グリーンインフラレンディングの一件での反省点と教訓とすべき点

グリーンインフラレンディングの一件。

状況を見る限りある程度の元本の毀損が確実なようです。

今回の件で投資家が反省すべき点と教訓とすべき点を、僕なりに考えてみました。

僕も間一髪でした

僕は6月4日にグリフラのバイオマス案件に30万円を投資する予定でした。

ですが直前に、JCサービスの自転車操業疑惑を知り、投資を見送りました。

間一髪で運良く被害をまぬがれただけで、一歩間違えれば僕も被害者でした。

ですので、今回の記事は決して上から目線で被害に遭った人たちをディスるものではありません

30万円を投資しようとした自分自身も含めて、反省すべき点、今後に活かすべき点を、冷静に考えて書いています。

反省すべき点

ではさっそく。

利回りに踊らされた

冷静さを失った

まず、これに尽きるのではないでしょうか?

ちなみに僕が投資する予定だったのはこちらの案件ですが。

【第15弾】バイオマス発電ローンファンド(第25次募集)

11.5%という利回りしか見ていませんでした。

とにかく儲けたい。11.5%をゲットしたい。

頭の中はそれだけで、冷静さを完全に失っていました

欲が人を狂わせる

ただ、そんな欲ボケの僕でも唖然としたのは、こちらの案件です。

【第1弾】200億円突破記念ローンファンド(第1次募集)

グリフラ問題が発覚した直後に募集され、その後キャンセルとなった案件です。覚えてらっしゃる方も多いでしょう。

問題が発覚しmaneoマーケットが調査をすると発表したあとに募集されたにも関わらず、13%という高利回りに応募が殺到し、わずか10分足らずで満了となったのです。

儲け話が人の判断を狂わせる。怖いものだと思いました。

事業者リスクに無頓着

借り手情報の匿名化

事業者リスクについては僕はけっこう神経質でした。

ソーシャルレンディングの勉強を始めてすぐに、業者選びが最重点であることに気付いたからです。

借り手情報が匿名化されている以上、借り手がどんな事業者なのか、返済できそうなのか、担保評価は妥当なのか、僕たち投資家は自分で調べることができません。

つまり、投資の適格性を自ら完全に判断することはできないということです。

事業者の信頼性

となると、その点についてはソーシャルレンディングの運営業者を信頼するしかない。信頼して託す以外、僕たちにできることはない。

であるならば、信頼するに足る業者なのか、託して大丈夫な業者なのかついて、僕たち投資家は神経質になるべきです。

この点について無頓着だった、チェックが甘かった投資家が、今回は少なからずいたのではないでしょうか。

判断材料が間違っている

グリフラの件でmaneoマーケットが開催した説明会の中で、被害者から次のような質問がありました。

Q:GILに対しては、担保もはっきりしないので投資を控えていたが、他人がばんばん投資していたので投資を始めた

他人がばんばん投資していたから自分も投資するって、判断としておかしいです。

他にもブログの記事とか、Twitterの書き込みとか、そういった情報で判断した人もけっこういたように感じます。

しかし、僕も含めてブロガーやTwitterユーザーの大半は、専門家でも関係者でもない、ただの一般ピーポーです。

それを根拠に投資判断というのは、やはり間違いだと僕は思います。

都合の悪い情報から目を背けた

これは僕自身の反省です。

僕は1月にグリーンインフラレンディングについて詳しく調べました。そしてその時点でグリフラには危険な香りを感じていました。

グリーンインフラレンディングのネット上での評判や情報を箇条書きで
グリーンインフラレンディングと親会社のJCサービス、社長の中久保正己氏などについて調べた内容と、ネット上での評価、評判を箇条書きでまとめました。ソーシャルレンディングに挑戦中の投資初心者が日々勉強中です!

社長が過去に会社をつぶしている。そして、情報公開に極めて消極的。この2点に不安を感じていました。

自分で気付いておきながら、高利回りに目を奪われ、自分にとって都合の悪い情報から目を背けた

そして、ブログなどでグリフラに対して肯定的な情報を少しでも得て、グリフラへの投資を自ら肯定し、不安を消そうとした。

大いに反省しています。

投資しない勇気を持てなかった

僕が自転車操業疑惑を知って投資を見送ったと書きましたが、実はかなり迷いました

最後の最後になって、不安が残る投資はすべきでないと自分に言い聞かせ、投資を見送りました。

そして昼過ぎになって満額応募で募集締め切りとなったのですが、もし締め切りになっていなければ、気が変わって投資していたかもしれません

僕は運良く踏みとどまれただけで、不安を感じながらも投資してしまった人も少なくないと思います。

もし、投資しない勇気を持てなかったのであれば、それは率直に反省すべきだと思います。

元本回収意識がなかった

ソーシャルレンディングは元本を回収することが最重点である。このことを僕は分かっていませんでした。

利回り11.5%は好条件です。元本30万円で運用期間1年であれば、分配金は34,500円です。

でも、いくら分配金が高くても、元本の30万円が戻ってこなければ大損です。

グリフラ問題が起こって、ブログやTwitterで「300万飛んだ」とか「俺の1千万終わった」みたいな悲鳴を見て初めて、ソシャレンは元本を回収しないと負けなんだと僕は気付いたのです。

こんな当たり前なことに気付いていなかった。今回最も反省した点です。

教訓とすべき点

今回の件で僕が反省し、そこから学んだというか、今後はこうしようと考えたことです。

元本回収最優先

先ほど書いたことです。とにかく元本が戻ってくることを最優先にしました。

利回りが下がっても良い、手間がかかっても良い、資金が寝ても良い。

元本の回収を最優先とし、あらゆる不便、不都合を受け入れることにしました。

僕は以前から短期運用主義でしたが、さらに輪をかけて少しでも短期間の案件に投資するようにしています。

投資先が同じで12ヶ月5%と6ヶ月4%の案件があれば、迷うことなく後者を選んでいます。

上場企業系に絞る

これも今まで以上に徹底しました。今回の件で事業者リスクを骨の髄まで思い知らされたからです。

JCサービスのような非上場の個人商店のような事業者を選ぶと痛い目に遭う。上場企業系、大手系のちゃんとした事業者に投資先を絞りました

東証一部上場系のSBIソーシャルレンディング、マザーズ上場系のOwnersBook、ジャスダック上場系のLCレンディング、そして金商一種業者(証券会社)のクラウドバンクに絞って投資を行います。

maneoは今回の一件で不安を感じたので投資先から外しました。

グリフラの一件で反省したことを活かし、今後は元本回収最優先、利回りを下げてでもちゃんとした業者で安全第一でやっていきます。

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