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JC証券の細野豪志氏への5千万円資金提供、各メディア報道まとめ

JC証券による細野豪志議員への5千万円選挙資金提供疑惑。

6月27日の朝日新聞がスクープし、僕も説明の記事を書きました。

グリーンインフラレンディング関連会社が細野議員に政治資金提供?
グリーンインフラレンディングの親会社JCサービスの元民主党の細野豪志議員への政治資金提供疑惑。JCサービスと細野議員のつながり、JC証券取締役の3人の元議員の詳細情報、ソーシャルレンディングに与える影響、maneoの問題について解説します。

グリーンインフラレンディングの資金流用疑惑のときは、報じたのはNHKと日経新聞だけでしたが。

さすがに選挙資金となると報じるメディアが一気に増えますね。各社の報道をまとめます。

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

最初に説明

事件の内容が分かっている方は読み飛ばしてください。

細野議員の事務所が昨年の衆院選期間中に、JC証券に5千万円の借入れを依頼し、JC証券はこれに応じました。

ところが、細野議員は公職選挙法に基づく報告を行わず、資産報告書で報告していました。

さらに、当初は資産報告書に借入れゼロと記載していました。ここが問題となっています。

僕たちソーシャルレンディング投資家にとって問題なのは、JC証券の親会社がJCサービスであり、JCサービスの子会社がグリーンインフラレンディングであること。

つまり、JC証券とグリフラはともにJCサービスの子会社で、JCサービスを介してつながっている点です。

では、各社の報道をまとめます。

各社の報道

なお、時系列で並べています。下に行くほど新しい記事です。

 

朝日新聞

第一報でした。

細野豪志氏、衆院選中に5千万円受け取り 証券会社から(6月27日3時0分)

  • 細野氏が昨年10月の衆院選期間中に、都内の証券会社から5千万円を受け取っていたことが分かった。
  • 今年3月に証券取引等監視委員会が証券会社に5千万円の支出について報告を求めた。
  • これを受けて細野氏は、借入金をなしとしていた資産報告書を、借入金5千万円と訂正した。

事実を詳細に伝えています。JC証券、JCサービス、グリーンインフラレンディングの社名は出していません。

 

「選挙資金と疑われる」細野氏に提供した証券会社で批判(6月27日3時1分)

朝日新聞の第2報です。有料会員限定の記事で、貧乏人の僕は途中までしか読めないのですが。(^^ゞ

  • 細野氏からの借入れ依頼に対し、JC証券では取締役会が開催された。
  • 役員からは「趣旨が不明」「選挙工作資金のように疑われる」との批判が出た。
  • しかし、当時、JC証券代表取締役会長であった中久保正己氏(JCサービスとグリーンインフラレンディングの社長)は「しっかりした人だから問題ないと思った」と語り、貸付が決定された

日本経済新聞

細野元環境相、5千万円借用記載せず 17年衆院選直前(6月27日11時38分)

金融絡みのスクープを朝日に抜かれて怒り心頭かな?

  • 細野氏が昨年10月の衆院選期間中に証券会社から借入れた5千万円を資産報告書に当初記載していなかったことが判明。
  • 細野氏は4月に借入金5千万円と訂正、同月に返済。
  • 同氏事務所は「個人的な借入金で問題ない」「利子を含めて返済しており何の問題もない。資産報告書の訂正は事務的なミス」と説明。
  • 5千万円が選挙資金等であれば公職選挙法等に違反。罰則あり。
  • 当該証券会社は旧民主党など元国会議員3人が取締役を務める
  • 証券会社は「細野氏個人に利息付きで契約書を交わし、通常の業務の一環として短期貸し付けした」と説明。
  • 証券会社の親会社は再エネ開発を手がけており、元環境相の細野氏を「応援する目的もあった」と説明。

証券会社名などは明かしていませんが、3名の元議員が役員を務めていること、細野氏を元環境相であることから応援する目的があったことを独自に報じました。

 

読売新聞

細野元環境相、衆院選期間中に5千万円借り入れ(6月27日12時1分)

独自内容だけ書きます。読売プレミアムの会員じゃないので途中までしか読めておりません。涙

  • 証券会社によると細野事務所から昨年の衆院選公示前後に「政治活動を支援する目的」で貸付の依頼があった。
  • 証券会社のグループ企業の再エネ開発会社は、投資募集会社を通じて募った資金について投資家への説明に虚偽があったとし、証券取引等監視委員会が1月末以降調査を進めていた

「投資募集会社」がグリーンインフラレンディングなのかmaneoなのか明示されていませんが、この報道が確かならば、監視委員会によるグリフラ資金への調査は今年1月から行われていたことになります。

僕たちが知ったのは今月になってからなのに、実は5ヶ月も前から騒動が始まっていた。投資家には5ヶ月間も知らされていなかったってどういうこと?

 

毎日新聞

細野豪志氏、衆院選期間中5000万円借り入れ(6月27日12時49分)

  • 細野氏が昨年10月の衆院選期間中に、都内の証券会社から5千万円を借り入れていたことが判明。
  • 静岡県選管に提出した選挙運動費用収支報告書には借入れの記述はなく、公職選挙法抵触の可能性あり。
  • 12月14日に証券会社を調査していた財務省関東財務局が貸付金5千万円の利息が未払いになっていることを指摘。同社に報告を求めた。

内容のほとんどは朝日と同じですが、12月14日の件が独自内容です。

朝日の第一報では証券取引等監視委員会がJC証券に調査に入ったのは今年1月とされていましたが、その前の12月の時点で財務省が入っていたんですね。

ということは、JCサービスは半年近くもmaneoに黙っていた。もしくは、maneoがグリフラ絡みの問題を半年近くも把握できていなかったということになります。

今回の件、グリフラ、JCは言うまでもですが、maneoファミリーに対するmaneoの管理体制が大きく問われると思います。

 

時事通信

細野氏、選挙中に5000万円=証券会社から、報告書訂正-「政治資金で借り入れ」(6月27日13時11分)

前出とほぼ同じ内容です。独自内容は2点だけ。

  • 時事通信の取材に対して細野事務所は「政治資金として必要となる可能性を考慮して個人として借り入れたが、需要も発生せず使用しなかった」と文書で回答
  • 同じく時事取材に対して証券会社は「投開票日直前でもあり、選挙のためという認識はない」と話した。

 

東京新聞

細野氏、選挙中に5千万円収受 昨年10月、証券会社から(6月27日13時31分)

内容は既出と同じで目新しい内容はありません。

 

NHKニュース

細野氏 選挙直前に5000万円借り入れ 資産報告書に当初記載なし(6月27日13時47分)

NHKがニュースで報じました。特に新しい事実はありません。

  • 証券会社はNHKの取材に対し「環境政策に明るい細野氏を応援することを目的の1つとして5000万円を貸し付けた」と答えた。
  • また「毎月、利息を返済するという契約で貸し付けたが、はじめの4か月間は会社側のミスで返済を督促せず、ことし1月に4か月分の利息をまとめて支払ってもらった。その後は毎月返済を受け、ことし4月9日に元本を含めた全額をお返しいただいた。利息の金額については細野氏の了解を得ていないので現時点で答えられない」、「貸し付けたのは衆議院選挙の投票日の3日前だったので、選挙資金ではなくその後に必要な資金だったと認識している」とも述べた。

 

産経新聞

衆院選期間中に細野豪志氏、証券会社から5千万受領 資産報告書を訂正(6月27日13時55分)

  • 産経新聞の取材に対し証券会社は「選挙期間中だったが、選挙のため(の資金)という認識はなかった」とした。
  • 同じく貸付金の利息が最初の3ヶ月間支払われなかったことについて「弊社が督促しなかったため気づいた時点でまとめて支払ってもらい、それから毎月支払ってもらった」と説明。
  • 証券会社は昨年5月に再エネ開発会社が買収、11月に本店が那覇市から東京都港区に移転、旧民主、維新の元議員3人が取締役を務める。
  • 再エネ開発会社は大阪市に所在し、資金調達を巡って証券取引等監視委員会が金商法違反の疑いで調査を進めている。

社名は出していませんが、JC証券が昨年5月にJCサービスに買収されたこと、JCサービスの本社が大阪市で、グリーンインフラレンディングの一件で監視委員会から調査を受けていることを報じました。

 

TBSニュース

細野氏 5千万円借り入れ、衆院選直前に… 報告書記載せず(6月27日17時19分)

昨年の衆院選時に細野氏が所属した希望の党の党首であった東京都の小池知事に質問をしています。

  • (当時の希望の等との関係は?との記者からの質問に対し)「お金のことは全て自前でお願いしていました」

 

時事通信

与党の反応です。

細野氏は説明を=与党(6月27日17時22分)

  • 自民の岸田政調会長は記者会見で細野氏の一件について「政治家である以上、政治資金について国民から疑惑を受けているのであれば、しっかりと説明責任を果たすのが大事だ」と強調した。

岸田さん、勘弁してくれ。国会でグリフラの名前が出るとか悪夢だよ。

 

毎日新聞

細野氏、事務所「公選法に抵触せず」5000万円借り入れ(6月27日19時26分)

毎日の第2報です。他社が報じたい内容とほとんど同じですが、専門家のコメントだけ独自なので紹介します。

政治資金制度に詳しい岩井奉信日大教授(政治学)は「政治活動への借り入れであれば本来、選挙運動、政治資金いずれかの収支報告書に記載すべきだ。資産報告書にも当初記載していなかったことを考えれば、探られたくない資金だったと疑われても仕方がない。証券会社とどのような関係にあるのか、細野氏は説明を尽くすべきだ」と指摘した。

JC証券とどのような関係か?細野氏は説明しないでしょうから僕が代わりに説明します。

元国会議員で現JC証券取締役の田村謙治氏と松田学氏そして細野氏は大樹総研というコンサルでつながりがあり、また、田村氏は民主党議員時代は細野グループに属していました。そういう関係です。(詳しくは下の記事)

グリーンインフラレンディング関連会社が細野議員に政治資金提供?
グリーンインフラレンディングの親会社JCサービスの元民主党の細野豪志議員への政治資金提供疑惑。JCサービスと細野議員のつながり、JC証券取締役の3人の元議員の詳細情報、ソーシャルレンディングに与える影響、maneoの問題について解説します。

 

J-CASTニュース

J-CASTは今回の件に対するネット上の反応を取り上げました。

細野議員に5千万円貸し付けた証券会社 元民主党国会議員らが役員に並ぶ理由を聞くと…(6月27日20時43分)

  • 細野氏に5千万円を貸し付けた証券会社が、元民主党議員ら3人を役員にしていることにネット上で疑問の声が相次ぐ
  • 細野氏に貸し付けた理由について証券会社はJ-CASTニュースの取材に「過去に環境大臣をされており、自然エネルギーについても理解が深いと考えました。細野さんの政治活動を支援しようというのも目的の1つです」と説明。
  • 元議員が3人も役員に就任したことについては「回答については、差し控えさせて下さい」と回答。

この点についての明確な説明が求められるでしょう。

 

朝日新聞

スクープした朝日新聞が一夜明けて続報を出しました。

細野豪志氏への5千万円、原資は親会社からの増資資金(6月28日5時19分)

非常に重要な新事実が報じられています。朝日の記事から引用します。

証券会社が関東財務局に提出した資料や同社関係者の話などによると、証券会社は昨年10月13日、開発会社から2億5千万円超の増資資金を得た。また、同日ごろまでに、細野氏側から「政治活動を支援する目的で」貸し付けの依頼があり、資金提供を決めた。6日後の同月19日に、増資資金から5千万円を細野氏に提供したという。

実際の会社名を入れて、記事の内容を時系列でまとめます。

  • 2017年10月13日:JC証券が親会社のJCサービスから2億5千万円の増資資金を得た
  • 同日頃まで:細野氏側からJC証券に貸付の依頼
  • 2017年10月19日:JC証券がJCサービスから得た増資資金の中から、5千万円を細野氏に提供した

細野氏に貸し付けられた5千万円はグリーンインフラレンディングの親会社であるJCサービスから出たものであった。

僕たちソーシャルレンディング投資家にとってはダメージの大きいニュースです。

 

NHKニュース

NHKは先日のグリフラ問題の続報として報じました。

ソーシャルレンディング 証券取引等監視委が資金の流れなど調査(6月28日7時10分)

内容のほとんどは既知のものでしたが、新しい事実が衝撃の内容でした。

証券取引等監視委員会などが調査したところ、集めた資金の一部が投資家への事前の説明とは異なり融資先の企業から東京・港区にある子会社の証券会社に渡ったり、証券会社の当時の会長の口座に入金されたりしていたことが関係者への取材でわかりました。

つまり、グリーンインフラレンディングがmaneoマーケットで投資家から集めた資金が、親会社のJCサービスに融資され(ここまでは問題なし)、その一部が子会社のJC証券に渡り、さらに一部はJCグループトップの中久保正己氏の個人口座に入金された、ということです。

これは衝撃の報道です。グリフラは太陽光発電所の建設などを目的とし、投資家から資金を集めています。その資金が全然関係ないJC証券に渡っていた。完全にアウトです。

もしかしたら、JC証券から細野議員に渡っていたのでは?という疑惑も生みます。

さらに問題なのは、投資家から集めた資金の一部がJCグループトップの中久保氏個人の銀行口座に入っていた点です。あまりのお粗末ぶりに言葉も出ません。

この朝日新聞とNHKの報道のポイントについては以下の記事もご参照ください。

グリーンインフラレンディング関連会社の細野氏への資金提供で新事実
グリーンインフラレンディングの関連会社JC証券が細野豪志議員へ5千万円を提供していた問題で新事実が判明していました。ソホのしへの資金は親会社のJCサービスから渡ったもの。そしてグリフラが集めた資金がJC証券と中久保氏個人に渡っていた。

 

ロイター

細野豪志氏へ親会社資金提供か(6月28日10時29分)

この日の朝の朝日新聞の報道の後追いです。

  • 細野氏が受け取った5千万円は証券会社の親会社の再エネ開発会社から得た増資資金の一部だった疑い。
  • 証券取引等監視委員会は再エネ開発会社から資金集めの依頼を受けた投資募集会社を調査中

グリフラ、maneoマーケットの件にも言及していますね。

 

東京新聞

細野豪志氏へ親会社資金提供か 証券会社、選挙中5千万円(6月28日12時17分)

同じく朝日の後追いです。

  • 細野氏が提供を受けた5千万円は証券会社が親会社の再エネ開発会社から得た増資資金の一部だった疑い。
  • 証券取引等監視委員会は再エネ開発会社から資金集めを依頼された投資募集会社を調査中。
  • 資金の流れ、使途の解明を進めている。

再エネ会社はグリフラ親会社のJCサービス、投資募集会社はmaneoマーケットのことです。

東京新聞の記事では細野事件とグリフラの一件に一連のつながりがある?というニュアンスになっています。

 

FNNニュース

NHKが報じたグリフラ資金のJC証券、中久保氏個人口座への移動疑惑について、さらに踏み込んだ報道をしました。

原資は親会社の増資資産 細野豪志氏への貸し付け(6月28日12時56分)

  • 細野氏が受け取った5千万円は証券会社の親会社からの増資資金だった。(NHK報道の通り)
  • 親会社は投資募集会社を介してネットで資金を集めていたが、集めた資金の一部が証券会社に渡ったり、当時の会長の口座に入金された疑い。(これもNHK報道の通り)
  • 親会社が集めた資金が細野氏に渡っていたとみられ、証券取引等監視委員会が資金の流れを調査中。

赤字の部分は重要です。グリーンインフラレンディングが集めた資金が細野氏に渡った、という報道はこれが初めてです。

どこまで裏を取っているのか分かりませんが、監視委員会がそう疑っているならば一大事です。

逆にガセだったらFNNに火炎瓶の2つや3つ投げ込みたい迷惑憶測です。

 

ロイター

衆院選後使う可能性考慮と細野氏(6月28日13時39分)

  • 5千万円の問題で細野元環境相は28日に国会内で記者団に対し「選挙後に(当時所属していた)希望の党の運営に使う可能性に備えて、個人の判断で借りた」と説明。
  • 「自分も(同党の)他の候補者も選挙資金には使っていない」とも述べた。

 

TBSニュース

細野元環境相、「選挙資金ではない」と釈明(6月28日16時33分)

6月28日午後に細野氏が記者団の取材に応じました。細野氏の発言部分を抜き出します。

  • (5千万円の借り入れについて)「個人として借り入れをしたもので、選挙資金ではない」
  • 「私の個人の判断として、何らかの可能性に備えてですね、政治資金として使う可能性があるということについて、準備をしようということで。選挙資金ということについては、考えたことは全くなかった」
  • (借入れた理由について)「希望の党の創設に関わった人間として、選挙後のいろんな可能性に備えるため」
  • (収支報告書に借入金を記載していなかったことについて)「選挙後にお借りしたという思いだった。やや認識の違いがあった

 

THE PAGE

同じく取材対応についてです。

細野豪志氏「選挙資金と考えたことない」5000万円受領問題で釈明(6月28日18時25分)

  • (借入れた理由について)「個人の判断で、政治資金として活用する可能性があるとして5000万円を借り上げした。選挙資金と考えたことはまったくなかった」
  • 「(政党助成金は4月まで入ってこないため)その中で党をどうしていくか、それぞれの議員にもお金(助成金)が入ってこないので、何らか考えておかなければならないのではという意識があった」
  • 自身の進退については「法律に基づいてやった」との見解を示した。

 

毎日新聞

同じく取材対応についてです。

「選挙資金と全く考えず」5000万円借入で釈明(6月28日20時1分)

  • (選挙資金ではないかとの指摘について)「そんな大金は選挙に使うとは考えもできない。選挙資金と考えたことは全くなかった」

 

朝日新聞

同じく取材対応についてです。

細野豪志氏「選挙資金ではなかった」 5千万円受領問題(6月28日20時11分)

  • 「個人の判断として何らかの可能性に備えるために準備した。私自身の政治活動として使う意識もなく、実際に(自分の)政治団体も全く使っていない」と説明。
  • 自身や同党の候補者の選挙費用は「(それぞれが)自分で調達した」
  • (利子の支払いが遅れたことについて)「お金を借りるのが初めてで利子の支払い方などの認識がなかった
  • 「選挙後、慌ただしかった。(支払いが)不定期になった時期はあったが、最終的に返済時に利子も払った」
  • 利率は「常識の範囲」として明らかにしなかった。

 

産経新聞

グリーンインフラレンディングからの資金の流れに触れています。

細野氏への5000万円 証券会社が親会社から得た増資資金か(6月29日9時43分)

  • 細野氏が受け取った5千万円は証券会社が親会社の再エネ開発会社から得た増資資金の一部であった疑いが出た。
  • 証券取引等監視委員会は親会社の依頼を受けて資金を集めた投資募集会社を調査中。
  • 資金はバイオマス、太陽光発電の事業目的で集められたが、親会社が別目的で使った疑い。

やはり大手が安心か?

まさかこんな大きな騒ぎになるとは思ってもいませんでした。

グリーンインフラレンディングに投資している人は気が気じゃないでしょう。

僕はグリフラに投資しようとしたまさにその日に、例の自転車操業疑惑を知り投資を思いとどまりました。

あと一歩で僕もグリフラに投資していたので他人事ではありません。

グリーンインフラレンディングの一件での反省点と教訓とすべき点
グリーンインフラレンディングの一件で僕たち投資家が反省すべきこと、教訓として今後に活かすべきことを考えました。利回りに目を奪われた、事業者リスクを意識してなかったなど多々あるでしょうが、僕が最も反省したのは元本回収意識の欠如です。

こういうことがあると、やはり大手の業者の方が安心だと思ってしまいます。

僕は今は親会社が上場企業のOwnersBookなどをメインに投資しています。

当分の間は安全第一で手堅い業者でソーシャルレンディングをやっていきます。

コメント

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

保証と連帯保証

保証とは、

  1. 借り手が返済しない場合に
  2. 借り手に代わって返済する責任を負う

ことです。

保証では、貸し手は借り手が返済できなくなって初めて、保証人に返済を求めることができます。

これに対して連帯保証では、貸し手は借り手の返済能力の有無を問わず、連帯保証人に返済を求めることができます。

連帯保証の方が負う責任が重く、現在では連帯保証にすることがほとんどです。

担保

担保とはいわゆる「借金のかた」のことです。

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を企業などに貸します。

ソーシャルレンディングの仕組み

その際、借り手の企業は例えば企業が所有する土地を担保として提供します。

借り手が返済できなくなった場合、ソシャレン業者は土地を売却して貸したお金を回収します。

ソシャレンにおいて担保は万が一の場合の安全装置です。

利回り

利回りとは投資した金額に対する得られる利益の割合のことです。

例えば、100万円投資して利益が3万円の場合、利回りは3%です。

ソシャレン、クラファンでは利回りは年利で表示されます。

利回りの表示例

ですので、次のような案件に10万円を投資した場合、

  • 利回り:4.6%
  • 運用期間:6カ月

得られる分配金は、10万円×4.6%÷12カ月×6カ月=2,300円です。

ファンド

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングで使われる場合、ファンドは案件と同じ意味です。

再エネ系案件

再エネ系案件とは太陽光発電やバイオマス発電など、再生エネルギー事業と関係がある案件のことです。

例えば、ソーシャルレンディングで、

  1. 投資家が出資する
  2. 業者がA社に貸す
  3. 借りた資金でA社が太陽光発電所を建設する
  4. A社が払う利息を投資家に分配する

とか、不動産クラウドファンディングで、

  1. 投資家が出資する
  2. 業者がバイオマス発電所を取得する
  3. 電気を売った収益を投資家に分配する

といった案件です。

キャンセル待ち

先着方式の案件で募集額が応募で埋まったあとも、応募を受け付ける業者があります。

これを「キャンセル待ち受付」「キャンセル待ち応募」などと呼びます。

入金期限までにお金を振り込まないキャンセルが出ると、その分がキャンセル待ちで応募した人に割り振られます。

eKYC

ソシャレン、クラファン業者で会員登録をする際、申し込んでいるのが本当に本人であるかの確認が必要です。

この本人確認のことをKYC(Know Your Customer)と言います。

従来型の対面や郵送による本人確認(KYC)に対し、オンラインで行う本人確認をeKYC(electronic Know Your Customer)と言います。

ソシャレン、クラファン業者ではスマホを使ったeKYCが一般的ですが、KYCを併用している業者も多いです。

 

売掛債権

売掛債権とは「商品などを販売した代金を受け取る権利」です。

例えば、酒屋がバーにお酒を売り、1カ月分の代金を翌月末にまとめて受け取るみたいなのがありますよね?

この1カ月分の代金を受け取る権利が売掛債権です。

売掛債権は担保にすることができます。

例えば、ソシャレン業者が売掛債権を担保に酒屋にお金を貸す。

酒屋が返済できなくなった場合、ソシャレン業者はバーが支払う代金から貸したお金を回収します。

最低投資額

10円とかで投資されたら業者は困ってしまいますよね?笑

そのため、業者は「最低いくら以上で投資してくださいね」という最低ラインを定めています。

これが最低投資額です。

例えば次のような案件の場合、

  • 最低投資額:2万円
  • 投資単位:1口1万円

一番少なくて2万円から投資でき、その次は3万円、その次は4万円です。

会員登録(口座開設)

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、各業者で会員登録をすることで、投資できるようになります。

Amazonでアカウント登録をすると、Amazonで買い物ができるようになりますよね?

それと同じだと考えてください。

口座開設」という表現を使っている業者もありますが、意味は会員登録と同じです。

繰り上げ当選

抽選方式の案件で業者が当選者に連絡し、入金をお願いした。

ところが、3人の当選者が気が変わって入金しなかったため、合計400万円が浮いてしまった。

この場合、多くの業者では再抽選を実施し、400万円分の投資家を新たに当選とします。

これが繰り上げ当選です。

なお、繰り上げ当選では応募額の一部だけが当選の部分当選になる場合があります。

当選者 応募額 当選額
山田さん 150万円 150万円
田中さん 200万円 200万円
中山さん 100万円 50万円
合計 400万円

 

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中でお金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

なお、「抵当権第1順位」は担保順位が第1順位であることと同義です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

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不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

ソーシャルレンディングの仕組み

そして、借り手企業が支払う利息が、投資家が受け取る分配金となります。

一方で、借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこないことも。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。