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延滞中ソシャレン、クラファン7業者の情報発信の姿勢の違い

延滞中ソシャレン、クラファン7業者の情報発信の姿勢の違いのタイトル画像

先日、延滞中のソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディング案件の現状について記事を書きました。

「延滞中」のソシャレン、クラファン案件の一覧まとめリスト
延滞中のソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件の現状と今後の見通しをまとめました。OwnersBook、オルタナバンク、クラウドバンク、TOMOTAQU、バンカーズ、bitREALTY、property+の7案件です。

その際に気付いたのが、業者ごとに情報発信の姿勢に違いがあることです。

今回は延滞中の7社の情報発信の姿勢を紹介します。

みなさんの業者選びの参考になれば幸いです。

タロウさん
タロウさん

各社の姿勢を知りましょう!

 

 

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

各社の延滞情報の発信状況

各社の延滞情報の発信状況のタイトル画像

それでは、延滞中のソシャレン、クラファン業者7社の延滞案件に関する情報発信の状況を見ていきます。

 

OwnersBook

OwnersBookのサイトの画像

 

延滞の事実を積極的に公表

OwnersBookはサイトトップページのセカンドビュー(サイトを開いて最初に表示される画面領域の次の画面領域)に赤枠で延滞状況説明ページへのリンクを設置しています。

OwnersBookの延滞状況説明ページへのリンクの画像

延滞の事実を隠すことなく、むしろ積極的に公表している形です。

左野くん
左野くん

隠す姿勢ではないと。

 

状況を定期的に報告

定期的な報告はおおむね2カ月に1回ペースで、これまでに17回の報告が行われています。

大阪ホテル案件の特設ページを設置し、ここから各個別報告のページに移動できる形です。

個別報告の内容については賛否があるでしょう。

ただ、延滞の事実を隠すことなく積極的に公表し、定期的に報告する姿勢については評価されて良いと思います。

右田さん
右田さん

内容はともかくと。

OwnersBookについては少し思うところがあるので、近日中に別記事をアップする予定です。

 

オルタナバンク

オルタナバンク(Alterna Bank)のサイト画像

 

会員限定で報告

オルタナバンクは延滞の発生を会員限定で報告しました。

ログイン後、マイページの「お知らせ・通知」から確認できます。

オルタナバンクの延滞情報ページへのリンク

当該案件の出資者にはメールでも連絡がありましたが、出資していない会員への連絡は行われていません。

非会員は延滞の事実を知ることはできませんし、出資していない会員の少なからずは気づかなかったのではないでしょうか?

あまり大っぴらにしたくない大事にしたくないという意図が透けて見えるかなと。

さきほどのOwnersBookに比べると消極的な姿勢に感じます。

左野くん
左野くん

できれば知られたくない。

 

報告の中身は非常に詳細

ただ、報告の内容自体は非常に詳しく丁寧に書かれています。

  • 運用期間延長になった事実
  • 変更後の契約書の交付
  • 延長となった詳細な理由
    • 借り手の当初予定の返済方法
    • 変更後の返済方法
    • それが実現しなかった理由
  • 返済の見通し
  • 延長期間分の分配の有無
  • 直近利息の受取の有無

この点については評価されて良いでしょう。

 

今後は定期報告も

延滞の発生を報告したのが2024年1月4日で、次に報告があったのは延長後の運用終了予定である2月29日でした。

間が2カ月あきましたが、特に報告する内容もないですからこの間の追加報告なしは問題ないと思います。

また、2月29日に発信された追加報告の内容も詳細で、さらに今後は原則毎月第3営業日に定期報告を行うそうです。

発信対象が会員限定であることは残念ですが、その点を除けば情報発信は適切であると考えます。

タロウさん
タロウさん

今後の定期報告に期待です!

 

クラウドバンク

クラウドバンクのサイトの画像

クラウドバンクでは新たに延滞が発生していますが、本稿は前回記事を受けたものなので、新たな延滞分については評価対象としません。

 

延滞を積極的に公表

クラウドバンクはOwnersBook同様に延滞の事実を積極的に公表しています。

こちらもセカンドビューの冒頭にあるニュース欄の1つ目に、遅延情報ページへのリンクを設置です。

クラウドバンクの延滞情報ページへのリンク

右田さん
右田さん

隠そうとしていない。

 

月イチペースで定期報告

進捗状況については月イチペースで報告が行われています。

年始を除いて毎月7日前後の報告と、定期的で分かりやすいです。

第1報から最新まで同じページに追記で書かれており、最初から時系列で内容を把握しやすくなっています。

 

報告内容も詳細

報告の内容も相手の役職や偽造の実態、裁判日程まで詳細なものです。

クラウドバンク側の正当性をアピールする意図もかなりあるでしょうが、今回の7社の中では最も詳細で踏み込んだ報告内容だと感じます。

この点に関してはOwnersBookよりクラウドバンクの方が上です。

左野くん
左野くん

内容はクラバンがベスト。

 

TOMOTAQU

TOMOTAQUのサイト画像

 

お知らせで延滞発生を公表

トモタクは2023年9月7日にサイトのお知らせで運用期間延長を発表しました。

ただ、すでに過去のお知らせになっているため、現在はこのお知らせにトップページからダイレクトにアクセスすることはできません。

トモタクの延滞情報ページへのリンク

PCサイトは「NEWS一覧」へのリンクがありますが、スマホサイトはそれすらないです。

このため、最新のNEWSを開く → ページ最下部の「お知らせ一覧に戻る」をタップ → 9月のお知らせまでさかのぼる → 当該NEWSを開く、と進まないと見られません。

 

直前の報告で内容も簡素

延滞を公表したお知らせは下記の2つですが。

地中障害物の影響で竣工延期、運用期間を6カ月延長と、最低限の内容となっています。

また、このお知らせが掲載されたのは運用終了の2カ月前です。

トモタクの成立前書面では延長の通知は契約期間終了の2カ月前まで、延長は最長6カ月と定められています。

つまり、ギリギリになって伸ばせるだけ伸ばしたということです。

右田さん
右田さん

延期になるのはもっと前に分かっていたはず…

 

追加報告なし

上記発表以降、公式サイト、出資者へのメール通知、いずれの形でも追加の情報発信はないようです。

ギリギリ通知でも追加情報なしでも結果に変化はないと言われれば、それはその通りなのでしょうが。

人間は得てして論理ではなく感情で動く生き物です。

「直前になって延期!しかもその後は音沙汰なし!トモタクざけんな!」となる人はなりますよ。

後述しますがトモタクは大きなチャンスを逃したと感じました。

タロウさん
タロウさん

せっかくのチャンスを!

 

バンカーズ

バンカーズのサイトの画像

 

当日と翌日に速報

バンカーズはガイアが倒産した当日に速報、翌日に現状の報告を公式サイトに掲載しました。

当日の報告は融資先のガイアが倒産したことの事実報告。

翌日はJトラストがガイアの再建支援にあたることを追加したのみです。

発生当日と翌日ですので、事実報告が限界であることは理解します。

左野くん
左野くん

債権回収があるから下手に情報を出せないし。

 

出資者にはメールで定期報告

当該お知らせは現在は過去のニュース一覧に掲載されているだけです。

情報公開の積極性という点ではOwnersBook、クラウドバンクに比べて見劣りします。

バンカーズの延滞情報ページへのリンク

ただ、当該案件の出資者には月イチペースで進捗報告のメールが届いているようです。

投資家を放ったらかしにせず情報提供しようとする姿勢は感じられます。

 

bitREALTY

bitREALTYのサイトの画像

 

メールで一報があっただけ

bitREALTYは公式サイトでの発表は一切なしです。

2月9日に出資者に運用延長をメールで連絡しただけで、それ以降の報告もない模様。

延長中の分配はあるようですが、それも問い合わせた人に答えただけで、他の出資者には伝えられていないようです。

なんと言いますか、「事務的に処理、以上終わり」って印象を受けます。

右田さん
右田さん

ドライだね…

 

property+

property+のサイトの画像

 

出資者にメールで一報のみ

property+も延滞の発生を出資者にメールで報告しただけで、公式サイトでの発表はしていません。

その後の途中報告も一切なしで、先日、償還が決まったことが出資者にメールで連絡されたようです。

左野くん
左野くん

こちらもドライか…

 

五月雨式に連絡

property+は5つの案件で延滞が起きていますが。

予定償還日が異なるだけで投資対象などは同じです。

ですので、最初の案件が延滞した時点で他の4案件も延滞する可能性があることは分かっていたでしょう。

案件名 Branche桜山Ⅲファンド8
Branche桜山Ⅲファンド9
Branche桜山Ⅲファンド10
Branche桜山Ⅲファンド11
Branche桜山Ⅲファンド12
予定償還日 8:2023年9月15日
9:2023年11月16日
10:2023年12月18日
11:2024年2月16日
12:2024年3月18日

しかし、最初の延滞が出た時点で連絡をしたのは8号の出資者にだけ

以降、9号の償還が近づくと9号の出資者へ、10号が近づくと10号へと五月雨式に連絡しているようです。

最初の時点で12号まですべての出資者に状況報告したほうが良かったのでは?

どっちみちSNSなど投資家同士の横のつながりで延滞が起きたことは伝わるのですから。

タロウさん
タロウさん

悪い情報は早めにです!

情報発信の姿勢に違いが

情報発信の姿勢に違いがのタイトル画像

ここまで7社の対応を見てきました。

こうやって複数の事例を同時に見ると、各社の姿勢に違いがあることが分かるのではないでしょうか?

以下、今回の調査で僕が感じたことを書きます。

 

積極的なのはオナブとクラバン

延滞の公表に積極的

7社の中で延滞の事実を隠さず積極的に公表しているのがOwnersBookクラウドバンクです。

この2社だけがサイトトップページの目立つ場所で延滞の事実を公表しています。

また、リンク先の延滞案件の特設ページはログインなしで開くことができ、会員以外も見ることができる状態です。

延滞という自社にとってよろしくない事実を非会員も含めて積極的に公表する姿勢は評価されて良いでしょう。

右田さん
右田さん

ここは素直に評価。

 

報告内容はクラバンが詳細

ただ、報告内容についてはOwnersBookよりクラウドバンクが勝ります。

テクノ社と争っていることもあり、自社の正当性をアピールする意図も多分にあるはずですが。

それを差し引いてもかなり踏み込んだ内容まで記載されています。

対するOwnersBookは最低限の事実の公表にとどめており、クラウドバンクに比べて劣ると言わざるを得ません。

左野くん
左野くん

内容もクラバン。

 

ビットリとプロプラは下手くそ

bitREALTYとproperty+は「ヘッタクソだな~」と感じました。

どちらも出資者だけにメールで一報して終わり

顧客がどう感じるか?どうすれば顧客満足度を下げずに済むか?そういう視点が微塵も感じられない。

bitREALTYは社員がケネディクス出身なので、末端消費者の扱いが分かっていないのならしょうがないかなと。

ただ、property+は不動産屋さんですからね。

分かんないわけないと思うのですが。

なぜこんな対応になるのか謎です。

 

トモタクはチャンスを逃した

今回、千載一遇のチャンスを逃したのがトモタクです。

もったいないオバケが団体さんで出てくる勢いでした。

 

最悪の情報発信

今回のトモタクの情報発信はこうです。

  • 期限ギリギリまで報告せず
  • 報告内容は最低限
  • 追加報告なし

これでは既存会員は不安になり疑心暗鬼になりますよ。

僕の周りでも償還されるまでトモタクへの投資は控えるとか、トモタクから撤退したって人がいますもん。

右田さん
右田さん

そりゃそうだよね。

今回の延滞ですが、地中から想定外の障害物が出てきたので工事が遅れる。

もしそれだけであるならば、情報の出し方次第で投資家の信頼を高めることもできたと思います。

タロウさん
タロウさん

逆にチャンスでした!

 

最初にガッツリ情報を出す

まず、ギリギリまで待たずに障害物が出た時点で投資家に第一報を出す。

その際に、障害物の写真なども添え、今後のスケジュールも示す。

こういう状況ですが、遅れるだけなので大丈夫ですよと。

償還2カ月前になっていきなり「6カ月遅れる、よろ!」と言われるより印象はずいぶん変わるでしょう。

左野くん
左野くん

もうすぐ償還と思っていたら…

 

定期的に報告

そして6カ月も待たせる以上、そのまま放置はありえません。

1カ月おきくらいに定期報告をする。

その際、「順調に工事は進んでおり3月中旬には撤去が終わる予定」と書いて、工事現場と現場監督の写真を一緒に掲載するとか。

撤去が完了したら定期報告とは別に号外速報で「ついに撤去完了、元の工程に戻ります、ご心配おかけしました!」と、撤去が終わった現場で職人さんがガッツポーズする写真を掲載とか。

 

双方向のコミュニケーションを作れる

我々投資家なんてノー天気で気分屋でアンポンタンな一般ピーポーなんですから。

情報の出し方一つで、いくらでもマインドコントロールできるわけです。

また、ソシャレン、クラファンは業者から投資家へ、一方通行のコミュニケーションが基本ですが。

それを、投資家から投げられた不安に応えることで、双方向のコミュニケーションを作ることができる。

定期報告というツールを使って、定期的なコミュニケーションの場をゲットでき、投資家の不安を解消することでファン化することも可能。

災い転じて福となす絶好のチャンスをトモタクは逃した

ナボナを50名様にプレゼントするより、はるかにローコストなのに。

トモタクのナボナ50名様プレゼントのイメージ

もったいないことしたなぁ、と感じました。

右田さん
右田さん

もったいないオバケが出るぞ~

 

各社の姿勢の違いに注目

非常時の対応には各社の姿勢が現れます。

延滞自体は喜ばしくないことですが、各社の姿勢の違いを知るチャンスとも言えますよね?

延滞時の対応、情報発信の仕方などから各社の姿勢を理解し、業者選びなどの参考にしましょう。

タロウさん
タロウさん

以上です!

 

コメント

  1. russianblue より:

    延滞情報、とても参考になります。ありがとうございます。
    投資=リスク懸念あることを念頭に、今後も続けます。
    『タロブロ』毎回、楽しみであり知識をもらっております。

    • タロウ タロウ より:

      こんにちは~

      「投資に手を出す=リスクに手を出す」ですからね。
      今後も注意に注意を重ね、リスクの大海原を渡っていきましょう!

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

保全

保全とは借り手が返済できなくなった場合に備え、貸し手があらかじめ用意する融資金の回収手段のことです。

保全の代表的なものは担保と連帯保証です。

例えば、銀行が融資の際に借り手の自宅を担保とし、借り手が返済できなくなると自宅を売却して融資金を回収します。

保証と連帯保証

保証とは、

  1. 借り手が返済しない場合に
  2. 借り手に代わって返済する責任を負う

ことです。

保証では、貸し手は借り手が返済できなくなって初めて、保証人に返済を求めることができます。

これに対して連帯保証では、貸し手は借り手の返済能力の有無を問わず、連帯保証人に返済を求めることができます。

連帯保証の方が負う責任が重く、現在では連帯保証にすることがほとんどです。

担保

担保とはいわゆる「借金のかた」のことです。

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を企業などに貸します。

ソーシャルレンディングの仕組み

その際、借り手の企業は例えば企業が所有する土地を担保として提供します。

借り手が返済できなくなった場合、ソシャレン業者は土地を売却して貸したお金を回収します。

ソシャレンにおいて担保は万が一の場合の安全装置です。

利回り

利回りとは投資した金額に対する得られる利益の割合のことです。

例えば、100万円投資して利益が3万円の場合、利回りは3%です。

ソシャレン、クラファンでは利回りは年利で表示されます。

利回りの表示例

ですので、次のような案件に10万円を投資した場合、

  • 利回り:4.6%
  • 運用期間:6カ月

得られる分配金は、10万円×4.6%÷12カ月×6カ月=2,300円です。

ファンド

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングで使われる場合、ファンドは案件と同じ意味です。

再エネ系案件

再エネ系案件とは太陽光発電やバイオマス発電など、再生エネルギー事業と関係がある案件のことです。

例えば、ソーシャルレンディングで、

  1. 投資家が出資する
  2. 業者がA社に貸す
  3. 借りた資金でA社が太陽光発電所を建設する
  4. A社が払う利息を投資家に分配する

とか、不動産クラウドファンディングで、

  1. 投資家が出資する
  2. 業者がバイオマス発電所を取得する
  3. 電気を売った収益を投資家に分配する

といった案件です。

キャンセル待ち

先着方式の案件で募集額が応募で埋まったあとも、応募を受け付ける業者があります。

これを「キャンセル待ち受付」「キャンセル待ち応募」などと呼びます。

入金期限までにお金を振り込まないキャンセルが出ると、その分がキャンセル待ちで応募した人に割り振られます。

eKYC

ソシャレン、クラファン業者で会員登録をする際、申し込んでいるのが本当に本人であるかの確認が必要です。

この本人確認のことをKYC(Know Your Customer)と言います。

従来型の対面や郵送による本人確認(KYC)に対し、オンラインで行う本人確認をeKYC(electronic Know Your Customer)と言います。

ソシャレン、クラファン業者ではスマホを使ったeKYCが一般的ですが、KYCを併用している業者も多いです。

 

売掛債権

売掛債権とは「商品などを販売した代金を受け取る権利」です。

例えば、酒屋がバーにお酒を売り、1カ月分の代金を翌月末にまとめて受け取るみたいなのがありますよね?

この1カ月分の代金を受け取る権利が売掛債権です。

売掛債権は担保にすることができます。

例えば、ソシャレン業者が売掛債権を担保に酒屋にお金を貸す。

酒屋が返済できなくなった場合、ソシャレン業者はバーが支払う代金から貸したお金を回収します。

最低投資額

10円とかで投資されたら業者は困ってしまいますよね?笑

そのため、業者は「最低いくら以上で投資してくださいね」という最低ラインを定めています。

これが最低投資額です。

例えば次のような案件の場合、

  • 最低投資額:2万円
  • 投資単位:1口1万円

一番少なくて2万円から投資でき、その次は3万円、その次は4万円です。

会員登録(口座開設)

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、各業者で会員登録をすることで、投資できるようになります。

Amazonでアカウント登録をすると、Amazonで買い物ができるようになりますよね?

それと同じだと考えてください。

口座開設」という表現を使っている業者もありますが、意味は会員登録と同じです。

繰り上げ当選

抽選方式の案件で業者が当選者に連絡し、入金をお願いした。

ところが、3人の当選者が気が変わって入金しなかったため、合計400万円が浮いてしまった。

この場合、多くの業者では再抽選を実施し、400万円分の投資家を新たに当選とします。

これが繰り上げ当選です。

なお、繰り上げ当選では応募額の一部だけが当選の部分当選になる場合があります。

当選者 応募額 当選額
山田さん 150万円 150万円
田中さん 200万円 200万円
中山さん 100万円 50万円
合計 400万円

 

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中でお金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

なお、「抵当権第1順位」は担保順位が第1順位であることと同義です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

右下の「close」か別ウィンドウの外の部分をタップすると、別ウィンドウが閉まり記事に戻ります。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。