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【2020年7月度】ソーシャルレンディングの投資実績を公開!

僕はソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングで1千万円以上を運用中です。

現役のソシャレン投資家がどのように投資しているのか?

2020年7月度の僕の投資実績をすべて公開します。

これからソシャレン、不動産クラファンを始める方の参考になれば幸いです!

タロウさん
タロウさん

全部オープンにするから参考にしてね!

この記事の著者
投資家・ブロガー
タロウ

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファディング専門の投資家です。
2018年にソシャレン・クラファン投資を始め、これまで400件を超える案件に2億円以上を投資し損失ゼロ。
安全性を最重視した投資情報を発信しています。

新たに投資したソーシャルレンディング案件

先月、新たに投資したソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングの案件です。

2020年7月は7つの案件に270万円を投資しました。

 

bitREALTY

まずは初投資の業者さんです!

KURAMAE214

  • 運用期間:4カ月
  • 利回り:3.2%
  • 投資額:500,000円
  • 税引前利益:5,333円

何度か問い合わせをしたのですが対応が上から感あふれまくりで。

正直、良いイメージは持っていないのですが。

儲かる話にはオールウェルカムで乗っかります!笑

タロウさん
タロウさん

世の中ゼニや!

右田さん
右田さん

あいかわらず汚れたヒヨコ…

 

CAMPFIRE Owners

初投資の業者さん、2社目です!

AMALフラッグエステート

  • 運用期間:12カ月
  • 利回り:5.0%
  • 投資額:100,000円
  • 税引前利益:5,000円

CAMPFIRE Ownersに日本保証が登場!

これまで超不人気だったCAMPFIRE Owners。

SAMURAI FUNDでおなじみの日本保証の連帯保証付き案件が登場しました。

これにはビックリ!

日本保証案件は安全性から人気が非常に高いです。

SAMURAI FUNDではクリック合戦が増えています。

CAMPFIRE Ownersなら余裕で投資できる!

ところが、超不人気だったCAMPFIRE Owners。

会員数が少ないのでしょう。

募集開始ジャストタイムで応募したのは全国で11人だけ。

初日に集まったのはわずか846万円。

募集全額を集めて満了するまで13日もかかったのです。

SAMURAI FUNDより条件が良い

では、CAMPFIRE Ownersの日本保証案件は悪いのか?

そんなことはありません。

むしろ、SAMURAI FUNDよりも条件が良いです。

  • クリック合戦がない
  • 後入金方式(SAMURAIはデポジット方式)
  • 出金手数料が無料
  • 毎月分配

日本保証ならCAMPFIRE Owners

特にクリック合戦がないのが良いですね。

日本保証案件に投資したいけれど、SAMURAI FUNDはクリック合戦で投資できないという方。

CAMPFIRE Ownersは検討の価値ありますよ!

CAMPFIRE Owners

 

A funding

初投資の業者さん、3社目です!

2号 ダイヤモンド西新宿

  • 運用期間:7カ月
  • 利回り:8.6%
  • 投資額:300,000円
  • 税引前利益:15,000円

利回り8.6%の目玉案件だった

今回の案件、利回り5%と表示されていますが、実はこれ配当利回りです。

分配シミュレーションのところに書いていますが。

優先出資が854万円、それに対する配当が42.7万円です。(桁が3つ抜けているのはご愛嬌w)

それで、42.7÷854=5%です。

タロウさん
タロウさん

純粋に投資額に対する配当金のパーセンテージです!

でも、今回の案件、運用期間は7カ月です。

なので、他社と同様に年利に換算すると、5%÷7カ月×12カ月=8.6%

8%オーバーの超高利回りだったのです!

これはクリック合戦間違いなし。

しかも、今回の募集方式は変則でした。

左野くん
左野くん

どんな方式だったの?

既存客優遇方式だった

今回の募集スケジュールは、

  • 7月22日~24日17時:1号案件に応募した人
  • 7月24日17時~:それ以外の人

という、既存客優遇方式だったのです。

良いですね、こういう従来からのお客様を大切にする姿勢。

一般募集開始前の状況

で、僕は1号に応募しなかった一般投資家だったのですが。

一般分が始まる24日17時直前の応募状況はこんな感じでした。

  • 2号案件:19人応募済み、残額約300万円
  • 3号案件:21人応募済み、残額約200万円

残り200や300じゃどうしようもない。

完全あきらめモードでしたが、残額が多い2号でチャレンジすることに。

応募がメッチャ面倒くさい!

17時ジャストでF5を押し、画面が開いたのですが…

A funding、メッチャ面倒くさい!

ダウンロードしないといけないPDFファイルが3つもある。

しかも、ダウンロードした後「出資する」を押しても遷移しない。

しょうがないからF5で画面を更新してようやく遷移。

さらに、投資額が選択式なので数字で入力できない。

他社さんに比べて使い勝手がダントツに悪いです。

でも、投資できた!

F5の時点で絶望したのですが。

なんと、30万円あっさりと投資できました!

もしかしたらと3号を開くと3万円だけ残っている。

バタバタと操作し3万円をゲット!と思ったのですが。

一歩間に合わずキャンセル待ちになりました。

タロウさん
タロウさん

期待して待ってます!

応募者わずか18人!

さてさて。

利回り8%で激戦確実。

しかも残額わずかで操作オロオロだったのに、なぜ投資できたのか?

応募者数を見て納得です。

  • 2号案件:優先応募者19人 → 最終応募者30人
  • 3号案件:優先応募者21人 → 最終応募者28人

なんと一般枠で応募したのは、2号11人、3号7人の延べ18人だけだったのです。

タロウさん
タロウさん

そのうちの延べ2人が僕でした!

しばらくは狙い目かも?

もしかしたら、A fundingの会員数ってメッチャ少ないのでは?

投資したのが全会員の10%だとすると、会員数は数百人ってことになります。

運営会社が上場企業で劣後出資比率30%なので、いずれクリック合戦化するでしょう。

狙うなら競争率が低い今のうちです。

タロウさん
タロウさん

次の募集、早くカモン!

A funding

 

CRE Funding

6号 羽生

  • 運用期間:10カ月
  • 利回り:2.8%
  • 投資額:500,000円
  • 税引前利益:12,504円

実質利回りは3.6%

前回の5号はクリック合戦に破れましたが、今回は募集額が7千万円と多め。

今回もクリック合戦になりましたが、なんとか滑り込めました。

今回は0.5%のキャッシュバック付きでした。

なので、その分も含めると実質的な利回りは3.6%です。

  • 分配金:12,504円
  • キャッシュバック:50万円×0.5%=2,500円
  • 実質利回り:15,004円÷50万円÷10カ月×12カ月=3.6%

良いですね~

8月も募集が行われることを期待しています!

CRE Funding

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累計投資額5000万円の現役投資家が、CRE Fundingの評判、口コミ、特長、デメリットなどを実体験から解説します。メリット、運営会社と経営者、リスク、投資の際の注意点と対策についても紹介します。

 

CREAL

アクシア新宿御苑

  • 運用期間:12カ月
  • 利回り:3.0%
  • 投資額:100,000円
  • 税引前利益:3,000円

CREALのクリック合戦対策が光る

久々の区分マンション案件でした。

劣後出資が10%と低かったのですが、物件の内容的に問題ないと判断。

今回は募集額が2千万円ちょっとと少なかったため、応募額の上限が10万円に設定されました。

おかげで絶望的なクリック合戦にはならず、無事に投資できました。

こういう対策をきっちり取るCREALの姿勢は良いですよね。

CREAL

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FANTAS funding

82号 世田谷区上野毛

  • 運用期間:4カ月
  • 利回り:3.5%
  • 投資額:200,000円
  • 税引前利益:2,339円

医療従事者支援の優待案件

FANTAS fundingでは6月に医療従事者支援案件が募集されました。

この案件に10万円以上投資した人には、次回案件に優先的に応募できる特典が付与されました。

その特典対象が今回募集された80~83号案件です。

僕も10万円投資したので優先対象でした。

募集総額=優先出資額ではない!

で、僕が応募した82号ですが。

案件紹介ページのこちらの画像。

みなさん、これを見て(優先劣後出資の)優先出資額はいくらだと思いますか?

僕は「優先出資額=1,555万円」と思いました。

だって、これまでFANTAS fundingはずっと「募集総額=優先出資額」でしたから。

ところが成立前書面を見ると、

「優先出資額=1,944万円」となっているのです。

右田さん
右田さん

なんで違ってるの?

「募集総額=優待分」だった

FANTAS fundingに問い合わせて謎が判明。

募集総額1,555万円は医療案件に投資した人向けの優待枠だったのです。

つまり、こういうことです。

出資者 出資額
優先出資(計1,944万円) 優待分 1,555万円
一般分 389万円
劣後出資 486万円
出資総額 2,430万円
  1. 募集総額は1,944万円
  2. そのうち、1,555万円を優待分として先に募集
  3. そのあとで、389万円を一般分として募集

「募集総額1,555万円」と表記しておいて、実際には1,944万円だった。

まぁこれは「優待分の募集総額だ」と強弁できなくもないですが。

問題は優先出資額が1,555万円ではなく1,944万円だったことです。

正しい投資判断ができない

不動産クラファンで投資する際、

  1. 対象物件が最低いくらで売れそうかを調べ
  2. それが優先出資額を超えていたら
  3. 最悪でも元本は戻ってくるので
  4. 投資しても大丈夫

と判断する人が多いと思います。

仮に今回の案件で最悪でも1,800万円で売れると見立てたとします。

  • 表記の募集総額:1,555万円
  • 実際の優先出資:1,944万円

優先出資が1,555万円だと誤解した人は「200万円以上余裕があるからOK!」と判断するでしょう。

でも、実際の優先出資は1,944万円なので損失が出る可能性があるのです。

今回のFANTAS fundingの募集告知は問題あり

もちろん、優先出資が1,555万円と誤解した人が悪いんですよ。

だって、成立前書面を見れば分かる話ですから。

見ないのが悪い。

しかし、今回の募集に際してFANTAS fundingは、

  • 優待募集があることはアナウンスしましたが
  • 優待枠があることはアナウンスしていません

案件紹介ページで募集総額と表記すれば、今まで同様に優先出資額のことだと誤解する投資家が出る可能性は十分にある。

今回は投資家に誤解を与えかねない告知の仕方だったと思います。

Fundsが抽選案件でやっているように、

  • 優待枠:1,555万円
  • 一般枠:389万円

と明確に分かる表記をするべきだったのではないでしょうか?

80号は優待応募のみ?

もう一つ、今回の募集で疑問に思ったことが。

一般分の募集が終わったあと、FANTAS fundingの公式ツイッターが次のツイートをしました。

一般応募分はあった

80号は優待応募のみで一般応募はなかった。

ほんとにそうだったのですか?

80号の優先出資総額が1,408万円であることは成立前書面に書かれています。

そのうち、優待応募分は1,126万円であると優待応募開始前の時点で表示されていました。

つまり、こういうことです。

出資者 出資額
優先出資(計1,408万円) 優待分 1,126万円
一般分 282万円
劣後出資 352万円
出資総額 1,760万円

優待分の応募が始まる前の時点では、一般分282万円は存在していたはずです。

一般優待分はどこに消えた?

この優待ではない一般の投資家が投資できるはずだった282万円はどこに消えたのでしょうか?

そもそも最初から存在しない、つまり、優待応募分1,126万円との表記が間違っていたのか?

それとも、優待分は1,126万円の予定だったが、システムのミスか何かで一般分を含む1,408万円まで全部応募を受けてしまったのか?

釈然としないですよね。

そこを明確にせずに「失礼しました」とツイート1本流して済ませる。

ちょっと今回の2つの件、なんだかなぁって感じました。

公開と募集開始の間をあけて欲しい

それと、ソシャレン、クラファン業者さんに一つお願いがあるのですが。

今回のFANTAS fundingのスケジュールは下記のとおりでした。

  • 7月10日(金):案件公開
  • 7月11日(土)
  • 7月12日(日)
  • 7月13日(月):募集開始

僕のメールでの問い合わせに対して、土曜日に返信をしてもらえたので今回は間に合いました。

ですが、どの業者さんも基本は土日休業ですよね。

できれば公開から募集開始まで2営業日程度あけていただきたいなと。

ぜひご一考ください。

FANTAS funding

【最新】FANTAS fundingの評判・口コミとデメリット・リスク
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Renosy

はい、落選で~す!

左野くん
左野くん

安定のクジ運の悪さ。笑

 

Rimple

Rimpleのサイト画像 新

4号 クレイシア高野台+赤堤+池上

  • 運用期間:6カ月
  • 利回り:4.7%
  • 投資額:1,000,000円
  • 税引前利益:23,564円

えらいことになってしもた…

奇跡が起きた!

僕は人類の歴史上、最もクジ運が悪いソシャレン投資家です。

「どーせ、外れるし~、当たったとしても部分当選が関の山っしょ~」

と、スーパー投げやりで100万円をポチッと応募。

それがまさか、当選するとは。

奇跡が起こりました!

右田さん
右田さん

来年分の運勢まで使い果たしたね。笑

 

タロウさん
タロウさん

再来年分も使い果たしたかも…

Rimpleが硬い

それはともかく、Rimpleの案件ってすごく硬くないですか?

最低いくらで売れるだろうと見立てた額が、優先出資額よりはるかに高い。

次回の5号も優先出資6千万円に対して、どれだけ安くても8千万円で売れそう。

つまり、投資家のお金は確実に戻ってくるってことです。

今後も是非この硬さをキープしていただければと思います!

Rimple

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投資総額

以上をまとめると、7月の総投資は以下の通りです。(最下段の利回りと運用期間は単純平均、投資額と税引前収益は合計)

業者 タイプ 利回り 運用期間 投資額 税前収益
CRE Funding 社債 2.8% 10カ月 50万円 12,504円
bitREALTY 不動産 3.2% 4カ月 50万円 5,333円
CAMPFIRE
Owners
不動産 5.0% 12カ月 10万円 5,000円
CREAL CF 3.0% 12カ月 10万円 3,000円
FANTAS CF 3.5% 4カ月 20万円 2,339円
Rimple CF 4.7% 6カ月 100万円 23,564円
A funding CF 8.6% 7カ月 30万円 15,000円
平均/合計 4.4% 7.9カ月 270万円 66,740円

投資額が200万円を超えたのは、昨年12月以来の7カ月ぶりです。

bitREALTYCAMPFIRE OwnersA fundingと、新規業者を3社開拓できたことが自分的には大きいです。

タロウさん
タロウさん

投資先を増やして投資のチャンスを広げます!

現在のソーシャルレンディング投資状況

次は7月末時点での投資状況です。

こんな感じになっています!

 

業者別投資額

7月末時点でのソーシャルレンディングと不動産投資型クラウドファンディングの事業者別の運用中投資額は以下の通りです。

事業者名 投資額
OwnersBook 0万円
Funds 80万円
Pocket Funding 0万円
J.LENDING 150万円
CRE Funding 100万円
SAMURAI FUND 48万円
bitREALTY 50万円
CAMPFIRE Owners 10万円
CREAL 60万円
FANTAS funding 110万円
ジョイントアルファ 50万円
Rimple 158万円
X-Crowd 100万円
SYLA FUNDING 25万円
A funding 30万円
合計 971万円

7月は投資額が多かったのですが償還額も多かったため、投資残高は6月とあまり変わりませんでした。

これで5カ月連続の1千万円割れです。とほほ…

業者別ではOwnersBookがついにゼロになってしまいました。

ですが、投資先業者は全部で13社に増え分散化が進んでいます。

今後もさらに新規業者を開拓し、リスク回避を進めます。

タロウさん
タロウさん

新しい業者さん、待ってます!

 

運用期間

運用期間 投資額
5カ月以下 180万円
6~10カ月 403万円
11カ月以上 400万円

運用期間は平均で8.2カ月です。

7月はbitREALTY、CRE Funding、Rimpleと、10カ月以下の案件での投資額が多かったです。

このため、11カ月以上を6月の52%から一気に10%以上減らせました。

今後も運用期間が少しでも短い案件に投資します。

 

利回り

利回り 投資額
4%未満 480万円
4%台 300万円
5%台 165万円
6%以上 38万円

利回りは単純平均で4.1%です。

6月に続いて4%未満が半分です。ツライなぁ…

でも銀行金利に比べれば数千倍ですからね。

今後も利回りに惑わされず、元本回収至上主義を貫きます。

タロウさん
タロウさん

投資はゼニを取り戻してなんぼじゃぁ~!

 

タイプ別

不動産とか再エネとかタイプでの分類です。

タイプ 投資額
不動産ソシャレン 210万円
社債型 240万円
不動産クラファン 533万円

不動産ソシャレンには不動産を担保にするソシャレン案件すべてを含みます。

また、社債型はFunds、CREとSAMURAIの保証付き案件です。

ついに、不動産クラファンがソシャレンを超えました!

僕の投資先を見て分かる通り、上場系の業者さんの比率が増えています。

で、上場系は不動産クラファンが多いんですよね。

今後も僕の投資額は不動産クラファンが増えていくと思います。

ソーシャルレンディングの分配金

さぁ、お楽しみ、7月にゲットした分配金(税引前)です!

事業者名 分配金額
OwnersBook 6,818円
Funds 11,082円
Pocket Funding 0円
J.LENDING 0円
CRE Funding 0円
SAMURAI FUND 8,878円
CREAL 1,849円
FANTAS funding 7,668円
ジョイントアルファ 0円
X-Crowd 0円
Rimple 0円
SYLA FUNDING 0円
7月合計 36,295円
7月までの累計 944,809円

7月はOwnersBookとFundsで償還があったので分配金が増えました。

8月はガクッと減る予定です。

不動産クラファンは満期一括分配が多いです。

なので、月々の分配金の波が大きくなってしまいますね。

タロウさん
タロウさん

トータルでは変わらないのでOKです!

投資信託の実績

僕はソーシャルレンディング以外に投資信託を2つやっています。

アクティブファンドで人気ナンバーワンのひふみ投信と、ロボアドバイザー最大手のウェルスナビです。

7月末時点での実績はこちらです!

累計投資額 評価額 損益
ひふみ投信 1,033,331円 1,124,438円 91,107円
ウェルスナビ 360,000円 381,081円 21,081円
合計 1,393,331円 1,505,519円 112,188円

絶好調です。

含み益がついに10万円を超えました!

ひふみはプラス8.8%と2カ月連続で8%台です。

このまま何もせず何も考えず、ただ淡々と積み立て続けます!

タロウさん
タロウさん

素人の投信積立は放置プレーが一番です!

7月のソーシャルレンディング投資のまとめ

最後に7月のまとめと8月の方針です。

 

新規業者3社で投資

7月はこれにつきます。

新規の業者さん3社で投資できました。

投資先を増やすことはずっとテーマでした。

一気に3社も増やせて良かったです。

左野くん
左野くん

でも、業者が増えると大変じゃない?

 

投資先の分散でリスク低減

確かに、投資先の業者を増やすと管理が面倒です。

SBIとクラバンの2社だけにすれば管理の手間もかからないでしょう。

ただ、リスク低減を考えると投資先の分散は必須ですよね。

僕はグリフラ、みんクレ、ラキバンその他、百万単位で被弾した先輩投資家をたくさん見てきました。

悪夢の2018年を経験した者として、面倒だからと投資先を集中させる気にはなれません。

今後も分散を進めます。

 

新規業者をさらに開拓

自分にとって今の課題は、1案件あたりの投資額が増えていることです。

硬い業者の硬い案件に絞ると、投資できる案件が少なくなります。

それで投資残高1千万円をキープしようとすると、1案件あたりの投資額が増えてしまう。

この状況を解決するには投資先を増やすしかありません。

現在投資中なのは13社ですが20社くらいまで増やしたいです。

ということで、8月も新規業者を積極的に開拓していきます!

タロウさん
タロウさん

8月も熱く攻めまくります!

コメント

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中で契約を破棄し、お金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

繰り上げ当選

抽選方式の案件で業者が当選者に連絡し、入金をお願いした。

ところが、3人の当選者が気が変わって入金しなかったため、合計400万円が浮いてしまった。

この場合、多くの業者では再抽選を実施し、400万円分の投資家を新たに当選とします。

これが繰り上げ当選です。

なお、繰り上げ当選では応募額の一部だけが当選の部分当選になる場合があります。

当選者 応募額 当選額
山田さん 150万円 150万円
田中さん 200万円 200万円
中山さん 100万円 50万円
合計 400万円

 

途中解約

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは投資を行う期間、言い換えると、業者にお金を渡して戻ってくるまでの期間が事前に決まっています。

その期間の途中で契約を破棄し、お金を返してもらうのが途中解約です。

ソシャレン、クラファンともにほとんどの業者で途中解約は認められていません。

途中解約ができるのは大家どっとこむなどごく一部です。

基本的に運用期間が終わるまでお金は戻ってこないと考えてください。

キャンペーン

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングでは、投資額などに応じてプレゼントなどがもらえるキャンペーンを業者が開催することがあります。

例えば次のようなものです。

  • 会員登録でアマゾンギフト券1,000円分プレゼント
  • 10万円以上の投資で投資額の1%分のアマゾンギフト券を贈呈
  • 投資した人の中から抽選で50名に高級焼肉セットをプレゼント

最新のキャンペーン情報は下記記事にまとめています。

最新のキャンペーン情報

デビュー案件

業者が運営を開始後、初めて募集する第1号案件のことを、このブログではデビュー案件と呼んでいます。

このブログが独自に使っている用語であり、一般用語ではありません。

デビュー案件は一般に安全性、利回りともに高いことが多いです。

また、運営開始直後で会員がまだ少ないため、競争率が低く投資しやすいです。

デビュー案件はおすすめだと僕は思っています。

軍用地案件

軍用地案件はソーシャルレンディングのPocket Fundingが扱っている案件です。

担保が投資用不動産として人気が高い軍用地であるため、元本をほぼ確実に回収できることから、安全性が非常に高い人気の案件です。

なぜ、軍用地案件で元本をほぼ確実に回収できるのかは、この狭いスペースでは説明できません。

3分で読めますので、こちらの記事を参照してください。

軍用地案件の安全性が高い理由

1棟アパート、1棟マンション

不動産クラウドファンディングで「1棟アパート、1棟マンション」という表現を使う場合、アパートやマンション丸々1棟が投資対象であることを表します。

逆に投資対象が部屋単位である場合は「区分マンション」という表現を使います。

(区分アパートというのは聞いたことがありません)

海外案件

ソーシャルレンディングでは投資家のお金を借りるのが海外の企業であったり、借り手が日本企業であっても資金使途が海外企業への出資であるなど、投資家のお金の最終的な行先が海外である案件を海外案件といいます。

不動産クラファンでは投資家のお金で取得するのが海外の不動産である案件を海外案件といいます。

一般に海外案件は利回りが高い一方、海外ゆえにリスクが高くなることが多いです。

投資においてリターンとリスクはワンセットであり、ハイリターン・ローリスクはありえません。

初心者は海外案件には手を出さないことを強くおすすめします。

分散投資

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分散投資とは、利用する業者や投資する案件、案件のタイプなどを集中させず、複数に分ける投資手法のことです。

例えば、ソシャレンで1つの業者だけを使っている場合、その業者が倒産するとすべての資産を失うことになります。

また、不動産クラファンで東京の物件だけに投資していると、東京の地価の下落が全投資額に影響を及ぼしますよね?

分散投資をすることで大きな被害を防ぎ、万が一の場合でも被害を小さく済ませることができます。

事故

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで分配金の支払いや元本の償還が遅れたり、元本が戻ってこなくなるなどのトラブルを、このブログでは「事故」と表現しています。

業者

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングの運営会社のことを、このブログでは「業者」と呼んでいます。

FundsやCREAL、バンカーズ、いずれも業者です。

Fundsのサイトの画像

「事業者」という表現を使っているメディアもあります。

満了

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで募集額満額の応募が集まることを、このブログでは「満了」と表現しています。

募集額1億2千万円の案件で、応募が1億2千万円集まった状態が満了です。

満了のイメージ画像

「完売」という表現を使っているメディアもあります。

担保順位

1つの担保に複数の貸し手がいる場合の、貸したお金を回収する優先順位のことです。

例えば、評価額1億円の土地を担保に3者が下のように融資したとします。

担保順位 貸し手 融資額
第一順位 悪徳銀行 6千万円
第二順位 腹黒信金 2千万円
第三順位 山田さん 1千万円

借り手が返済できなくなり担保を処分するも、8千万円でしか売れなかった。

この場合、まず悪徳銀行が6千万円を回収、次に腹黒信金が2千万円を回収します。

第三順位の山田さんは1円も回収できません。

ソシャレン業者の担保順位が低い場合は注意が必要です。

源泉徴収税

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングでは、業者が20.42%の所得税を引いてから投資家に分配金を支払います。

この20.42%の所得税のことを源泉徴収税といいます。

引かれた源泉徴収税は業者が税務署に納めます。

壁芯面積

マンションの部屋の面積を測る際に、壁の中心線を基準に出した面積を壁芯面積といいます。

一方、我々が普通に使う壁の内側の線を基準に出した面積は内法面積です。

壁芯面積と内法面積の説明図

1口単位と最低口数

1口単位とは投資できる金額の単位です。

例えば1口=10万円の案件では、20万円、70万円と10万円単位で投資できます。

ですが、13万円や99万円では投資できません。

最低口数とは投資する際に最低限必要な口数です。

例えば以下の案件の場合、

  • 1口単位:1万円
  • 最低口数:2口

最低2万円から1万円単位で投資できます。

右田さん
右田さん

2万円の次は3万円だよ。

こんな感じに別ウィンドウが開き、ここで用語の解説などをします。

右下の「close」か別ウィンドウの外の部分をタップすると、別ウィンドウが閉まり記事に戻ります。

不成立

不成立とは案件の募集を行ったが、事情により案件を実行できなくなることです。

例えば、応募が最低成立金額に達しない場合、案件を実行できず不成立となります。

また、不動産クラファンで応募は順調に集まっていたものの、取得予定だった不動産に不備が見つかったため取得が中止になり、案件が不成立となることもありえます。

逆に成立は応募が集まり案件を実行できるようになることです。

最低成立金額

例えば、ソーシャルレンディングで「投資家から5千万円集めて企業に貸す」という案件があるとします。

この案件を募集して10万円しか集まらなかったら、ぜんぜん足りないので貸せませんよね?

でも、不足が数百万円ならば、その分は業者が自社で資金を出して合計5千万円とし、企業への融資を実行できるかもしれません。

そこで、業者が募集の際に「4千万円以上集まれば、満額集まらなくても不足分は自社で負担して融資を実行します」と約束します。

この場合の4千万円が最低成立金額です。

つまり、最低これだけ集まれば案件を実行しますよというラインのことです。

貸付金利

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を企業などに貸し、得られた利益を投資家に分配します。

例えば、企業に7%で貸し、ソシャレン業者が利益を2%取り、5%を投資家に分配します。

ソーシャルレンディングの貸付金利の説明図

企業に貸す際の金利(上図の7%)が貸付金利です。

上場企業系

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで「上場企業系の業者」とは、業者自身やその親会社などが上場企業である業者を指します。

上場企業は信用力が高いことから、上場企業系の業者が運営するソシャレン、不動産クラファンは信頼性、安全性が高いと多くの投資家に認識されています。

ただし、「上場企業系=100%安全」とは限らないので注意が必要です。

運用と運用期間

不動産クラウドファンディングにおいて運用とは、投資家から集めた資金で取得した不動産を、賃貸したり売却したりすることで利益を生み出すことをいいます。

運用を行う期間は案件ごとにあらかじめ決められており、これを運用期間といいます。

マスターリース契約

不動産クラウドファンディングでは投資家の資金で不動産クラファン業者が物件を取得し、入居者から家賃を得ます。

しかし、入居者が見つからなければ家賃が入らず、投資家が分配金を得られなくなります。

そこで、不動産クラファン業者が不動産業者と次のような契約を結びます。

  1. 不動産クラファン業者が不動産業者に部屋を貸す
  2. 不動産業者が入居者に部屋を貸す
  3. 入居者が見つからなくても不動産業者は毎月の家賃を不動産クラファン業者に払う

マスターリース

これがマスターリース契約です。

マスターリース契約により投資家は入居者が見つからないリスクから隔離され、投資の安全性が向上します。

部分当選

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集には、早い者勝ちの先着方式の他に、応募した人の中から投資できる人を抽選で決める抽選方式があります。

抽選方式では、50万円で応募して当選したら50万円投資できるのが基本です。

しかし、50万円の内、30万円分だけ当選する(=30万円だけ投資できる)こともあります。

これが部分当選です。

当選者の最後の1人が残額を割り当てられて部分当選になる場合の他、多くの人を当選にするために業者が全員を部分当選にする場合などがあります。

借り手企業

ソーシャルレンディングでは投資家から集めたお金を、ソシャレン業者が企業に貸します。

投資家のお金を借りるのが借り手企業です。

ソーシャルレンディングの仕組み

そして、借り手企業が支払う利息が、投資家が受け取る分配金となります。

一方で、借り手企業が倒産したり返済不能になると、投資家のお金が戻ってこないことも。

ソーシャルレンディングのリスク

ですので、ちゃんと返済できるのか?ソーシャルレンディングでは借り手企業の見極めが非常に重要です。

満室賃料

満室賃料とは、その物件が満室の場合に得られる想定賃料のことです。

全4室の1棟アパートで、各部屋の賃料が以下の場合、

  • 101号室:4.5万円
  • 102号室:4.5万円
  • 201号室:5.5万円
  • 202号室:5.5万円

満室賃料は月間20万円、年間240万円です。

空室リスク

空室リスクとは投資対象物件に入居者がつかず、空室で家賃収入を得られなくなるリスクです。

匿名組合型と任意組合型

不動産クラウドファンディングを含む不動産特定共同事業は、主に匿名組合型と任意組合型に分かれます。

主な違いは一般に下表の通りです。

匿名組合型 タイプ 任意組合型
匿名組合契約 契約 任意組合契約
なし 物件の所有権 あり
少なめ 最低出資額 多め
短め 運用期間 長め
有限責任 責任 無限責任
雑所得 所得区分 不動産所得

物件が倒壊して隣接する建物に被害が及んだ場合、任意組合型では出資額を超えて賠償責任が発生します。

匿名組合型の場合は責任範囲は出資額が上限であり、最悪でも全損で済みます。

任意組合型は所得区分が不動産所得で有利なため、相続など節税対策に使われることが多いです。

不動産クラファンではほとんどの案件が匿名組合型です。

不動産特定共同事業

不動産特定共同事業は次のような事業です。

  1. 複数の投資家から出資を受け
  2. 集まった資金で不動産を取得、運用し
  3. 得られた利益を投資家に分配する

多くの場合、1億円の1棟マンションを100口の持ち分に分割し、1口100万円で販売するといった、不動産小口化商品の形を取ります。

不動産特定共同事業のうち、募集などをインターネットを使って行うのが不動産クラウドファンディングです。

不動産小口化商品

不動産小口化商品は不動産を小口の持分に分割して販売する不動産投資商品です。

例えば、1億円の1棟マンションを1口100万円の持分100口に分割し、1口単位で販売します。

仮にこのマンションで1,000万円の利益が出た場合、1口投資した人は10万円、5口投資した人は50万円を得るイメージです。

不動産クラファンの場合、持分には利益の分配を受ける権利が含まれますが、物件の所有権は含まれません。

 

デポジット口座

デポジット口座とは業者内で投資家ごとに設置されるお財布のようなものです。

デポジット口座方式の業者では、投資家は事前に銀行から業者にお金を振り込み、そのお金は業者内のデポジット口座で保管されます。

デポジット口座

そして、デポジット口座のお金で案件に投資します。

また、分配金や償還された元本はデポジット口座で保管され、投資家が必要なときに出金申請し、自分の銀行口座に引き出します。

デポジット口座

 

売却リスク

不動産において、物件が予定通りの価格で売却できない、もしくは、売却そのものができない可能性を売却リスクといいます。

売却リスクが現実化すると、投資家には次のような不利益が生じる場合があります。

  • 分配金が予定額を下回る
  • 分配を受けられない
  • 元本の一部が戻ってこない
  • 元本のすべてが戻ってこない

流動性

不動産において、売買のしやすさや、現金化のしやすさを流動性といいます。

都心の一等地など需要が高く売りやすい物件は「流動性が高い」、逆に農村の空き家など需要が低く売りにくい物件は「流動性が低い」です。

譲渡

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングで自分の出資持分(利益の分配や元本の償還を受ける権利)を、第三者に譲り渡すことを譲渡といいます。

例えば、〇〇FUNDINGで10万円投資し、それを第三者(〇〇FUNDINGを含む)に10万円(もしくはそれ以外の金額)で買い取ってもらうイメージです。

入金と出金

投資するお金をソシャレン、クラファン業者の銀行口座に振り込むことを入金といいます。

運用が終わったお金が業者から投資家の銀行口座に振り込まれることを出金といいます。

元本

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、投資家が出資(投資)したお金のことを元本といいます。

リフォームとリノベーション

リフォーム、リノベーションともに、住宅の改修や改築を指します。

両者の違いはリフォームは「元の状態に戻す」ことであり、例えば壁の張替えや外壁の塗替えはリフォームです。

対して、リノベーションはリフォームよりも大がかりな改修、改築を行うことで「住宅の機能や価値を高める」ことを指します。

例えば、床暖房の新設や、壁を撤去して広々としたLDKへの間取りの変更はリノベーションです。

リフォームが老朽化で800万円に下がった物件の価値を元の1,000万円に戻すのに対し、リノベーションでは機能を付加して1,200万円に高めるイメージです。

分配と分配金

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、運用で得られた利益を投資家に支払うことを分配といいます。

また、支払われる利益を分配金と呼びます。

案件

ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで、募集される1つ1つの投資商品のことを案件と呼びます。

この用語は次のように使われます。

  • 〇〇業者から新しい案件が出た
  • 今度の案件は利回りが高い
  • 先週は△△案件に10万円投資した
  • □□業者は先月は3案件募集があった
  • ◇◇案件に応募したが抽選で落選した

すいません、上手く説明できなくて。

区分マンション

マンションを部屋単位で購入し投資する場合、「区分マンションに投資する」といった表現をします。

対して、1棟単位で購入、投資する場合は「1棟マンションに投資する」といいます。

独立した部屋1つ1つが区分マンションであり、面積や間取りを問いません。

ワンルームでも4LDKでも区分マンションです。

大島てる

大島てるは全国の事故物件情報を掲載するウェブサイト、及び、そのサイトを運営する会社の名称です。

先着方式と抽選方式

ソーシャルレンディングと不動産クラウドファンディングの募集方式は2つあります。

一つは募集開始と同時によ~いどんで早い者勝ちで投資できる人が決まる先着方式です。

もう一つは募集期間中に応募した人の中から抽選で投資できる人を決める抽選方式です。

成立前書面

成立前書面(契約成立前書面、契約締結前交付書面)は、ソーシャルレンディングや不動産クラウドファンディングで案件に応募する前に確認する書類です。

確認することで応募できるようになります。

成立前書面の確認画面

案件の詳細情報や契約内容などが書かれており、契約書に相当するものだと考えてください。

多くの業者で募集開始前から確認が可能です。

サイトに書かれていない情報も多いので、事前に必ず確認することを強くおすすめします。

モニタリング

ソーシャルレンディングにおいてモニタリングとは、借り手が融資契約を守れるか、ソシャレン業者が監視することをいいます。

業者によって異なりますが具体的な作業としては、定期的な借り手企業の訪問、経営者などへのヒアリング、財務書類のチェックなどがあります。

定期的にモニタリングを行うことで借り手の異常などを早期に察知し、貸し倒れを防ぐことができます。

このため、業者のモニタリングの実施とその精度は投資家にとって重要です。

あと入金と事前入金

投資するお金を業者に入金する方法は2つあります。

一つは先着や抽選の結果、投資できることが決まってから業者の口座に振り込むあと入金方式です。

もう一つは募集開始前に業者のデポジット口座への入金が必要な事前入金方式です。

デポジット口座

デポジット口座のお金は応募した案件への出資に充当されます。

ただし、抽選に落選などで投資できなくなると、入金したお金がデポジット口座で寝ることになります。

さらに、このお金を自分の口座に出金する際の振込手数料が投資家負担の業者もあります。

投資家にとってはあと入金の方が有利です。

 

早期償還

ソーシャルレンディングで借り手が予定より早く返済したり、不動産クラウドファンディングで物件が予定より早く売れることがあります。

そういった理由で案件の運用が予定より短い期間で終わり、業者が元本を予定より早く投資家に返すことを早期償還といいます。

例えば、運用期間12カ月の予定が6カ月で早期償還になると、受け取る分配金は基本的に半分になります。

ネガティブに捉えられがちですが、業者が確実に返済できる借り手、売れる物件を選んで案件を組成した証でもあります。

分配原資

分配原資とは分配金の出どころのことです。

例えば、入居者から得る家賃から投資家に分配金を払う場合、分配原資は家賃です。

家賃はインカムゲインですので、分配原資はインカムゲインとも表現できます。

組成

案件を作ることを組成といいます。

  • 投資対象は緑町ハイツ102号室で
  • 利回りは4.5%で
  • 運用期間1年
  • 募集総額2,300万円の案件を作る

こうやって案件が出来上がります。

組成 → 募集 → 運用開始 → 運用終了 → 償還

ソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングの案件はこのような流れで運営され、その最初の段階が案件の組成です。

元本毀損

元本毀損(元本割れ)とは投資したお金の一部、または、すべてが戻ってこなくなることです。

例えば、不動産クラウドファンディングで2,000万円で取得した物件が1,500万円でしか売れなかった場合、元本の一部が戻ってこないことがあります。

また、取得した物件が地震で倒壊し売れなくなった、ソーシャルレンディングで借り手企業が倒産したなどで、元本の全額が戻ってこないこともありえます。

クラファン案件の管理手数料

不動産クラファンで区分マンションなどが投資対象になる場合、物件の入居者募集や家賃徴収といった管理業務が行われます。

これらの業務は業者または外部の不動産業者が代行し、そこでは管理手数料が発生します。

案件の利回りはこういった手数料や経費も差し引いた上で計算されたものです。

ですので、投資家が管理手数料を別途支払う必要はありません。

優先出資と劣後出資

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円の物件を取得するといった感じです。

出資者 出資額
投資家(優先出資) 2,400万円
業者(劣後出資) 600万円
出資総額 3,000万円

この時、投資家分の出資を優先出資業者分の出資を劣後出資といいます。

なぜ、そのような言い方をするのかなど、詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

キャピタルゲイン型

不動産クラファンの案件は大きくキャピタルゲイン型とインカムゲイン型に分かれます。

投資対象物件を売却した際の売却益を分配原資(分配金の出どころ)とする案件がキャピタルゲイン型です。

一方のインカムゲイン型は運用期間中の家賃収益を分配原資とします。

なお、売却益と家賃収益の両方を分配原資とする併用型の案件もあります。

自社買取

不動産クラファンでは運用期間の最後に物件を不動産投資家など第三者に売却するのが一般的です。

しかし、何らかの事情で売却できなかった場合、自社で物件を買い取ることがあります。

売却できずに元本が戻ってこないところが、業者が買い取ることで元本が戻ってくることになるので、自社買取は投資家にとってメリットです。

インカムゲイン型の案件では、最初から自社買取の予定で案件を組成することもあります。

劣後出資比率

不動産クラファンでは一般に投資家と業者が共同で出資し、物件を取得します。

例えば、投資家が2,400万円、業者が600万円出資し、3,000万円のマンションを取得するといった感じです。

このとき、出資総額に対する業者分の出資額の比率を劣後出資比率といいます。

さきほどの例では20%です。

出資者 出資額 出資比率
投資家 2,400万円 80%
業者 600万円 20%
合計 3,000万円

そして、劣後出資比率が高いほど安全性が高まります。

右田さん
右田さん

数字が大きいほど安全だよ。

なぜ高いほど安全なのか?

詳しくは下記記事を参照してください。

優先劣後出資方式と劣後出資比率

償還

案件の運用が終わり、業者が元本を投資家に返すこと、業者から投資家に元本が戻ってくることを償還といいます。

クリック合戦

募集が先着方式の案件では、投資できる人が決まるのは早い者勝ちです。

このため、人気の案件では募集開始と同時に応募が殺到します。

この状態をクリック合戦といいます。

信託受益権

信託受益権とは信託財産から発生する利益を受け取る権利のことです。

詳しくは↓こちらの記事を参照してください。

信託受益権とは?(別タブで開く)

信託受益権とは?(今開いているタブで開く)

抵当権と根抵当権と極度額

抵当権とは借り手が返済できなくなった時に担保を売却し、その代金から他の債権者に優先して返済を受ける権利です。

抵当権は1つの借り入れに対して設定されるため、返済時点で消滅します。

これに対し根抵当権ではあらかじめ融資の上限額を設定し、その範囲内であれば何度でも融資と返済が可能です。

その都度、抵当権の設定登記を行う必要がないため、企業への融資などでよく利用されます。

極度額は根抵当権の融資上限額のことです。

債務履行

まず、「債務」とは他人に対し何らかの行動を行う義務のことです。

そして、債務を実際に行うことを債務履行といいます。

ソーシャルレンディングの場合、借り手(債務者)が利払いや元本の返済をすることや、連帯保証人が借り手に代わってそれらを行うことが債務履行にあたります。

逆に、借り手が経営悪化などに至り、利払いや元本返済をしない(できなくなる)ことが債務不履行です。

LTV

ソーシャルレンディングで使われる用語で、担保評価額に対する融資額の割合をいいます。

例えば、1億円の土地を担保に8千万円を融資する場合、LTVは80%です。

担保が評価額通りに売れるとは限らないため、LTVの数字が小さいほど安全性が高いとされます。

資金使途

ソーシャルレンディングで業者から借りたお金を借り手が何に使うかを資金使途といいます。

延滞

ソーシャルレンディングで借り手が期限内に返済できなくなることを延滞といいます。

また、ソシャレン、不動産クラファンで分配金の支払いや元本の償還が予定より遅れている状態を延滞と呼ぶことがあります。

業者や投資家によっては「遅延」という表現が使われることもありますが、意味は同じです。