案件に応募してきた理由です。

 

それが長らく募集をストップ。

もしかしたら「マンション販売につながらないと判断」したのかな？と。

僕にとって超重要な投資先ですので、そうではないと信じたい。

プレファンの復活を切望します！

 

property+

property+はまず間違いなく復活します。

 

過去1年の募集実績

最後に募集が行われたのは2023年4月で、その分も含めて全案件が償還済みとなっています。

 

社長が再開予定と発信

property+では2023年9月から2024年3月にかけて、桜山案件8～12号が延滞となりました。

今年4月に5案件とも償還されましたが、この延滞が原因で新案件の募集をストップしていたのでしょう。

プチ解説 延滞とは？

 

いや、それはありえません。

今年3月に運営会社であるリビングコーポレーションの鈴木社長がXで次のように発信しています。

ご心配おかけしました。m(__)m。今、諸事情から少々お休みしておりますが、来期は再開の予定なので、今しばらくお待ちください！

— 鈴木英樹＠リビングコーポレーション代表 (@hideks0919) March 29, 2024

 

社長が再開すると言った以上、社員は再開させるしかないですよね。

リビングコーポレーションの決算期は3月なので、すでに来期に入っています。

そろそろ新案件が募集されることでしょう。

 

お久しぶりを期待！

以上、5社の今後を予想してみました。

 

業者が減ると投資の選択肢が減ります。

特にJ.LENDINGのような実績豊富な業者や、プレファンのようなガチ堅業者がなくなるのは、投資家として痛いですよね？

長らくごぶたさの5社ですが、お久しぶり！と復活してくれることを祈っています。