投資初心者の
ソーシャルレンディング教室

悪いところとリスク

人気急上昇のソーシャルレンディングですが、良い点ばかりではありません。悪い点やデメリット、リスクもしっかり理解しましょう。(最終更新日:2018年12月30日)

元本既存の可能性

ソーシャルレンディング業者を通して私たちが企業にお金を貸す。これがソーシャルレンディングです。端的に言えば貸金業です。

お金を貸す以上、借り手が返済不能になる可能性は必ず付いて回ります。これは貸金業の宿命です。

そして返済不能になった場合、担保を処分して元本を回収できる場合もありますが、元本の一部、最悪の場合はすべてが毀損される可能性があります。

債務不履行の説明図

そうなった場合、ソーシャルレンディングには保証の仕組みはありません。貸し倒れ、つまり元本すべてが戻ってこないことになります。

ソーシャルレンディングでは投資したお金がゼロになる可能性がある。このことはしっかり認識しておきましょう。

ポイント:銀行は1千万円までの預金が保護される制度がありますが、ソーシャルレンディングにはそういった制度はありません

借り手情報の匿名化

お金を貸す相手をしっかり調べて厳選することで、貸し倒れになる可能性を下げることができるでしょう。しかし、借り手の情報すべてを知ることはできません

ソーシャルレンディングには貸金業法が適用されますが、もともと貸金業法は借り手の保護を目的として作られた法律です。

このため、同法の趣旨を守る観点から、借り手の情報を明らかにしないように、金融庁がソシャレン業者に指導を行っています。

その結果、私たち投資家はお金を貸す相手の情報を十分に知ることができない状態にあります。いわゆる「借り手情報の匿名化」と呼ばれる問題です。

投資家保護の観点から匿名化には問題があり、金融庁は2018年度中に借り手情報を開示できるようにすることを明らかにしています。

ただ、ソシャレン業者が実際にどの程度まで情報を開示するかなど、不透明な部分が残っています

途中解約ができない

ABCというソシャレン業者でXとYという2つの会社が返済不能になり、利息、元本ともに回収できなくなったとします。

この時、もし自分がABCが募集したZという会社への融資に投資していたらどうでしょう?もしかしたらZも返済不能になるのではと不安になりますよね。

政務不履行の恐れで不安になる

ではZへの投資を途中解約して自分の資金を回収することはできるのか?できません。

ソーシャルレンディングは企業への資金の貸し付け、つまり貸金業です。運用期間が終わるまで貸し続けなければなりません

運用期間が1年の案件に投資したら、何が起ころうと1年が経つまで資金を引き出すことができない。それがソーシャルレンディングです。

事業者リスク

ソーシャルレンディングで最も怖いのは事業者リスクです。事業者リスクとはソシャレン業者の不祥事や経営悪化によって、その業者が扱う大半の案件で返済不能などが起こることです。

案件リスクのイメージ図

ソシャレン業者のその先にいる借り手が経営悪化した場合は、その借り手に貸していた投資家だけが損害を受けます。

事業者リスクのイメージ図

これに対し、ソシャレン業者自身が経営悪化すると、その業者の案件に投資していた大半の投資家が損害を受けることになるのです。

今までに、みんなのクレジット、ラッキーバンク、グリーンインフラレンディングの3社で事業者リスクが現実化し、100億円を超える資金が未だに回収されていません

事業者リスクを避けるためには何よりも、問題が起こらないようなしっかりとしたソシャレン業者を選ぶことが大切です。

  • オススメの業者

    投資初心者にオススメのソシャレン業者を紹介します。

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