グリーンインフラレンディングの件で心を痛めている人が多いと思います。
僕のブログでも人気記事上位の半分は、いまだにグリフラ関係のものです。
ただ、ちょっと僕なりに思うことがありまして。
批判を浴びるかも知れませんが書いてみます。
タップできる目次
ブログを読んでいて気付いたこと
グリフラの問題、多くの投資ブロガーが記事として書いています。
それらの記事に書き込まれたコメントを読んでいて気付いたことがあります。
それは、グリフラ被害者がこれらの記事を読む目的に、少なくとも次の2つがあることです。
- どのような対策を講じるかを決める判断材料探し
- 安心するための材料探し
いろんなブログを読んで情報を集め、その情報を基に講ずるべき対策を決めよう、というのが前者。
お金が戻ってくるか不安でしょうがないので、ポジティブな情報を見つけて安心したい、というのが後者です。
安心材料探しは無意味
これはあくまでも僕個人の考えですが、後者の安心できる情報を探すというのは、キツイ言い方になって恐縮ですが意味がないと思います。
被害者ができること
感情をすべて排して理屈だけで考えた場合、現時点でグリフラ被害者ができることは、大まかに言うと次の2つでしょう。
- 訴訟などの行動を起こす
- 待つ
訴訟が良いか悪いかは別として、また、訴訟以外にどんな行動を取れるかも別として、ザックリ言うと動くか待つかです。
グリフラ被害者の前にある選択肢は、現時点ではこの2つです。
判断材料探しは意味がある
判断材料探しは意味があります。
ベストはグリフラやJCサービスに問合せて直接情報を得ることですが、彼らも今の時点で言えることもあれば、言えないこともあります。
そこで、ブログなどを読んで可能な限り広く多様な情報を集める。そして、動くのか待つのか判断する。
これならば意味があります。ブログを読むという作業が、次のステップにつながっているからです。
ブログを読んで安心してもしょうがない
しかし、人のブログを読んで安心材料を探しても意味がありません。
ブログは個人の見解に過ぎない
まず第一に、ブログに書かれていることは個人の見解に過ぎません。
これは決して、ブロガーが適当にいい加減なことを書いているという意味ではありません。
僕も1つの記事を書くのに長い時は1週間くらいかけますが、それでも所詮は一個人の見解に過ぎません。
個人のブログに書かれていることは、グリフラの公式発表ではないのです。
こう思うと書いているだけ
例えば、誰かのブログに半分は戻ってくるのでは?と書かれていたとします。
でもそれは、そのブロガーがそうだろうと思って書いているだけです。
ブロガーなりに根拠があったり、確たる情報があるのかも知れません。
でもそれでもなお、そのブロガーがそう思っているだけであり、グリフラやJCサービスがそれを保証するわけではないのです。
安心材料に全然なってないのではないでしょうか?
現時点での見解を書いているだけ
仮に確たる情報があったとしても、ブロガーが書くのは書いた時点での自分の見解です。
自分で集めた情報を基に、元金の最低でも半分は戻ってくると思うと書いた。
ところが、1ヶ月後にバイオマス発電施設でまったく想定外のトラブルが起きた。
その結果、売却話が頓挫して2割しか返せなくなった。そういう可能性だってあるわけです。
ブロガーに責任を求められても困る
ブログなんて所詮はその程度のものに過ぎないのに、とあるブログのコメント欄にこんな書き込みがありました。
「記事を読んで安心しました。半分は戻ってくると期待して大丈夫ですよね?」
いやいや、大丈夫ですよね?って、そんなことブロガーが保証できるわけないじゃないですか?
ブロガーはJCサービスの役員ではありません。半分戻ってくるのでは?と自分の考えを書いているだけです。
ブログを読んでもお金は戻ってこない
ブログは安心材料になれない
不安になる気持ちは少なからず理解できます。不安であるがゆえに、少しでも希望を持てる情報を得たいという気持ちも分かります。
でも、それを個人のブログに求めるのは間違っています。悪いという意味の間違いではなく、求める相手が違うという意味です。
僕も含めてブロガーはグリフラの関係者でもないですし、今回の件について責任を負える立場にもありません。
ブログに書かれている内容はあくまでも個人の考えに過ぎず、将来について何らかの保証をするものではありません。
つまり、ブログは安心材料にはなれないのです。
安心を与えられるのは当事者だけ
本当に安心を与えることができるのは、maneoマーケット、グリーンインフラレンディング、JCサービスの3社だけです。
安心を求めるべき相手はあくまでもこの3社であって、決して個人のブログではありません。
ブログを読んで安心しても何ら問題は解決しません。キツイ言い方になりますが時間のムダです。
被害者が今やるべきこと
では、グリフラ被害者が今やるべきことは何でしょうか?
二択の選択
あくまでも僕の考えですが、まず前の方で挙げた2つの選択肢を選ぶことです。
- 動く
- 待つ
そして選んだら実行です。動くと決めたら訴訟なりを粛々と進めるのみです。待つと決めたらじっと待つのみです。
待つ間に稼ぐ
でも、もし僕が待つという選択をしたら、待っている間に必死こいて稼ぎます。
不要な残業をしまくって、ウェブ上でできる副業とかちょっとしたバイトとかを入れまくって、待っている時間をフルに使って稼げるだけ稼ぎます。
安心するためにブログを読む暇があったら、アンケートサイトでも回って小銭でも良いから稼ぎます。
そして稼いだ金を投資に回します。投資の損は投資で取り返してやります。取り返せるのが1割だろうが2割だろうが、損して終わりって冗談じゃない。
前を向いて資産を増やそう
誤解しないで欲しいのですが、僕はブログを読んで安心しようとする人を、非難しているわけでもバカにしているわけでもありません。
以前書きましたが、僕自身も一歩間違えればグリフラのバイオマス案件で30万円の被害を負うところでした。
そして僕もまた人のブログを読んで安心しようとしていました。ですので、気持ちはそれなりに理解します。
でも、ブログを読んで安心しても事態は何も変わらないじゃないですか?
だったら、その時間を有効に使いましょうよ。投資の損をちょっとでも取り返してやりましょうよ。
安心材料を探すことではなく、前向きなアクションを起こすことで、不安を紛らわせようじゃないですか。
投資家は下を向くべきではない。何かにすがるべきではない。決してアグレッシブさを失ってはならない。
前を向き、前に進み、何が何でも稼いで資産を増やしましょう!
コメント
今年始めに遊び感覚で入れたグリフラ関連の記事だけ開いてるけど
ここ最近はオナニーみたいな説教記事が多くうんざりしますね
好材料も悪材料も次の投資に役立つはずだが「安心材料」として扱われそうだし
情報収集先としては見切り時かな
2万円で済んだのならば幸運でしたね。勉強代で割り切れるレベルです。
1千万円超えている人もけっこういらっしゃるみたいですので。
今後もがんばってください。
同感です。ブロガーの方が楽観的なことを書かれても、今までの、マネオやjcサービスの対応を見る限り、状況は悪くなるばかりです。
例えば、jc証券のホームページがなんのアナウンスなしに閲覧できなくなったり、http://jcs-sc.co.jp/ そういった対応からもわかりますね。
あら、本当だ。見れなくなってますね。
ただこれについては、行政処分で証券会社の登録を取り消されたからじゃないですかね?
証券会社ではなくなった以上、実質的に会社がなくなったのとイコールですから、サイト閉鎖は当然かな?と思います。
グリフラで被害にあってないブロガーがアフィの為に説教するとは笑わせてくれますね。全く内容がない記事をありがとうございました。
アフィリエイトしたら良いのに?
被害総額500万円の投資家がグリフラと戦って資金を取り戻す記録、みたいなブログをやれば、リアリティあるし競合少ないし、やり方次第で集客できると思いますよ。
アフィとアドセンスで月5万くらいの収益になれば年間60万。3年やれば200万弱になります。
そうすれば300万円しか戻ってこなかったとしても、プラマイゼロにできるじゃないですか。
アフィリエイトという稼ぐ方法を知っていて、使えるネタを自分で持っているのに、やらないってもったいないと思うけどなぁ。
よくぞ言ってくれました。タロウさんのいう通りだと思います。
わたしもグリフラではかなり被りましたが、自分でやったことは自分で責任取るしかないものね。人の責任にしてどうのこうのいう暇があったら、本業に精出して稼ぎをUPした方が有意義だと思います。
わたしは弁護士さんに任せて本業に集中しますよ。
うん百万はかなり痛いのに本業に集中とはご立派です。
そうなんですよね、どうこういう暇があったら稼げよ、と。
ブログをはしごしてても一銭も稼げないわけで。
本業でがっぽり稼がれることを祈っております!