J.LENDINGのLF30号案件の募集が行われます。
今回は2つの新登場があります。
この案件に投資するか?
内容を分析し、投資の是非を判断します。
イチオシのJ.LENDINGです!
タップできる目次
J.LENDINGのLF30号案件の概要
それでは、LF30号案件の概要からです。
J.LENDINGとは?
J.LENDINGはジャスダック上場の不動産会社「ジャルコ」が運営するソーシャルレンディングです。
サービス名 | J.LENDING |
---|---|
運営会社 | 株式会社ジャルコ |
運営開始 | 2015年12月 |
最低投資額 | 50万円 |
利回り | 4~6% |
運用期間 | 3~12カ月 |
SBI-SLやクラウドバンクなどに比べると地味で目立たない業者です。
しかし、手堅い案件が多く僕の主力投資先の一つです。
●公式サイト:J.LENDING
J.LENDINGについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
J.LENDINGのLF30号案件の基本情報
LF30号案件の基本情報は以下の通りです。
- 案件名:LF30号
- 利回り:6.1%
- 運用期間:18カ月
- 募集総額:2,000万円
- 最低投資額:50万円
- 投資単位:10万円
- 投資上限:なし
- 分配:満期一括
- 募集開始:2021年2月15日15時
- 募集方式:先着方式
J.LENDING初の運用期間1年超えです!
これが1つ目の新登場ね。
借り手はクレジット事業者
今回の借り手は関西に本社があるクレジット事業者です。
エステサロンの個人客を対象としたクレジット事業を行っています。
スマートレンドと同じ
ソシャレンでエステサロンと言ったら?
スマートレンド!
ですよね。
maneoファミリーで最後まで投資家に被害を与えなかった数少ない優良業者でした。
エステサロン案件
そのスマートレンドが扱っていたのがエステサロン案件です。
東京のジェーシーアンドジーというクレジット事業者への融資ですが。
JC&Gは提携エステサロンで使えるクレジットカード事業を運営しています。
- エステの客がカード会員になる
- 提携エステサロンで客がサービスを受ける
- 客がカードで支払いをする
- JC&Gがエステサロンに代金を立て替え払いする
支払額が大きいため、客はカードで分割払いします。
JC&Gはエステサロンに代金を立て替えますが、客からの入金は数カ月後になる。
そこで、運転資金をスマートレンドから借りるわけです。
クレジット債権
その際にスマートレンドが担保に取ったのがクレジット債権です。
- JC&Gがエステ客から支払いを受ける権利を担保に
- スマートレンドがJC&Gにお金を貸す
クレジット債権に対して債権譲渡登記をすることで担保とします。
JC&Gが返済できなくなったら、スマトレがエステ客の支払いを取るわけね。
LF30号案件も同じ
今回のLF30号案件もこれと同じ構図です。
- クレジット事業者がエステ客から支払いを受ける権利を担保に
- J.LENDINGがクレジット事業者にお金を貸す
J.LENDINGでエステの支払い債権を担保に融資するのは今回が初めてです。
これが2つ目の新登場か。
借り手も初登場の事業者です!
J.LENDINGのLF30号案件の分析
それでは、案件の分析です。
今回は借り手が満期一活で分配金と元本を払うので、元本回収について考えます。
元本は回収できるか?
日銭商売は強い
借り手はクレジット事業者です。
なので、エステ客からの支払いが毎月コンスタントに入ってきます。
日銭商売なのでキャッシュフローが突然止まることはありません。
J.LENDINGが得意とするパチンコ屋と同じですよね。
資金繰りが徐々に苦しくなることはあっても突然死はない。
その点で借り手が元利金を支払える可能性は高いと思います。
でも、運用期間が18カ月だよ?
担保が硬い
ですよね。
1年半の間に借り手の経営が行き詰まる可能性はあります。
その際は担保権を行使することになりますが。
LF30号案件の担保は2,400万円分のクレジット債権です。
融資額 | 2,000万円 |
---|---|
担保評価額 | 2,400万円 |
融資額の2割増しです。
スマートレンドのエステ案件では1割増しでしたので、それよりも手厚いです。
また、J.LENDINGによると債権の回収率(カード利用者の支払い率)は99%前後のようです。
スマートレンドも同水準でした。
99%として2,400万円の内の2,376万円は回収できる計算です。
ですので、担保としてはかなり硬いと思います。
安心できそうだね。
J.LENDINGのLF30号案件の投資判断
それでは、LF30号案件に投資するかの判断です。
パスします
僕はパスです。投資しません。
理由は親愛なる読者諸兄姉のご想像どおり。
運用期間が1年オーバーだから。
イエ~ス!
僕は1年を超える案件には投資しないことをマイルールにしています。
マイルールは鉄の掟です。
LF30号案件の運用期間は18カ月。
ですので投資しません。
つくづく頑固なヒヨコ。
1年以内なら投資する
今回の案件の運用期間が1年以内であれば投資します。
J.LENDINGに出すのはジャルコでの融資実績があるからです。
ジャルコは自社の貸金事業で優良だった借り手だけをJ.LENDINGに持ってきます。
なので、今回の借り手についても相応の安全性が期待できます。
また、担保も融資2,000万円に対して延滞率1%のクレジット債権2,400万円分と厚いです。
しかも、エステですから債務者の大半は若い女性でしょ?
払えないとか言い出した日には、
ソープに沈めて
バッチリ回収!
やめなさい!
それは冗談として、元本が毀損する可能性は極めて低いと思います。
次回案件に期待
ということで、今回は運用期間だけを理由にパスです。
現在、J.LENDINGでの僕の投資残高は200万円です。
累計の投資額は600万円で、すっかり僕の主力投資先となりました。
今回は残念でしたが、次回のJ.LENDINGに期待します。
3月は投資します!
●公式サイト:J.LENDING
コメント
いつも参考にさせていたいています!
今回は左野さん怖かったです、、、ガクブル
大丈夫ですよ。
左野くんは口だけの根性なしですので。笑