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【最新】J.LENDINGの評判・口コミとデメリット・リスク

【2024年2月6日更新】

「J.LENDINGで投資しても大丈夫?」という方へ。

クラウドファンディングで1億9千万円以上を投資してきて損失ゼロの僕の結論は以下の通りです。

  • 結論:J.LENDINGはおすすめ
  • 運営会社が上場企業で安心
  • 高利回りで投資しやすい
  • サブの投資先として優秀

この記事ではJ.LENDINGで投資してきた現役投資家の立場で詳しく解説します。

タロウさん
タロウさん

悪いところも語ります!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

J.LENDINGの評判と口コミ

評判のタイトル画像

それではさっそく、J.LENDINGの評判と口コミから見ていきましょう。

 

否定的な評判と口コミ

投資できない時もある

J.LENDING瞬殺。。
J.LENDINGまったく間に合わなかった。キャンセル待ちになった。

普段は投資しやすいですが、募集額が千万円台の時はクリック合戦になります。

 

抽選方式の募集がない

抽選方式もあるとうれしいです…

J.Lendingは抽選方式がありません。

ただ、瞬殺することは少ないので影響は大きくないかと。

 

早期償還になることもある

J.Lendingが早期償還だったのですが、募集がなかったので銀行口座に戻ってきてしまった… さぁ、どうしたものか?

早期償還で運用期間が予定より短くなることもあります。

 

サイトが重い時がある

J.LENDINGのLF58に投資しました
今日はめっちゃ重かったです

募集額が少ない時はサイトが重くなることもあるようです。

 

募集が減ってきた

J.LENDING最近募集が少なくなりましたね
フェードアウトしないでほしいなぁ…
右田さん
右田さん

募集が減ってるのは心配だよね。

 

肯定的な評判と口コミ

投資しやすい

J.Lending、開始同時で申し込むつもりだったのに、別件に集中して忘れておりすっかり出遅れを
午後になって思い出し慌ててサイトを開いたら、運良く空きが
無事、申し込めました

J.LENDINGが他社と違うのは「投資しやすい」という評価が多いことです。

50万円のハードルで参加者が少ないので、競争率が下がり投資しやすいという意見もありました。

 

キャンセル待ちで投資できることもある

昨日のJ.LENDING、申し込もうとしたら募集残40万円!
最低投資額が50万円なので投資できず。
しかたなくキャンセル待ちで応募したら、さっき受付メールが届いた
キャンセルが出てくれたみたい。

 

乗換投資ができるのが便利

J.LENDINGで乗換投資できました!
クリック合戦なし投資できるのでうれしい~

既存投資家優遇で運用が終わったら次の案件に乗換投資できるのも評判が良いです。

タロウさん
タロウさん

また口コミが出たら追加します!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGの概要

概要のタイトル画像

次にJ.LENDINGの概要です。

 

基本情報

J.LENDINGのサイトの画像

J.LENDINGの基本情報は以下の通りです。(2024年2月6日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 J.LENDING
運営会社 株式会社ジャルコ
運営開始 2015年12月
累計調達額 104億430万円
利回り 5.5~6.0%
運用期間 12~18カ月
最低投資額 50万円

運営開始以来、利払いの遅れやデフォルトは起きていません。

左野くん
左野くん

投資家の被害はゼロだよ。

●公式サイト:J.LENDING

 

投資の仕組み

J.LENDINGはソーシャルレンディングというタイプの投資です。

どのような投資なのか仕組みを簡単に説明します。

タロウさん
タロウさん

ご存知の方は次に飛んでください!

次に飛ぶ

 

ソーシャルレンディングとは?

ソーシャルレンディングは「投資家のお金を企業に貸して利息で儲ける投資」です。

ソーシャルレンディングの仕組みの説明図

  1. 投資家が出資する
  2. そのお金をソシャレン業者が企業に貸す
  3. 企業が利息を付けて返す
  4. 投資家に利益を分配する
  5. 投資家に元本を返す
右田さん
右田さん

私たちのお金を企業に貸すのね。

J.LENDINGは投資家と企業との間で作業を代行するソーシャルレンディング業者です。

 

ソーシャルレンディングの本質は貸金業

お金を貸して利息で儲ける。

つまり、ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

貸金業と聞くと不安に感じるかもしれませんが。

私たちは銀行を経由して企業にお金を貸して利息を得ていますよね?

銀行とソーシャルレンディングの比較

間接的な貸金業という点で、ソーシャルレンディングの仕組みは銀行と同じです。

タロウさん
タロウさん

銀行の代わりにJ.LENDING経由でお金を貸します!

 

運営会社と経営者

次にJ.LENDINGの運営会社と経営者です。

運営会社はジャルコ

ジャルコのサイトの画像

J.LENDINGの運営会社はジャルコです。

会社名 株式会社ジャルコ
代表者 代表取締役 田辺順一
本社 東京都中央区日本橋2丁目16番11号
設立 1956年3月9日
資本金 3億5,000万円
株主 JALCOホールディングス(100%)
左野くん
左野くん

どんな会社なの?

 

上場企業がJ.LENDINGを運営

ジャルコの親会社は東証スタンダード上場のJALCOホールディングスです。

JALCOホールディングスのサイトの画像

グループの持株会社で実質的にジャルコと同一企業です。

ですので、J.LENDINGは上場企業が運営するソーシャルレンディングです。

右田さん
右田さん

上場企業だと安心ね。

 

ジャルコの主要事業

ジャルコは主に以下の事業を行っています。

  • 不動産賃貸事業
    • 企業に土地や建物を貸す
    • 賃貸収益を得る「大家さん業」
  • 貸金事業
    • 企業に資金を融資
    • 個人相手の消費者金融ではない

そして、我々投資家がJ.LENDINGでお金を貸す相手はジャルコの貸金事業での優良な借り手です。

つまり、

  1. ジャルコの貸金事業で
  2. 返済実績が優良な借り手に
  3. J.LENDINGで投資家のお金を貸す
タロウさん
タロウさん

安全性が高い借り手にお金を貸します!

 

ジャルコの経営状況

ジャルコを含むJALCOホールディングスの経営状況は以下の通りです。(連結、単位:百万円)

JALCOホールディングスの売上高の推移

決算期 売上高 経常利益 純資産 自己資本比率
2019年3月 1,158 433 8,726 44.3%
2020年3月 1,724 613 9,211 32.9%
2021年3月 2,717 793 13,880 37.9%
2022年3月 2,782 1,001 14,007 28.9%
2023年3月 4,963 2,267 15,662 27.8%

コロナ禍でも増収増益を続けており、純資産は156億円です。

左野くん
左野くん

運営会社の経営が盤石なのは安心。

 

ジャルコの経営者

ジャルコの経営者は田辺順一氏です。

  • 1965年11月三重県伊勢市生まれ
  • 1990年3月:一橋大学商学部卒
  • 1990年4月:野村證券入社
  • 2002年4月: 同、企業金融二部課長
  • 2004年8月:アイ・キャピタル証券入社
  • 2006年8月:MTラボ入社
  • 2009年6月:ジャルコ取締役
  • 2011年2月:ジャルコ代表取締役社長(現任)
  • 2011年10月:JALCOホールディングス代表取締役社長(現任)

一橋大学を卒業後、野村證券などを経てジャルコに入社しました。

社長就任後に従来の電気部品の製造業から金融・不動産業に事業転換し業績を急上昇させています。

タロウさん
タロウさん

運営会社、経営者ともに安心です!

 

募集状況

次にJ.LENDINGの募集状況を見ていきます。

 

募集実績

まず、運営開始以来の募集実績です。(2024年は1月募集分まで)

J.LENDINGの募集額の推移

年度 案件数 募集額
2020年 14件 12億8,000万円
2021年 27件 32億4,500万円
2022年 21件 33億3,500万円
2023年 5件 14億円
2024年 0件 0円

ソーシャルレンディング事業は2015年から行っていますが、当初は募集が年に数件と小規模でした。

2020年から募集額が急増し、翌2021年は前年比で2.7倍に急成長しました。

しかし、2022年後半から大幅に減速しています。

タロウさん
タロウさん

最近ちょっと低調です…

 

募集頻度と1回あたり募集額

次に1カ月の平均募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は1月募集分まで)

J.LENDINGの月平均募集回数と1回あたり募集額

時期 月平均募集回数 1回あたり募集額
2020年 1.2回 9,143万円
2021年 2.3回 1億2,019万円
2022年 1.8回 1億5,881万円
2023年 0.4回 2億8,000万円
2024年 0.0回

2022年上期には月平均募集回数が2.5回、募集額も1回あたり平均1億円を超えるまでに成長しました。

ただ、2022年秋から急激に募集ペースが鈍化し、2023年9月を最後に募集が止まっています。

右田さん
右田さん

元のペースに戻ってほしいね。

 

利回りと運用期間

直近1年間(2023年2月~2024年1月)に募集された案件の利回りと運用期間は以下の通りです。

 

利回り

利回りは最低5.5%、最高6.0%、平均5.9%でした。

J.LENDINGの利回りの分布

利回り 案件数 構成比
5%台 1件 20.0%
6%台 4件 80.0%

最近はFundsやAGクラウドファンディングなど、利回りが1~2%台の業者も増えてきました。

また、不動産クラウドファンディングも上場系を中心に2~3%台が多くなりつつあります。

そんな中、大半の案件が利回り5%以上のJ.LENDINGはかなりの好条件といって良いでしょう。

左野くん
左野くん

利回りが高いのはうれしい。

 

平均利回りの推移

利回り水準がどのように変わってきたかも見てみましょう。(2024年は1月募集分まで)

J.LENDINGの平均利回りの推移

時期 平均利回り
2020年 5.3%
2021年 5.6%
2022年 5.5%
2023年 5.9%
2024年

2020年以降、平均で5%中盤の利回りが完全に定着しました。

非上場の中小業者ならともかく、上場企業直営のソーシャルレンディングで5%台中盤は十分に高水準と言えます。

他のソシャレン業者で利回りの低下が続く中、J.LENDINGの利回り傾向は好印象です。

 

運用期間

運用期間は最短12カ月、最長18カ月、平均13.6カ月でした。

J.LENDINGの運用期間の分布

利回り 案件数 構成比
7~12カ月 2件 40.0%
13~18カ月 3件 60.0%

以前は半分以上の案件が運用期間1年以内でした。

しかし最近は1年を超えるものが多くなりつつあります。

右田さん
右田さん

運用期間が短い案件を選ぼうね。

 

手数料

J.LENDINGの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 無料

投資家負担は投資するお金を入金する際の振込手数料だけです。

なお、振込先の口座はみずほ銀行なので、みずほ以外の銀行からの振込では手数料が発生します。

タロウさん
タロウさん

ここまで概要でした!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGのデメリットとリスク

デメリットのタイトル画像

次にJ.LENDINGのデメリットとリスクです。

 

元本と利益は保証されない

元本と利益は保証されません

最悪の場合、分配金が受け取れず元本も戻ってきません。

余裕資金での投資を心がけましょう。

左野くん
左野くん

他の業者も同じだよ。

 

途中解約できない

いったん投資すると途中解約はできず、運用期間が終わるまでお金は引き出せません。

安全のためできるだけ運用期間が短い案件を選ぶことをおすすめします。

 

最低投資額が高い

最低投資額は50万円で、追加も10万円単位と大きいです。

J.LENDINGの最低投資額

少額での投資ができず、資金が少ない投資家には使いにくいかもしれません。

タロウさん
タロウさん

好条件の案件に絞って投資しましょう!

 

担保の安全性が途中で変わる

担保の安全性が途中で変わることがあります。

右田さん
右田さん

どういうこと?

仮に、1億円の土地を担保に5千万円を融資するA案件に投資したとします。

この時点でA案件のLTVは50%です。

  • 担保:1億円
  • 融資額:5千万円
  • LTV:50%
左野くん
左野くん

かなり安全だね。

このあとで、同じ土地を担保に3千万円を融資するB案件が募集されました。

J.LENDINGでは多くの場合、A案件とB案件の返済の優先順位は変わりません。

この結果、A案件のLTVが80%に変わるのです。

  • 担保:1億円
  • 融資額:8千万円
    • A案件分:5千万円
    • B案件分:3千万円
  • LTV:80%
右田さん
右田さん

え~っ!

LTV50%で安全だと思って投資したのに、あとから80%に変わる。

ちょっと困りますよね?

左野くん
左野くん

どうすれば良いの?

J.LENDINGでは案件を募集する際に、同じ担保で追加融資を最大いくら行う可能性があるかが明示されます。

それを見てなるべく担保に余裕がある案件を選ぶようにしましょう。

 

借り手が中小企業中心

J.LENDINGの借り手は中小企業が中心です。

信用力が低く、返済できなくなる可能性がゼロとはいえません。

その場合は担保を処分して貸したお金を回収することになります。

ですので、担保がしっかりしているかをチェックしましょう。

 

借り手が偏る

J.LENDINGは借り手を厳選しているので借り手が少ないです。

このため同じ借り手がよく出てきます。

安全のため、同じ借り手の案件は避けることをオススメします。

タロウさん
タロウさん

ここまでデメリットとリスクでした!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGのメリット

メリットのタイトル画像

次はJ.LENDINGのメリットです。

 

運営会社が上場企業

JALCOホールディングスのサイトの画像2

J.LENDINGの運営会社は上場企業です。

非上場の企業に比べて信頼性が高く、経営数値なども公開されます。

それらをチェックすることで安全性を高められます。

右田さん
右田さん

やっぱり上場系は安心。

 

貸金業のノウハウがある

ジャルコのサイトの画像

ソーシャルレンディングの本質は貸金業です。

そして、貸金業はジャルコの主力事業の一つです。

貸金業のノウハウを持つジャルコが運営しているので安全性が高まります。

タロウさん
タロウさん

貸金業のプロが運営しています!

 

事業者リスクが低い

ソーシャルレンディングでは過去に複数の事業者で不正が発生しました。

J.LENDINGではそういった事業者リスクは低いです。

 

J.LENDINGの重要度は低い

ジャルコのサイトの画像2

ジャルコの売上高に占めるJ.LENDINGの割合は数%にすぎません。

そんなJ.LENDINGで不正を行い主力事業に悪影響を及ぼすことは考えにくいです。

タロウさん
タロウさん

主力事業が好調なのでサブで変なことはしません!

 

田辺氏はJALCOホールディングスの筆頭株主

JALCOホールディングスのサイトの画像3

ジャルコ社長の田辺氏はJALCOホールディングスの筆頭株主です。

J.LENDINGで不正が発覚し株価が下がると、田辺氏は数億円の損失をこうむります。

この点でもJ.LENDINGで不正が行われる可能性は低いです。

 

利回りが高い

J.LENDINGは多くの案件で利回りが5%以上です。

J.LENDINGの利回りの分布

利回りが1~2%台の業者が増えている中、高い水準を維持しています。

 

競争率が低く投資しやすい

J.LENDINGは人気業者に比べると利用者が少ないです。

また、1回の募集額が平均1億円を超えています。

最近は人気が上がってきましたが、募集開始と同時に応募すれば高い確率で投資できる状況です。

タロウさん
タロウさん

翌日まで余ることもあります!

 

既存投資家優遇制度がある

J.LENDINGで一度投資すると、新しい案件に投資しやすくなります。

  1. 投資する
  2. 運用が終わる
  3. その時に募集される案件に他の投資家より先に応募できる

戻ってくるお金で再投資できるので資金効率が良く、銀行の振込手数料も節約できます。

 

手数料が少ない

J.LENDINGで投資家が負担するのは投資するお金を入金する際の振込手数料だけです。

他の業者に比べて手数料が少ないです。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGの注意点と対策

注意点のタイトル画像

J.LENDINGの注意点と対策です。

 

安全性はジャルコ次第

ジャルコのサイトの画像

J.LENDINGの安全性の裏付けは、運営会社のジャルコの業績が好調なことです。

ジャルコが傾くとJ.LENDINGも傾きます。

直近の決算を見る限り依然として業績は好調のようですが。

ジャルコに関するニュースや株価などには注意を払いましょう。

左野くん
左野くん

ジャルコが危なくなったらすぐに逃げる。

 

借り手企業が少ない

J.LENDINGは安全性を重視し借り手を厳選しています。

その結果、借り手企業が多くなく同じ借り手の案件がよく出るのです。

リスクを下げるため、同じ借り手の案件に重複して投資しないようにしましょう。

タロウさん
タロウさん

同じ借り手が続く時は投資しない勇気も必要です!

 

多数の案件に投資するのは難しい

投資回数を増やしにくい

J.LENDINGには以下の難点があります。

  • 最低投資額が50万円
  • 借り手が少ない
  • 募集は数カ月に1回

借り手の重複も考えると毎月いくつもの案件に投資するのは無理ですよね?

右田さん
右田さん

資金の問題もあるしね。

 

堅い案件に数カ月に一度投資

そこで最初から割り切って、

  1. 多数の案件に投資できることは期待せず
  2. 堅い案件を選んで数カ月に一度投資する

ことをおすすめします。

それでも最低投資額が50万円と多いので、分配金はそれなりの金額になります。

仮に以下のような案件だと分配金は25,000円です。

  • 利回り:5%
  • 運用期間:12カ月
  • 投資額:50万円
  • → 分配金:25,000円

数カ月に1回、25,000円が入ってくるなら悪くないですよね?

堅い案件を選んで投資するサブの投資先と位置付けるのがJ.LENDINGの上手な使い方です。

タロウさん
タロウさん

サブとしては超優秀です!

 

他の業者も合わせて使う

ただ、J.LENDINGだけで投資額を増やすことは無理です。

なので、他の業者も合わせて使いましょう。

僕はこれまでに100社以上の業者で会員登録しており、常に20社以上で投資しています。

分散投資の事例

 

僕のおすすめの業者は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

【2024年4月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)を紹介します。
【2024年4月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選8社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

 

こちらの記事ではソシャレン、クラファン、すべての業者をリストアップしています。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全123業者の一覧
【2024年4月1日更新】全123業者(ソーシャルレンディング24社、不動産投資型クラウドファンディング90社、その他のクラファン9社)の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。
タロウさん
タロウさん

業者を増やすと分散投資になります!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGでの僕の投資実績

僕の投資実績のタイトル画像

J.LENDINGでの僕の投資実績を公開します。

 

僕の投資実績

僕がこれまでに投資したのは以下の15案件です。

投資時期 利回り 運用期間 投資額
2019年11月 4% 4カ月 50万円
2019年12月 4% 6カ月 50万円
2020年1月 4.5% 4カ月 50万円
2020年2月 4.7% 3カ月 50万円
2020年5月 5.1% 6カ月 50万円
2020年6月 4.5% 5カ月 50万円
2020年6月 4.7% 7カ月 50万円
2020年10月 5.1% 2カ月 50万円
2020年11月 5% 4カ月 50万円
2020年12月 7% 6カ月 50万円
2021年1月 5% 5カ月 100万円
2021年4月 5% 4カ月 50万円
2021年6月 4.5% 5カ月 50万円
2021年7月 5.5% 6カ月 50万円
2021年9月 5.5% 5カ月 50万円

平均で利回り4.9%運用期間4.8カ月です。

最近は10~12カ月の案件が増えてきたため、あまり投資できていません。

左野くん
左野くん

短期の案件を選んでるんだね。

 

たまに投資でガッツリ儲かる

借り手の重複を避けているので、2021年に投資したのは5案件だけです。

ですが、その5案件で分配金は6万5千円です。

5回応募するだけで6万5千円ゲットなら悪くないですよね?

たまに投資してガッツリ儲かる。

J.LENDINGは優秀なサブの投資先です。

右田さん
右田さん

コスパの良い投資先だね。

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGの会員登録の注意点

会員登録の注意点のタイトル画像

会員登録の際の注意点を箇条書きで挙げます。

 

会員登録のポイント

条件

  • 20歳以上74歳以下
  • 法人登録可(国内法人に限る)

 

手続きの流れ

  • 他の業者と同じ
  • スマホで本人確認をするeKYCには非対応
  • 確認キーが書かれたハガキが送られてくる
    • 転送不可の簡易書留で
    • ログイン後に確認キーを入力して登録完了

 

本人確認資料として使えるもの

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 国民健康保険
  • 住民票
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 国民年金手帳

 

提携銀行

  • みずほ銀行
  • 出金手数料は業者負担(無料)

 

所要日数

  • 明確な基準や目安はない
  • 僕の場合、申請3日後にハガキが届きました

 

会員登録の注意点

入金時の注意

  • 出資金の振り込みは本人名義の口座からに限る
  • 会員登録時に登録した口座以外からも可
タロウさん
タロウさん

本人名義以外からは不可です!

●公式サイト:J.LENDING

J.LENDINGのまとめ

まとめのタイトル画像

最後に要点をまとめます。

 

J.LENDINGの要点

J.LENDINGの要点は以下の通りです。

  • 主なデメリット
    • 最低投資額が50万円
    • 借り手企業が少ない
  • 主なメリット
    • 業績好調な上場企業が運営
    • 利回り高め、運用期間短め
    • 競争率が低く投資しやすい
  • 注意点と対策
    • ジャルコの動向に注意
    • 借り手の重複を避ける
    • 堅い案件に数カ月に一度投資
    • 他の業者も合わせて使う

 

サブの投資先としてオススメ

J.LENDINGのサイトの画像

上場企業が運営、利回り高め、投資しやすい。

投資の機会は多くないけれど、ガッツリ儲かる。

J.LENDINGはサブの投資先として超優秀です。

 

J.LENDINGの利回りの分布

利回り1~2%台の業者が増える中、コンスタントに5%以上が出るのはJ.LENDINGの大きな魅力です。

借り手の重複に注意した上でJ.LENDINGを活用し、あなたの資産を増やしましょう。

J.LENDINGで会員登録する(無料)

タロウさん
タロウさん

利回り5%をゲットしましょう!

 

「他の業者はどうなんだろう?」
この他のソシャレン、クラファン業者の徹底解説記事は↓コチラです!
その業者で投資して大丈夫?
リスクや悪いところも含めて現役投資家がホンネで語ります。 ソシャレン、クラファン各社の徹底解説記事です!

コメント

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系」とは、運営会社やその親会社が上場企業であることを指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと考える投資家が多いです。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系」とは、運営会社やその親会社が上場企業であることを指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと考える投資家が多いです。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

ソーシャルレンディングの仕組み

案件の募集で集められた投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこない場合があります。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すことを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。