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【最新】FUNDROPの評判・口コミとリスク・デメリット

【2024年3月5日更新】

左野くん
左野くん

FUNDROPで投資したものか…

右田さん
右田さん

あんまり聞かない業者だよね。

知名度が高くない業者で投資するのって、やっぱり不安ですよね。

 

FUNDROPで投資して大丈夫か?

クラウドファンディングで1億9千万円以上を投資してきて損失ゼロの現役投資家が、ホンネで解説します。

 

結論から言うと次の通りです。

  • 結論:安全対策を徹底し手堅く儲ける!
  • 案件の安全性が高い
  • 業者の信頼性に懸念点が
  • 利回りは悪くない
  • 再組成案件に少額で投資

 

僕は実際にFUNDROPで投資済みです。

経験者の立場から悪い点も含めて解説します!

タロウさん
タロウさん

一切隠さず、ぶちまけまっす!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

FUNDROPの概要

FUNDROPの概要のタイトル画像

最初にFUNDROPの概要です。

 

基本情報

FUNDROPのサイトの画像

基本情報は以下の通りです。(2024年3月5日現在、利回りと運用期間は直近1年間の傾向)

サービス名 FUNDROP
運営会社 ONE DROP INVESTMENT株式会社
運営開始 2021年3月
累計調達額 8億8,630万円
利回り 5.0~8.0%
運用期間 6~12カ月
最低投資額 1万円

2020年11月に「ONE DROP FUNDING」として運営が開始されました。

しかし、応募が書類ベースで最低投資額も100万円と高額でした。

ONE DROP FUNDINGの投資対象物件

そこで、2021年3月にオンラインベースで最低投資額を10万円(現在は1万円)に変更し、あわせてサービス名をFUNDROPに改称しました。

これまでに分配の遅れなどトラブルを起こしたことは一度もありません。

左野くん
左野くん

投資家が損したことはないよ。

●公式サイト:FUNDROP

 

投資の仕組み

FUNDROPは不動産投資型クラウドファンディングというタイプの投資です。

どのような投資か仕組みを簡単に説明します。

タロウさん
タロウさん

ご存知の方は次へ飛んでください!

→ 次へ飛ぶ!

 

不動産投資型クラウドファンディングとは?

不動産投資型クラウドファンディング(以下、不動産クラファン)はインターネットを使った不動産投資です。

次のような流れで行われます。

不動産投資型クラウドファンディングの仕組み

  1. 投資家が出資する
  2. 集まった資金でクラファン業者が物件を取得する
  3. 入居者から家賃を得る
  4. 最後に物件を売却し売却益を得る
  5. 利益を投資家に分配する
  6. 売却代金で投資家に元本を返す

運用期間は1年など最初から決まっています。

期間限定で共同の大家さんになるイメージです。

右田さん
右田さん

投資家で利益を分け合うのね。

 

手軽にできる不動産投資

個人で不動産投資をするには多額の資金が必要です。

でも、不動産クラファンであれば少額で参加できます。

左野くん
左野くん

FUNDROPは1万円からだよ。

また、不動産投資では次のような作業が発生しますが、

  • 物件探し
  • 不動産登記
  • 入居者探し
  • 家賃の徴収
  • クレーム対応
  • 退去手続き
  • 売却先探し etc.

不動産クラファンでは作業はすべてクラファン業者が代行します。

少額でできて手間いらず。

不動産クラファンは手軽にできる不動産投資です。

タロウさん
タロウさん

FUNDROPはクラファン業者です!

 

運営会社と経営者

運営会社はONE DROP INVESTMENT

ONE DROP INVESTMENTのサイト画像

FUNDROPの運営会社はONE DROP INVESTMENTです。

不動産クラファンの運営のほか、投資用不動産の仕入れ・販売などを行っています。

会社名 ONE DROP INVESTMENT株式会社
代表者 井筒 秀樹
所在地 港区六本木1丁目6-1
設立 2013年1月4日
資本金 1億円

2020年2月にパシフィック・インベストメント・アドバイザーズから現社名に改められました。

 

ONE DROP INVESTMENTの経営状況

2022年12月期の売上高は2億8,831万円でした。

ONE DROP INVESTMENTの売上高の推移

決算期 売上高 経常利益 純資産 自己資本比率
2018年 239 40 437 74.7%
2019年 288 2 438 88.1%
2020年 101 33 460 73.2%
2021年 125 5 465 60.2%
2022年 288 17 476 51.6%

コロナ禍で大きく影響を受けましたが回復中です。

ただ、財務面が以前より少し弱くなっていると感じます。

 

ONE DROP INVESTMENTの事業内容

ONE DROP INVESTMENTは不動産投資系の会社です。

まず、不動産流動化事業として投資用不動産の仕入れ、販売を行っています。

ONE DROP INVESTMENTの投資用不動産

  1. 投資用不動産を仕入れ
  2. リノベーションなどで価値向上
  3. 投資家へ販売

投資家に販売せず自社で保有し、賃料収益を得ることもしています。

右田さん
右田さん

自分で大家さんをやるのね。

投資用不動産の運用管理も主力事業の一つです。

投資家に代わって入居者探しや賃貸借契約の代行、賃料請求などを行っています。

左野くん
左野くん

不動産投資のお手伝い屋さんか。

 

経営者は井筒秀樹氏

ONE DROP INVESTMENTの経営者は代表取締役の井筒秀樹氏です。

井筒氏についてはJ-REIT運用会社での勤務経験があることくらいしか情報が得られませんでした。

業務とは関係ありませんが、EXECUTIVEFIGHT-BUSHIDOという企業経営者の格闘技大会に参加しており、75kg級で1位だそうです。

タロウさん
タロウさん

アグレッシブな経営者のようです!

 

募集状況

FUNDROPの募集状況を解説します。

 

募集実績

まず募集実績です。(2024年は2月募集分まで)

FUNDROPの募集額の推移

期間 案件数 募集額
2021年 4件 1億6,700万円
2022年 8件 4億870万円
2023年 6件 2億6,660万円
2024年 2件 1億3,010万円

2022年までは半期ごとに2億円前後の募集を行っていました。

2023年に入り募集ペースが落ちましたが、2024年に入って再びペースを上げています。

右田さん
右田さん

今年は2022年を超えるかも。

 

募集頻度と1回あたり募集額

次に月平均の募集回数と1回あたりの募集額です。(2024年は2月募集分まで)

FUNDROPの月平均募集回数と1回あたり募集額

期間 月平均募集回数 1回あたり募集額
2021年 0.8件 4,175万円
2022年 0.7件 5,109万円
2023年 0.5件 4,443万円
2024年 1.0件 6,505万円

募集回数、募集額ともに2023年に前年を割りました。

2024年はこれまでのところ回復傾向です。

 

償還実績

投資家のお金はどのくらい戻ってきているか、償還実績を見てみましょう。(2024年3月5日現在)

FUNDROPの償還実績

区分 金額 構成比
累計調達額 8億8,630万円 100%
内、償還済み 6億6,180万円 74.7%
内、運用中 2億2,450万円 25.3%

金額ベースで7割以上の案件で投資家にお金が戻ってきています。

左野くん
左野くん

それを聞いて安心。

 

利回りと運用期間

直近1年間(2023年3月~2024年2月)に募集された案件の利回りと運用期間を解説します。

 

利回り

利回りは最低4.0%、最高8.0%、平均5.8%です。

FUNDROPの利回りの分布

利回り 案件数 構成比
4%台 1件 12.5%
5%台 5件 62.5%
8%台 2件 25.0%

大半の案件で利回りは5%以上です。

非上場系の業者としては平均的な水準でしょう。

 

平均利回りの推移

次に平均利回りの推移です。(2024年は2月募集分まで)

FUNDROPの平均利回りの推移

期間 平均利回り
2021年 6.5%
2022年 5.8%
2023年 5.5%
2024年 6.5%

利回りはゆるやかに低下傾向ですが、それでも5%台は維持しています。

右田さん
右田さん

5%台はキープしてほしいね。

 

運用期間

運用期間は最短6カ月、最長18カ月、平均11.3カ月でした。

FUNDROPの運用期間の分布

運用期間 案件数 構成比
6カ月 2件 25.0%
12カ月 5件 62.5%
18カ月 1件 12.5%

多くの案件で運用期間は12カ月以内に収まっています。

運用期間は短いほど安全なので良い傾向です。

 

手数料

FUNDROPの手数料は以下の通りです。

項目 金額
会員登録 無料
口座維持 無料
投資申込 無料
退会 無料
入金時の振込手数料 投資家負担
出金時の振込手数料 出金先 3万円未満 3万円以上
楽天銀行 52円 52円
他行 150円 229円

入金時だけでなく出金時も振込手数料は投資家負担です。

自分の口座を楽天銀行で登録すれば、出金時の振込手数料が安くなります。

タロウさん
タロウさん

無料にならないのは残念…

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPのデメリットとリスク

FUNDROPのデメリットとリスクのタイトル画像

ここからはFUNDROPの悪いところを見ていきます。

 

利益と元本は保証されない

利益の分配、元本の償還ともに保証されません。

投資ですので損をする可能性もあることは理解しておきましょう。

左野くん
左野くん

他の業者も同じだよ。

 

途中で解約できない

運用期間中の解約は原則不可です。

お金が必要になったとか、不安になったといった個人的理由での解約はできません。

右田さん
右田さん

他社も同じだよ。

 

運営会社の信頼性が低い

運営会社が非上場企業

ONE DROP INVESTMENTのサイト画像

運営会社のONE DROP INVESTMENTは非上場企業です。

上場企業に比べて信頼性が劣ります。

 

社歴が浅い

ONE DROP INVESTMENTは2013年の設立です。

プレファンジョイントアルファの運営会社は40年以上の歴史を持ち、それらと比べて社歴が短いと言わざるを得ません。

プレファン

経験の蓄積で見劣りする点も不安要素です。

 

情報が少ない

ONE DROP INVESTMENTや社長の井筒氏についての情報が極めて少ないです。

信頼しようにも判断材料が皆無に等しい。

これらの状況からFUNDROPは運営会社の信頼性が低いと感じます。

タロウさん
タロウさん

情報が少ないのが不安です…

 

条件の悪い物件が多い

物件の条件が悪い

FUNDROPの投資対象物件は築年が平均で40年です。

中には築60年以上の物件もあります。

FUNDROPの築60年の物件

また、多くの案件が駅から徒歩10分以上で、バス利用が必須の物件もあります。

都内の駅チカ築浅物件に比べて条件が悪いです。

左野くん
左野くん

売却で不利になりそう…

 

メリットの面もある

ただ、条件と利回りは反比例の関係にあります。

FUNDROPの利回りの高さは物件の条件の悪さによる部分もあるので、一概にデメリットとは言えないでしょう。

 

投資しにくい

FUNDROPは募集が半期に2~4回と少ないです。

また、1回の募集額も5千万円前後と多くありません。

FUNDROPの月平均募集回数と1回あたり募集額

このため、FUNDROPはやや投資しにくいです。

 

抽選が少ない

FUNDROPの募集はほとんどが先着方式です。

抽選方式だったのは過去に1回だけで、倍率も4倍と高めでした。

FUNDROPの抽選方式案件

抽選方式がないので仕事などで募集開始時に応募できない人には不利です。

タロウさん
タロウさん

僕はクジ運が激悪なので先着方式歓迎です!

 

出金手数料が有料

FUNDROPは出金時の振込手数料が投資家負担です。

自分の口座を楽天銀行で登録すれば安くなりますが、それでも無料にはなりません。

出金先 3万円未満 3万円以上
楽天銀行 52円 52円
他行 150円 229円

出金無料にできる業者が大半なだけに、有料なのはFUNDROPの残念なところです。

右田さん
右田さん

GMO銀行に変えてほしい…

 

3カ月放置で強制出金

FUNDROPではマイページへのログインが3カ月以上に渡って行われない場合、デポジット口座にある資金が強制的に出金されます。

FUNDROPの3カ月放置で強制出金に関するFAQ

その際の振込手数料は投資家負担です。

デポジット口座に資金を3カ月以上放置しないようにしましょう。

 

分配が満期一括

FUNDROPで分配金が支払われるのは運用終了後の満期一括です。

FUNDROPの分配周期

最後まで分配金を受け取れないので、儲かってる感を得にくいかもしれません。

タロウさん
タロウさん

受け取る金額は分割でも同じです!

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPのメリットと特長

FUNDROPのメリットと特長のタイトル画像

FUNDROPには良い点もたくさんあります。

 

セイムボート出資方式

投資家だけでの出資はハイリスク

投資家だけで3,000万円を出資してマンションを取得したとします。

もし、このマンションが2,500万円でしか売れなければ、投資家は500万円の損ですよね?

投資家だけでの出資の場合

ところが、売却を担当したクラファン業者は無キズのヘッチャラです。

もしかしたら、買い手と結託して安く売り払ったのかも?

左野くん
左野くん

ひどい…

このように、投資家だけでの出資はハイリスクです。

 

業者も出資する

そこで不動産クラファンでは業者も一緒に出資します。

業者も出資する場合

こうすれば売値が安いと業者も損をするので、高く売ろうとがんばりますよね。

 

セイムボート出資方式

このように投資家と業者が共同で出資する仕組みをセイムボート出資方式と言います。

FUNDROPはセイムボート出資方式を採り入れているので安全性が高まります。

 

優先劣後出資方式

投資家分の償還を優先

ただ、業者ががんばっても2,500万円でしか売れないこともありますよね?

この場合、売却で得られた代金2,500万円はまず投資家分の償還にあてられます。

優先劣後出資方式

業者が受け取るのは残った100万円だけです。

出資者 出資額 償還額
投資家 2,400万円 2,400万円
業者 600万円 100万円
合計 3,000万円 2,500万円
右田さん
右田さん

500万円の損は業者がかぶる。

 

優先劣後出資方式

このように、

  • 投資家分の償還が優先され
  • 業者分の償還が後回し(劣後)にされる

出資の仕方を優先劣後出資方式といいます。

FUNDROPは優先劣後出資方式を採り入れているので安全性が高まります。

 

投資対象が住居系の物件

投資対象の不動産には様々な種類があります。

リゾートホテルのイメージ

  • 住居系(戸建住宅、マンション)
  • オフィス
  • 商業施設
  • 宿泊・余暇系(ホテル、レジャー施設)
  • 物流系(倉庫)
  • ヘルスケア系(医療施設、高齢者施設)
  • etc.

コロナ禍でみなさんも実感されたと思いますが。

オフィスや商業施設、宿泊・余暇系などは、需要の波が大きいですよね。

タロウさん
タロウさん

多くのホテルが休業に…

 

これに対して、FUNDROPの投資対象はすべて住居系の物件です。

住居系は安定した需要があるので、商業系などに比べて賃料収入が安定します。

FUNDROPの住居系物件

それはイコール、分配金の原資が安定的に入るということです。

FUNDROPは投資対象が住居系の物件なので、分配金受け取りの確実性が高いです。

 

分配原資がインカムゲインだけ

不動産収入には大きく分けて2つの種類があります。

  • インカムゲイン:家賃収入
  • キャピタルゲイン:売却益

インカムゲインは入居者がいる限り安定収入です。

一方のキャピタルゲインは売却価格で大きく変動しますし、売れなければ入ってきません。

左野くん
左野くん

キャピタルの方がリスキーだ。

FUNDROPの分配原資はインカムゲインだけです。

キャピタルゲイン型の案件に比べて分配金受け取りのリスクが低いです。

 

マスターリース契約がある

空室リスクがある

インカムゲイン型の案件にもリスクはあります。

入居者が見つからず家賃が入ってこない空室リスクです。

マスターリース契約の説明1

 

マスターリース契約で空室リスクから隔離

そこでFUNDROPでは、物件を不動産屋経由で入居者に貸します。

  1. FUNDROPが不動産屋に貸す
  2. 不動産屋が入居者に貸す

マスターリース契約の説明2

この際、不動産屋は入居者が見つからなくてもFUNDROPに家賃を支払う契約を結びます。

こうすれば投資家は空室リスクから切り離されますよね?

右田さん
右田さん

家賃が毎月入ってくるね。

このような契約をマスターリース契約と言います。

FUNDROPはマスターリース契約を採り入れているので、分配金を確実に受け取れます。

業者の倒産などで分配金を受け取れないリスクは残ります。

 

買取保証は過去1回だけ

なお、以前は買取保証という別のリスク対策がありました。

しかし、買取保証が付いたのは第1号案件だけです。

それ以降は買取保証付き案件が出たことはありません。

タロウさん
タロウさん

過去の話です!

 

再組成案件が多い

2022年11月以降、FUNDROPで募集された案件は大半が過去に運用されたことがある案件です。

例えば、横浜案件はまったく同じ物件で4回目です。

FUNDROPの横浜案件

過去に償還された実績がある案件なので、一定の安全性が期待できます。

 

劣後出資比率が高め

劣後出資比率が高いほど安全

出資総額に占める業者分の比率を劣後出資比率といいます。

下の例では20%です。

業者も出資する場合

出資者 出資額 出資比率
投資家(優先出資) 2,400万円 80%
業者(劣後出資) 600万円 20%
合計 3,000万円

ここでは説明を省きますが、劣後出資比率が高いほど安全です。

左野くん
左野くん

数字が大きいほど安全だよ。

 

FUNDROPは20%

FUNDROPの劣後出資比率は高めです。

2023年は1案件を除いて劣後出資比率20%以上でした。

FUNDROPの劣後出資比率の分布

もちろん、Rimpleのようにすべての案件で30%の業者もあります。

ただ、FUNDROPは投資対象が築古物件で値動きが大きくないので、20%あれば安全装置としては十分でしょう。

 

運用期間が長くない

FUNDROPは多くの案件で運用期間が1年以内です。

FUNDROPの運用期間の分布

運用期間が長くないので安全面で有利です。

右田さん
右田さん

短いほうが安全だよ。

 

利回りが低くない

FUNDROPの利回りは5~6%が多いです。

FUNDROPの平均利回りの推移

確かにTECROWDのように10%を超える案件を出す業者もあります。

ですが、国内物件でインカム型という安全性も考えると、納得できる水準と言って良いでしょう。

 

手軽に始められる

FUNDROPは手軽に始められる不動産投資です。

 

会員登録が簡単

FUNDROPを利用するには会員登録が必要です。

スマホを使ったeKYC本人確認を利用すれば、登録申請は5~10分で終了

最速1営業日で登録が完了し投資できるようになります。

 

1万円から投資できる

また、FUNDROPの最低投資額は1万円です。

FUNDROPの最低投資額

少額で始められるので、初めて投資する人でも安心です。

左野くん
左野くん

最初は小さく始めたいよね。

最低投資額が10万円だったのは2021年8月の第1号案件だけです。

 

入金はあとから

事前にデポジット口座への入金が必要な業者では次のような問題が起こります。

  1. 投資するために入金した
  2. クリック合戦で投資できなかった
  3. デポジット口座で資金が寝る
  4. 出金するには手数料が必要
右田さん
右田さん

最悪だよ…

FUNDROPは投資できることが決まってからの後入金方式です。

なので、資金が寝ることはありません。

タロウさん
タロウさん

ここまでメリットでした!

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPの評判と口コミ

FUNDROPの評判と口コミのタイトル画像

FUNDROPの評判です。

 

悪い評判と口コミ

落選した

FUNDROPの抽選、あえなく落選…

FUNDROPはこれまで1回だけ抽選方式で募集したことがあります。

その時の倍率は4倍でした。

 

抽選結果のメールが来なかった

当落メールは届かなかったけど、マイページで確認したら落選だった。
メールは送って欲しいな。。

システムトラブルだろうと思いますが。

抽選結果メールが来なかったという声は他にも見ました。

 

抽選の募集期間が長すぎる

FUNDROPの抽選申し込みました。
が、よく見ると募集期間が3週間。長すぎやろ~

当選したときのために資金を3週間キープしておかなければなりません。

かといって、応募をギリギリまで待つと忘れそうだし。

抽選の募集期間は1週間以内にしてほしいですよね。

左野くん
左野くん

資金が3週間塩漬けは勘弁…

 

良い評判と口コミ

投資できた

FUNDROP投資できた。
ここは先着でも間に合うから助かる。

FUNDROPは競争率が低いから先着でも投資しやすいという声はよく聞きます。

 

対応が早い

銀行口座の変更を申請したら速攻で対応してくれた。信頼度アップ!

遅い業者は本当に遅いですからね。

問い合わせへの返答然り、早い対応は信頼度につながります。

 

当選した

FUNDROP当選でっす!希望額より減額されたけど当たったのでOK

FUNDROPの抽選は部分当選もあるようです。

 

資金拘束期間が短い

FUNDROPは運用期間前後の資金拘束期間が短いのが良い

業者によっては入金から運用開始までと、運用終了から償還までで3カ月以上かかります。

実質利回りが下がるので資金拘束期間は短いほど良いです。

 

償還のタイミングが良い

募集日に運用終了分の元本を償還してくれた。助かる~

戻ってきた元本をそのまま再投資。

資金効率が高まるのでありがたいです。

タロウさん
タロウさん

インターバルなしです!

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPの注意点と対策

FUNDROPの注意点と対策のタイトル画像

FUNDROPで投資する際の僕が考える注意点と対策です。

 

最大の懸念点は信頼性

FUNDROPは安全面の条件が揃っており、案件自体は良いと感じます。

一方で懸念点は業者としての信頼性です。

ONE DROP INVESTMENTのサイト画像

運営会社のONE DROP INVESTMENTについても、社長の井筒氏についても、とにかく情報がない

どんな会社なのか、どんな人なのか、よく分からないから信頼のしようがない

これがFUNDROPの最大の懸念点です。

右田さん
右田さん

分からないと怖いよね。

 

注意点への対策

とはいえ、利回りは悪くないですし投資したいですよね。

ではどうするか?

 

再組成案件を狙う

僕ならば過去に運用された実績がある再組成案件を狙います。

無事に運用を終了し償還までいった実績があるので、一定の安全性が期待できるでしょう。

FUNDROPの再組成案件

FUNDROPは2022年11月以降、大半の案件が再組成案件です。

ですので、特に難しくない安全対策といえます。

 

少額で投資する

とはいえ、再募集ならば100%安全とは限りません。

ですので、万が一の場合を考えて少額で投資することをおすすめします。

僕自身、FUNDROPで投資するときは少額です。

タロウさん
タロウさん

キズを浅くするためです!

 

他の業者も利用する

ただ、少額だと全体の投資額を増やせません。

ですので、他の業者も利用しましょう。

利用する業者を増やすことで投資のチャンスが増え、分散投資で安全性も高まります。

左野くん
左野くん

分散は投資の基本だよ。

 

僕は常に20社以上で投資しており、会員登録済みの業者は100社を超えます。

業者別投資額2023年5月

 

僕のオススメ業者はこちらの記事で紹介しています。

【2024年4月更新】不動産クラウドファンディングおすすめ9社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。累計投資額2億円の現役投資家が信頼性、安全性などを5段階で評価しオススメの不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)を紹介します。
【2024年4月更新】ソーシャルレンディングおすすめ厳選8社
【2024年4月1日更新】「どの業者が良いか分からない!」という方へ。ソシャレンと不動産クラファンで累計投資2億円の現役投資家が信頼性、安全性など5段階評価し、初心者にオススメのソーシャルレンディング業者を紹介します。

 

こちらの記事はソシャラン、クラファン、すべての業者のリストです。

ソーシャルレンディング・不動産クラファン全123業者の一覧
【2024年4月1日更新】全123業者(ソーシャルレンディング24社、不動産投資型クラウドファンディング90社、その他のクラファン9社)の一覧リストです。見落としがないかのチェックに活用してください。
右田さん
右田さん

知らない業者があるかもよ。

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPでの僕の投資実績

FUNDROPでの僕の投資実績のタイトル画像

FUNDROPでの僕の投資実績を公開します。

 

僕の投資実績

これまでに投資したのは以下の案件です。

投資時期 案件 投資額 分配金
2021年8月 1号 横浜 30万円 10,410円
2022年4月 7号 横浜 20万円 6,040円

デビュー案件とその再組成案件です。

いずれも少額での投資で、しっかり儲けさせてもらいました。

今後も再組成案件で手堅く投資していくつもりです。

タロウさん
タロウさん

安全第一です!

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPの会員登録の注意点

FUNDROPの会員登録の注意点のタイトル画像

FUNDROPで会員登録する際の注意点です。

 

会員登録のポイント

条件

  • 20歳未満は不可
  • 法人での登録も可

 

手続きの流れ

  • 他の業者と同じ流れ
  • eKYC(スマホでの本人確認)にも対応
  • 本人確認コードが届く
    • 転送不可簡易書留のハガキで
    • eKYCの場合はメールで
    • 初回ログイン時に本人確認コードを入力して登録完了

 

本人確認資料として使えるもの

  • eKYCの場合(以下から1点)
    • 運転免許証
    • 運転経歴証明書
    • 在留カード
    • 個人番号カード
  • 画像アップロードの場合(以下から2点)
    • 運転免許証
    • 住基カード(写真付き)
    • パスポート
    • 健康保険証(裏面に住所記載あり)
    • 在留カード
    • 運転経歴証明書
    • 個人番号カード
    • 特別永住者証明書

 

マイナンバーの扱い

  • マイナンバーの登録が必要
    • 会員登録時にマイナンバーも登録
  • 以下のいずれかをアップロード
    • マイナンバーカード
    • マイナンバー通知カード
    • 住民票(個人番号の記載付き)
    • 住民表記載事項証明書(個人番号の記載付き)

 

提携銀行

  • 楽天銀行
  • 同行から振り込めば振込手数料は無料
  • 出金手数料は投資家負担(有料)
    • 自分の銀行が楽天銀行:52円
    • 自分の銀行が楽天銀行以外:
      • 3万円未満150円
      • 3万円以上229円

 

登録完了までの所要日数の目安

  • eKYCの場合:1~2営業日
  • 画像アップロードの場合:5~7営業日

 

会員登録の注意点

入金時の注意

  • 本人名義の口座から振り込む
  • 会員登録時に登録した口座以外からでも可能
タロウさん
タロウさん

簡単に登録できます!

●公式サイト:FUNDROP

FUNDROPのまとめ

FUNDROPのまとめのタイトル画像

最後に要点をまとめます。

 

FUNDROPの要点

FUNDROPの要点は以下の通りです。

  • 主なデメリット
    • 運営会社の信頼性が低い
    • 投資しにくい
    • 出金手数料が有料
  • 主なメリット
    • 安全面の条件が良い
    • 利回りが低くない
    • 手軽に始められる
  • 注意点と対策
    • 懸念点は信頼性の低さ
    • 再組成案件を狙う
    • 少額で投資する

 

安全対策を徹底し手堅く儲ける!

FUNDROPのサイトの画像

FUNDROPの案件は安全面の条件が揃っています。

  • 投資対象が住居系の物件
  • 分配原資がインカムゲインだけ
  • マスターリース契約がある
  • 再組成案件が多い
  • 劣後出資比率が高め
  • 運用期間が長くない

案件の安全性は間違いなく高いと僕は感じます。

左野くん
左野くん

条件は揃っている。

 

その一方でやはり心配なのは業者としての信頼性です。

ONE DROP INVESTMENTのサイト画像

決して信頼できないダメな業者という意味ではありません。

情報が少なすぎて信頼のしようがないのです。

右田さん
右田さん

安心材料が欲しいよね。

 

とはいえ、案件の条件は良いですし、利回りも悪くない

FUNDROPの利回り

となると、やっぱり投資したいですよね?

左野くん
左野くん

ぶっちゃけ、儲けたい。

 

であれば、安全対策をきっちりやった上で投資しましょう。

まず案件をしっかり調べ、堅い案件を選ぶ。

より安全性を高めるために再組成案件に絞って投資する。

FUNDROPの再組成案件

さらに万が一に備えて投資額は少額に。

右田さん
右田さん

基本を徹底だよ。

 

投資で重要なのは業者の使い方。

FUNDROPも使い方次第です。

安全対策をしっかりした上で手堅く利益を取りにいきましょう!

FUNDROPで会員登録する(無料)

タロウさん
タロウさん

手堅く儲けましょう!

 

コメント

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中で契約を破棄し、お金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

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デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

右下の「close」か別ウィンドウの外の部分をタップすると、別ウィンドウが閉まり記事に戻ります。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

ソーシャルレンディングの仕組み

そして、借り手企業が支払う利息が、投資家が受け取る分配金となります。

一方で、借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこないことも。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すこと、業者から投資家に元本が戻ってくることを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。