僕はソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングで約1千万円を運用中です。
現役のソシャレン投資家がどのように投資しているのか?
2020年5月度の僕の投資実績をすべて公開します。
これからソシャレン、不動産クラファンを始める方の参考になれば幸いです!
全部オープンにするから参考にしてね!
タップできる目次
新たに投資したソーシャルレンディング案件
先月、新たに投資したソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングの案件です。
2020年5月は2つの案件に80万円を投資しました。
Funds
GranDuoファンド1号
- 運用期間:5カ月
- 利回り:3.0%
- 投資額:300,000円
- 税引前利益:4,019円
Fundsでは1月以来の投資です。
広告目的なので硬い
借り手はマザーズ上場のフェイスネットワーク社です。
今回の案件については「認知度向上を図るため」と案件詳細ページに明記されています。
広告目的でのFunds利用ですので、デフォルトさせることはまずないでしょう。
損失が出る可能性は極めて低い
また、フェイスネットワーク社について一通り調べてみたのですが、
変な商売をしている会社ではないですし、今のところ経営状態も良好。
運用期間の5カ月以内にどうこうなる可能性は限りなくゼロと判断しました。
Pocket Funding
Pocket Fundingですがしばらく様子見します。
コロナの影響を見極めたい
親愛なる読者諸兄姉はご存知の通り、僕はソシャレン開始当初からのポケファンラヴァーです。
ただ、ポケファンの借り手って中小企業や個人事業主が多いんですよね。
コロナの影響がそういった借り手にどう出るのか僕にはよく分かりません。
自分なりに判断がつくまで様子見します。
あ、軍用地案件はたぶん行きますけど。
J.LENDING
14号
- 運用期間:6カ月
- 利回り:5.1%
- 投資額:500,000円
- 税引前利益:13,028円
J.LENDINGには3カ月ぶりの投資です。
実績ができたので再投資
14号の借り手はF社です。
僕はF社が借り手の10号と11号に合わせて100万円を投資しています。
で、どちらも6月に償還を迎えるのですが、J.LENDINGに問い合わせたところ予定通り償還の見込みとのこと。
実績ができましたので入れ替えで50万円を再投資しました。
CRE Funding
CRE Fundingは第1号から4回連続で投資対象が同じです。
僕は1号に投資済みなので2~4号は見送りました。
6月は第5号が出るとのことですので、新顔を期待しています。
CREAL
保育園が出ましたが運用期間が12カ月を超えていたので見送りました。
相変わらずマイルールを厳守だね。
実は頑固です!
CREALアラート発動!
今回の案件は、
- 利回りが過去最高の6%(従来の最高は5%が2回だけ)
- 過去に3回しかない劣後出資比率20%
- 売却価格次第では家賃分(4.5%)の利回りしか得られないと明記
と、リスクが高いことをキッチリと投資家に示した上での募集でした。
こういうCREALのスタンスって良いですよね。
マスコミ映えしか考えていない小池アラートと大違いです。
FANTAS funding
1年ぶりにFANTASお休みです。
小心者が炸裂
5月は募集が2回行われました。
1回目は72号が良さ気だったのですが、成立前書面に書かれている通り対象物件はFANTAS technologyの社宅です。
社員が入居中の社宅をなぜ売るのか?がピンとこず、後ろ髪を引かれながら手を引きました。
2回目の関西案件はオールパス。
中目黒の76号は空室中だったので見送りました。
相変わらずの小心者炸裂中です!
X-Crowd
僕は昨年の12月にX-Crowdの第1号案件に100万円を投資しました。
まもなく半年となりますが、6月に1回目の分配金が振り込まれると連絡がありました。
投資対象がインバウンド向けの京町家宿泊施設。
ちょっと心配していたので一安心です。
Renosy
第16号の募集がありましたが、言うまでもなく落選しました。
Renosyは第1号から応募していますが、これで対戦成績は2勝14敗となりました。
他の追随を許さないクジ運の悪さだね。
投資総額
以上をまとめると、5月の総投資は以下の通りです。(最下段の利回りと運用期間は単純平均、投資額と税引前収益は合計)
業者 | タイプ | 利回り | 運用期間 | 投資額 | 税前収益 |
---|---|---|---|---|---|
Funds | 社債 | 3.0% | 5ヶ月 | 30万円 | 4,019円 |
J.LENDING | 不動産 | 5.1% | 6ヶ月 | 50万円 | 13,028円 |
平均/合計 | 4.1% | 5.5ヶ月 | 80万円 | 17,047円 |
投資したのが2案件だけというのは、恐らく過去最低です。
80万円も2019年8月の75万円に次ぐワースト2です。
ちょっと慎重になってますね。
無理せずマイペースで攻めていきます!
現在のソーシャルレンディング投資状況
次は5月末時点での投資状況です。
こんな感じになっています!
業者別投資額
5月末時点でのソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングの事業者別の運用中投資額は以下の通りです。
事業者名 | 投資額 |
---|---|
OwnersBook | 51万円 |
Funds | 180万円 |
Pocket Funding | 20万円 |
J.LENDING | 200万円 |
CRE Funding | 50万円 |
SAMURAI FUND | 60万円 |
CREAL | 50万円 |
FANTAS funding | 140万円 |
ジョイントアルファ | 50万円 |
X-Crowd | 100万円 |
Rimple | 58万円 |
合計 | 959万円 |
3カ月連続の1千万円割れです。
でも、5月は償還がなかったため4月に比べて80万円増えました。
5月に続いて業者の分散も良い感じで進んでいます。
CRE、CREAL、穴吹、Rimpleをもう少し増やしたいですね。
しかし、構成比トップがJ.LENDINGとか僕だけやろうなぁ。
良い業者さんなのに不思議っす!
運用期間
運用期間 | 投資額 |
---|---|
5ヶ月以下 | 260万円 |
6~10ヶ月 | 218万円 |
11ヶ月以上 | 481万円 |
運用期間は平均で8.0ヶ月です。
5月は投資した2案件がいずれも運用期間6カ月以下だったため、若干ですが短縮されました。
以前は平均で6カ月を切っていたこともあったのですが。
LCレンディングが懐かしいです!
利回り
利回り | 投資額 |
---|---|
4%未満 | 450万円 |
4%台 | 351万円 |
5%台 | 150万円 |
6%以上 | 8万円 |
利回りは単純平均で4.0%です。
去年の5月は平均で6.0%でした。
まさか1年で2%も落ちるとは思いもしなかったです。
稼げなくなる分、一つでも事故ったら積み上げてきた利益が吹っ飛びますよね。
今まで以上に案件選びに慎重さが求められると思います。
ババを引かないように、みなさん頑張りましょう。
タイプ別
不動産とか再エネとかタイプでの分類です。
タイプ | 投資額 |
---|---|
不動産ソシャレン | 271万円 |
社債型 | 290万円 |
不動産クラファン | 398万円 |
不動産ソシャレンには不動産を担保にするソシャレン案件すべてを含みます。
また、社債型はFunds、CREとSAMURAIの保証付き案件です。
5月は不動産クラファンに投資しなかったため、若干構成比が変わりました。
6月は不動産クラファンに投資して比率を5割に近づけたいです。
ソーシャルレンディングの分配金
さぁ、お楽しみ、5月にゲットした分配金(税引前)です!
事業者名 | 分配金額 |
---|---|
OwnersBook | 0円 |
Funds | 0円 |
Pocket Funding | 1,079円 |
J.LENDING | 0円 |
CRE Funding | 2,137円 |
SAMURAI FUND | 0円 |
CREAL | 1,875円 |
FANTAS funding | 0円 |
X-Crowd | 0円 |
ジョイントアルファ | 0円 |
Rimple | 0円 |
5月合計 | 5,091円 |
5月までの累計 | 865,276円 |
ガ~ン!始めたばかりの2018年7月の210円に次ぐワースト2です。
実は僕の投資先で毎月分配なのはPocket FundingとCREALだけです。
あとは四半期ごとが数社で満期一括が圧倒的。
なのでどうしても月ごとの偏りが出るのですが、1万円割れはショックですね。
6月は3万円になる予定です。
累計100万円は遠いです!
投資信託の実績
僕はソーシャルレンディング以外に投資信託を2つやっています。
アクティブファンドで人気ナンバーワンのひふみ投信と、ロボアドバイザー最大手のウェルスナビです。
5月末時点での実績はこちらです!
累計投資額 | 評価額 | 損益 | |
---|---|---|---|
ひふみ投信 | 966,665円 | 1,023,274円 | 56,609円 |
ウェルスナビ | 340,000円 | 343,464円 | 3,464円 |
合計 | 1,306,665円 | 1,366,738円 | 60,073円 |
ついにプラスに転じました。よっしゃ!
以前から申し上げている通りです。
投資信託は黙々と積み上げるのみ。
僕みたいな素人が浅知恵を振り絞ったところで下手を打つだけですからね。
コロナには目を向けず、従来と同じペースで積み立ててきました。
今後も一切何も考えず(笑)機械的に積み立て続けていきます。
まさに放置プレーでお金を増やすだね。
5月のソーシャルレンディング投資のまとめ
社会の変化を見極める
やや大きな話ですが、コロナによる社会の変化を注視する必要があります。
例えば、リモートワークが普及してオフィス需要が減るという説もありますが。
では、通勤ラッシュが激減したかと言うと、そこまで変わってないですよね。
様々な分野でこれから何が変わり、何が変わらないのか?
それが僕たちの投資にどう影響するのか、じっくり見極めていきます。
投資判断を慎重に
それと、投資先の見極めにより慎重さが求められるのかな?と。
例えばソシャレンで言うと、不況期には良い借り手が出てきますよね。
それまで銀行で借りられていた優良企業が貸金市場に出てくるみたいな。
でも同時に本当に窮に貧した借り手も出てくる。
もちろんソシャレン業者さん側で審査してくれるわけですが。
僕たち投資家サイドでも今まで以上に慎重に判断していく必要があると思います。
基本は攻め重視で
経済状況の変わり目ですので慎重さは求められますが。
周りが慎重であるときは逆に攻撃のチャンスです。
5月のRimpleは競争率が2倍強まで下がりましたよね。
今が攻め時です。アグレッシブにいきましょう!
で、Rimpleは当選したの?
聞かんでくれ…
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