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【5分でわかる!】ソシャレン、不動産クラファンで会員登録後に退会できる?

ソーシャルレンディング、不動産投資型クラウドファンディングで投資するには会員登録が必要です。

でも、利用しなくなった時に退会できないと困りますよね?

右田さん
右田さん

退会させてくれないとか怖い…

そこで70社以上で会員登録済みの僕が、ソシャレン、不動産クラファンで退会できるかを解説します。

タロウさん
タロウさん

手数料も説明します!

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に1億9千万円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

退会の可否と手続き

まず、退会できるかについてです。

 

どの業者も無料で退会できる

僕が知る限り、日本のソシャレン、不動産クラファン業者はすべて退会できます

退会する際の手数料はどの業者も無料です。

左野くん
左野くん

それを聞いて安心。

 

簡単に退会できる

退会手続きはスマホで簡単にできます。

書類の提出や電話のやり取りも必要ありません。

会員登録したあと、1回も投資しないまま退会しても大丈夫です。

右田さん
右田さん

強引に引き止められたりしない?

タロウさん
タロウさん

そんな業者、聞いたことないです!

 

退会の手続き

退会の手続きは具体的にどのようにするのか?

東証一部上場企業が運営する人気の不動産クラファンRimpleを例に説明します。

タロウさん
タロウさん

どの業者も大体同じです!

1. マイページを開く

まず、Rimpleのサイトでログインします。

そして、右上のメニューボタン(3本線)をタップし、さらにマイページをタップします。

2. プロフィールを開く

開いたメニューで「プロフィール」をタップします。

3. 退会申請ページを開く

「退会する」をタップします。

4. 退会を申請する

開いたページで「退会する」をタップします。

これで退会手続きは完了です。

書類の提出や電話のやり取りもなく、スマホやパソコンから簡単に退会できます。

左野くん
左野くん

タップするだけだから簡単だね。

退会する際の注意点

退会する際の注意点があります。

 

案件の運用中は退会できない

投資して運用中の案件が残っている間は退会できません

また、退会を理由に運用中の案件を途中解約することも認められません。

右田さん
右田さん

どうなったら退会できるの?

 

お金のつながりがなくなったら退会OK

  1. 案件の運用が終わり
  2. 分配金が支払われ
  3. 元本の償還が完了

したら退会できます。

つまり、業者との間でお金のつながりがゼロになったら退会できるということです。

退会についてのまとめ

最後にまとめます。

  • すべての業者で退会できる
  • 手数料は無料
  • スマホで簡単に退会できる
  • 書類、電話、引き止めはゼロ
  • お金のつながりがなくなったらいつでもOK

どの業者も簡単に退会できます。

安心して会員登録してください。

タロウさん
タロウさん

僕は70社以上で登録しています!

 

コメント

早期償還

案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損とは投資したお金が戻ってこなくなることです。

例えば、2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなったなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%

劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すことを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が返済することや、連帯保証人が借り手に代わって返済することが債務履行にあたります。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。