春秋航空完全ガイド

重量オーバーの超過料金

航空券にあらかじめ含まれている無料で預け入れできる受託手荷物の上限が25kgだったとして、大手航空会社ならば実際の重量が2kg程度オーバーしていても見逃してくれます。ですが春秋航空はLCCですのでしっかり超過料金を取られます。そこまでシビアにやっているから大手航空会社よりも安いのです。超過料金は割高ですのでオーバーしないようにしましょう。具体的な超過料金を以下に示します。

春秋航空日本の場合

搭乗当日にチェックインカウンターで支払う受託手荷物の重量超過料金は国内線、国際線それぞれ以下のように定められています。いずれもインターネットやコールセンターで事前に支払う場合の料金の2倍になっています。荷物の重さがオーバーすると非常に割高です。(参考:荷物の重量の追加予約

国内線の当日払い超過料金

重量
超過料金
5kgまで
1,500円
10kgまで
3,000円
15kgまで
4,500円
20kgまで
6,000円
25kgまで
7,500円
30kgまで
9,000円
30kg以上
500円/kg

国際線の当日払い超過料金

重量
超過料金
決済通貨
日本円
人民元
5kgまで
5,000円
300元
10kgまで
9,000円
540元
15kgまで
13,000円
780元
20kgまで
16,000円
960元
25kgまで
18,000円
1,080元
30kgまで
20,000円
1,200元
30kg以上
1,500円/kg
90元/kg

春秋航空(中国)の場合

春秋航空(中国)のウェブサイトには受託手荷物料金について「多不退、少须补」と書かれています。「多い分は返しません、足りない分はちょうだいします。」という意味です。

つまり、例えば予約の際に受託手荷物料金を30kg分払ったけれど実際には22kgで済んだとしても8kg分は返金しませんし、事前に20kg分払ったけど実際には21kgだったらオーバーした1kg分は超過料金を請求するということです。

超過料金は1kgあたり、中国民航局が定める搭乗する区間の正規運賃の1.5%です。例えば上海から広州の绿翼自由飞クラスのチケットを購入し、さらに5kg分の受託手荷物超過料金を事前に春秋航空のウェブサイトで支払ったとします。绿翼自由飞には15kgまでの手荷物容量が含まれていますので、トータル20kgまでは大丈夫ということになります。

そして、当日空港のチェックインカウンターで荷物を量ってみると、自分で機内に持ち込むかばんが3kg、カウンターで預け入れるスーツケースが22kgだったとします。春秋航空の手荷物容量には機内持ち込み分も含まれますので、合わせて25kgで5kgオーバーになります。

上海-広州の中国民航局の正規運賃は1,350元ですので、カウンターで支払う超過料金は1,350元×1.5%×5kg=337.5元となります。

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