ソシャレン、不動産クラファンで高利回りの業者や案件が増えてきました。
一部投資家の間では「低利回りの業者はもう終わり」との声も。
実際はどうなのか?
調べてみました。
低利業者はオワコンか?!
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タップできる目次
低利回り業者の応募状況
多くの業者で応募は減っていない
本記事では利回り3%台以下を低利回り業者と定義します。
高利回り業者の代表格、ヤマワケエステートの登場が2023年11月ですので、昨年1年間の応募状況を調べてみました。
プチ解説 利回りとは?
プチ解説 業者とは?
GALA FUNDING
GALA FUNDINGは昨年1年間、すべての案件の利回りが3%でしたが。
抽選への応募額は下表の通りです。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年1月 | 9,153万円 |
2024年2月 | 8,432万円 |
2024年4月 | 8,015万円 |
2024年5月 | 8,996万円 |
2024年7月 | 8,409万円 |
2024年9月 | 8,869万円 |
2024年11月 | 19,364万円 |
2024年11月 | 12,369万円 |
プチ解説 抽選とは?
最後の2回はポイ活があったため跳ね上がっていますが、他はおおむね8千万円台です。
応募は減っていません。
ガーラちゃんは堅いよね。
ジョイントアルファ
僕の主力中の主力投資先であるジョイントアルファも低利回りです。
昨年は1案件だけ3.5%、他はすべて3%でした。
しかし、全案件で3~6億円台の募集を満了させています。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年1月 | 42,500万円 |
2024年2月 | 62,730万円 |
2024年4月 | 35,020万円 |
2024年6月 | 58,500万円 |
2024年7月 | 31,620万円 |
2024年月8 | 53,270万円 |
2024年月9 | 28,710万円 |
プチ解説 満了とは?
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ちょこっと不動産
ちょこっと不動産も利回りは低いです。
全案件で3.9%は、非上場企業系としては最低水準でしょう。
しかし、こちらも全案件で満了です。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年2月 | 3,040万円 |
2024年2月 | 3,040万円 |
2024年3月 | 2,250万円 |
2024年4月 | 3,140万円 |
2024年6月 | 2,970万円 |
2024年7月 | 3,100万円 |
2024年11月 | 4,550万円 |
2024年12月 | 3,990万円 |
プチ解説 上場企業系とは?
Funds
Fundsはここ数年、徐々にですが利回りを上げつつあります。
しかしながら、昨年の平均利回りは2.2%と業界最低水準です。
昨年の月別応募額を見てみると、5~6月をピークに下がっていることが分かります。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年1月 | 23億円 |
2024年2月 | 21億円 |
2024年3月 | 17億円 |
2024年4月 | 15億円 |
2024年5月 | 29億円 |
2024年6月 | 27億円 |
2024年7月 | 25億円 |
2024年8月 | 20億円 |
2024年9月 | 17億円 |
2024年10月 | 22億円 |
2024年11月 | 20億円 |
2024年12月 | 27億円 |
とは言え、昨年後半に募集額自体が減った影響がありますし、2023年の月別応募額はおおむね20±5億円でした。
顕著な減少は認められないとも言えます。
一方で、12月に27億円まで戻したのは2.4~3.0%とFundsとしては高めの利回りを出した効果です。
ですので、Fundsについては他社の利回り高騰の影響を受けた可能性があるかもしれません。
結論は出せないよと。
Funvest
大和証券とクレディセゾン、プライム上場企業2社がバックに付いているFunvest。
昨年は1案件を除き、利回りは3±0.25%でした。
月別の応募額はこちらです。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年1月 | 2.3億円 |
2024年2月 | 1.5億円 |
2024年3月 | 1.5億円 |
2024年4月 | 3.2億円 |
2024年5月 | 4.1億円 |
2024年6月 | 4.1億円 |
2024年7月 | 3.5億円 |
2024年8月 | 4.2億円 |
2024年9月 | 5.2億円 |
2024年10月 | 2.4億円 |
2024年11月 | 1.8億円 |
2024年12月 | 1.7億円 |
10月から募集が急減した影響で応募も減りましたが。
それを除けば、応募は増えています。
高利業者が増えても応募増。
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property+
property+もプライム上場企業系の業者です。
10月に1年半ぶりとなる募集を再開させましたが、4案件すべて利回り3.4%でした。
しかし、9千万円台を含む全案件を満了させています。
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年10月 | 5,000万円 |
2024年10月 | 9,102万円 |
2024年11月 | 9,382万円 |
2024年11月 | 9,542万円 |
一部の業者では減っている
このように多くの低利回り業者で応募は減っていません。
しかし、一部の業者では減っています。
えんfunding
えんfundingは昨年、利回りを徐々に下げました。
それに伴い、抽選への応募額も徐々に減少。
募集時期 | 利回り | 応募額 |
---|---|---|
2024年2月 | 3.6% | 4,627万円 |
2024年4月 | 3.6% | 3,727万円 |
2024年5月 | 3.0% | 2,644万円 |
2024年7月 | 3.4% | 3,555万円 |
2024年8月 | 3.2% | 2,137万円 |
2024年9月 | 3.3% | 3,052万円 |
2024年10月 | 3.1% | 2,732万円 |
2024年11月 | 2.8% | 1,720万円 |
初の2%台突入となった11月の募集では、過去最低の1千万円台の応募にとどまっています。
ガッツリ下げると応募も減る。
Rimple
僕の累計投資額がダントツトップのリンプルちゃん。
抽選への応募額は下表の通りです。(正月の5%案件を除く、1、4、12月は1案件、他は2案件)
募集時期 | 応募額 |
---|---|
2024年1月 | 1.6億円 |
2024年2月 | 3.0億円 |
2024年3月 | 2.9億円 |
2024年4月 | 2.5億円 |
2024年5月 | 3.4億円 |
2024年6月 | 3.4億円 |
2024年7月 | 2.6億円 |
2024年8月 | 2.4億円 |
2024年9月 | 2.7億円 |
2024年10月 | 2.8億円 |
2024年11月 | 2.6億円 |
2024年12月 | 1.3億円 |
2023年末までは月に3~4億円集まっていましたので、1億円ほど減っています。
また、2023年夏までは1案件で3億円前後が集まっていましたが。
昨年夏からは1億円台前半しか集まらなくなっています。
半減か!
高利回り増加の影響は認められず
以上見てきましたが、高利回り業者増加の明らかな影響は認められません。
多くの低利回り業者では従来通りに応募が集まっています。
ただし、利回りを大きく下げると応募は減りますし、2%台はさすがに厳しいようです。
今後、Fundsで影響が大きくなるかもしれません。
逆に言うと3%台キープで今より大きく下げない限り、今後も応募は集まるでしょう。
安全重視派に高利回りは影響しない
最後に低利回り業者で応募が減っていない背景を考えます。
安全重視派に人気の業者
今回取り上げた低利回り業者の多くが、上場企業系で堅さを売りとする業者です。
ソシャレン、不動産クラファン投資家は多様であり、すべての投資家が利回り最重視なのではありません。
利回りよりも安全性を重視する投資家もいます。
僕がそうです!
そんな安全重視派は、キャピタルゲイン型などリスクが高めの高利回りよりも、安全性が高い低利回りを好みます。
高利回り業者がどれだけ出ようと、そちらに移ることはありません。
だから、低利回り業者での応募が減らないのでしょう。
プチ解説 キャピタルゲイン型とは?
さすがに2%はキツイけど。
低利回り業者は今まで通りで
安全重視派の1人として低利回り業者に申し上げたいのは、高利回り業者は気にせず今まで通りでやってほしいということです。
利回りで集めた客は利回りで去っていきます。
これまで高利回りで集めてきた業者が、自社より高利回りの業者が出てきて焦るのは当然でしょう。
しかし、利回り以外で集めた客が利回りで去ることはありません。
そして、その利回り以外とは信用や信頼、安心感です。
それらを失うことがないよう、今まで通り安全重視の案件組成と運用をお願いする次第です。
今後もご安全に!
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