不動産投資型クラウドファンディング(不動産クラファン)とは「インターネットで簡単にできる不動産投資」です。
都心のマンションなどに1万円から投資でき、利回りは平均で3~7%と高めです。
この記事ではこれまでに不動産投資型クラウドファンディングで数千万円を投資してきた僕が、
- 不動産投資型クラウドファンディングとは?
- 不動産投資型クラウドファンディングの仕組み
- 不動産投資型クラウドファンディングの流れ
を、初心者に分かりやすく説明します。
5分で読めます!
タップできる目次
不動産投資型クラウドファンディングとは?
まず、不動産投資型クラウドファンディングとはどんな投資なのか説明します。
インターネットを使った不動産投資
不動産投資型クラウドファンディングとは次のような投資です。
- インターネットを使って
- マンションなどに投資し
- 家賃や売却益で儲ける
簡単に言うと、サラリーマン大家になるイメージです。
1,000万円とか必要だよね?
そんなお金持ってないよ…
大金は必要ありません!
1万円から投資できる
不動産投資型クラウドファンディングでは一つの物件に多数の投資家が一緒に投資します。
例えば
- 山田さん:10万円
- 鈴木さん:30万円
- 宮本さん:20万円
- etc
こんな感じに数十人、数百人から少しずつお金を集めます。
こうして集まった1千万円でマンションを取得。
得られた利益を出資額に応じて分配します。
10万円もない人は?
大丈夫です!
多くの場合、最低1万円から好きな金額で投資できます。
少額から投資できるので、資金が少ない人でも問題ありません。
でも、不動産投資は手間がかかるよね?
究極の手間いらずです!
次の章では不動産投資型クラウドファンディングの仕組みを説明します。
しかし、不動産投資型クラウドファンディングが「集めたお金で不動産を取得し、家賃と売却益を得る(不動産業)」のに対し、ソーシャルレンディングは「集めたお金を企業に貸し、利息を得る(貸金業)」点で、両者はまったく異なります。
しかしREITは、1.投資する不動産を選べない、2.株と同様に値動きがある、3.株と同様に証券市場で自由に売買できるなどの点で、不動産投資型クラウドファンディングと異なります。
不動産投資型クラウドファンディングの仕組み
なぜ、不動産投資型クラウドファンディングは手間いらずなのか?
不動産投資型クラウドファンディングの仕組みと流れを説明します。
作業はクラファン業者が代行
不動産投資では多くの作業が発生します。
- 物件探し
- 不動産登記
- 入居者探し
- 家賃の集金
- クレーム対応
- etc
普通の社会人には難しいですよね?
クレーム対応とか無理…
そこで登場するのが不動産投資型クラウドファンディングを運営するクラファン業者です。
不動産投資型クラウドファンディングでは物件探しからクレーム対応まで、作業はすべてクラファン業者が代行します。
どんな投資の流れなの?
不動産投資型クラウドファンディングの流れ
不動産投資型クラウドファンディングは次のような流れで行われます。
- クラファン業者が物件を探す
- 投資家に出資を募る
- 投資家が出資する
- 集まったお金で業者が物件を取得する
- 入居者を探す
- 月々の家賃を集める
- 最後に物件を売却する
- 家賃と売却益を投資家に分配する
- 売却代金で元本を投資家に返す
これらの作業はすべてクラファン業者が代行します。
投資家の作業は
- 投資するか判断する
- 応募する
- お金を振り込む
の3つだけです。
お金を振り込んだあとは、お金が戻ってくるのを待つだけ。
手間いらずの投資です。
作業は業者におまかせの不動産投資!
その通り!
不動産投資型クラウドファンディングの実例
理解を深めるために、過去に実際に募集された案件を紹介します。
東証一部の不動産会社が運営するジョイントアルファという業者が募集した案件です。
この案件ではマンションを取得し1年間運用します。
そして、運用期間中に得られた家賃収益を投資家に分配します。
マンションの大家さんになるのね。
案件の条件は以下の通りでした。
- 利回り:3.4%
- 運用期間:1年
物件の詳細情報はジョイントアルファのサイトで公開され、応募の手続きはスマホやパソコンで完了します。
仮にこの案件に20万円を投資した場合、得られる利益は6,800円です。
- 20万円×3.4%×1年=6,800円
手間いらずの待ってるだけで6,800円はうれしい!
ミドルリスク・ミドルリターンの投資
不動産投資型クラウドファンディングの利回りは、低いものは3%台、高いものでは20%を超えます。
平均的な利回りは3~7%です。
億り人になるような大儲けは無理ですが、銀行預金に比べればはるかに儲かります。
ハイリスク・ハイリターン | 仮想通貨、FX |
株、投資信託 | |
ミドルリスク・ミドルリターン | 不動産クラファン |
ローリスク・ローリターン | 国債、銀行預金 |
不動産投資型クラウドファンディングはミドルリスク・ミドルリターンの投資です。
銀行に預けるより、ずっと儲かるね。
不動産投資型クラウドファンディングのまとめ
最後に不動産投資型クラウドファンディングの要点をまとめます。
- ネットを使った不動産投資
- 少額から投資できる
- 作業はクラファン業者が代行
- 手間いらずの投資
僕は2018年から不動産投資型クラウドファンディングで投資していますが、2020年から新規参入する業者が増えています。
特に最近は、信頼性が高い上場企業系が急増中です。
東証一部は安心だね。
不動産投資型クラウドファンディングは情報の透明性が高く、手間いらずの待つだけ投資であることから人気が高まっています。
他の投資家が気づいて競争が激化する前に、早めに投資しましょう。
以上、不動産投資型クラウドファンディングの解説でした。
みんなでお金を増やしましょう!
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