春秋航空完全ガイド

春秋航空の上手な使い方

春秋航空は機内食代など様々なコストカットで安いチケット代を実現させています。ですので、チケットが高い普通の航空会社に比べるとサービスの内容は当然下がります。では春秋航空のようなLCC(格安航空会社)はダメなのかというと決してそうではありません。チケット代に含まれていない部分を自分で補えば良いのです。春秋航空を上手に使って空の旅を賢く楽しみましょう!

サービス不足を補う

機内食

普通の航空会社のチケット代には機内食が含まれています。だからチケット代が高いのです。逆に春秋航空のチケット代が安いのは機内食代が含まれていないからです。(参考:チケットの安さの理由)ですので、春秋航空を利用する場合は飛行機に乗る前か降りてから食事をしましょう。春秋航空で広島に着いてからお好み焼きを食べるほうが、狭苦しい機内でエサみたいなエコノミーの機内食を食べるよりよほど良いのではないでしょうか?

ただ、春秋航空日本の機内食は800円前後、春秋航空(中国)の機内食は600円前後ですので、機内食としては決して高くありません。ですので、食事時にかかるフライトであれば話のネタに食べてみても良いのではないかと思います。

飲み物

飲み物もチケット代には含まれていません。ですので家から持っていくか、空港のコンビニか自動販売機で買いましょう。

ブランケット

普通の航空会社とは違いひざ掛けのブランケットもチケット代には含まれていませんので、機内で貸してもらうことはできません。肌寒いのは苦手という人はブランケットか薄手のカーディガンでも持っていきましょう。

エンターテイメント

ゲームや映画上映などもチケット代には含まれていませんのでありません。タブレット端末に映画をダウンロードしておくとか、本を持って行くとか、機内での時間つぶしのネタを用意しておきましょう。

座席指定

座席指定料もチケット代に含まれていません。普通の航空会社はチケット代に含まれているので追加料金無しで座席指定ができますが、春秋航空では座席を指定すると別料金がかかります。どうしても前の方が良いとか、足元が広い座席が良いということであれば別料金を払って事前に予約することをおすすめします。(参考:座席指定と手数料

特にこだわらないということであれば座席指定は必要ありません。早めに空港に行ってチェックインするときに言えば、通路側や窓側というレベルならば座席に空きがあれば対応してくれる場合も少なくありません。特に春秋航空(中国)は空きがあればほぼ100%対応してくれます。

狭い

少しでも多く乗せて1人当たりの運賃を下げるため、春秋航空の座席は前の座席との間隔が狭くなっています。チケットを安くするためですので我慢してください。LCCばかり1年も乗っていれば慣れます。

規則に対応する

荷物の重量オーバー

LCC(格安航空会社)は荷物の重量オーバーに厳しいです。普通の航空会社のように2kg程度ならば見逃してくれたりしません。しかもオーバーした場合の超過料金が高いです。もしかしたら見逃してくれるかも?なんて甘い期待は抱かず、家を出る前にしっかり量って重量オーバーしないようにしてください。(参考:重量オーバーの超過料金

時間厳守

効率的な機材運用をするため春秋航空はチェックアウトの締め切り時間、搭乗ゲートの閉鎖時間を厳守します。普通の航空会社のように待ってくれたりしません。そんなことをしたら普通の航空会社と同じコストになってチケットを安く販売できなくなります。ですので、春秋航空を利用するときは絶対に遅れないように時間に余裕を持って行動してください。空港で2~3時間暇つぶしをするくらいのほうが安全です。(参考:チェックインと搭乗手続き時間

乗り継ぎを避ける

春秋航空は特別な場合を除いて遅れに対する補償はしません。(参考:遅延・欠航に対する補償と保険)しかもギリギリの機材でやりくりしていますので往々にして遅れます。ですので、東京成田→上海浦東→西安といった当日中の乗り継ぎはしない方が良いです。どうしても乗り継ぎをする場合は、同じ空港での乗り継ぎでも最低4時間、できれば6時間は乗り継ぎ時間を取ることをおすすめします。

ビジネスには使わない

LCCは遅れます。遅れるから安いのです。ですのでアポイントが伴うビジネスには使うべきではありません。出張最終日の帰って寝るだけで、なおかつ、翌日に要件が入っていないという場合を除いて、ビジネスでLCCを使うなどあり得ないです。

キャンセルしない

春秋航空に限らずLCC(格安航空会社)のキャンセル料は高いです。ですので、LCCのチケットを予約するときは絶対にキャンセルはしない、日程を変更するときはチケットを捨てる覚悟で予約してください。変更になるかもしれない旅程でLCCのチケットを買うなど自殺行為です。(参考:変更・キャンセルと手数料

安く買う

普通の航空会社よりサービス内容が劣るのに高いお金を出すなんてナンセンスですよね。LCCを利用する以上は何が何でも超特価でチケットを購入するべきです。安くないのならば普通の航空会社で良いのですから。

割引セールの活用

春秋航空に限らずLCC(格安航空会社)のチケットは割引セールで買うものだと考えてください。セール以外の通常価格で買うなんて愚の骨頂です。他のLCCと違って春秋航空の割引セールは毎月何日のように決まった日に行われることが多いですので、その日に合わせて購入しましょう。(参考:割引キャンペーンセール

ネットで予約する

春秋航空では少しでも人件費を削減するため、同社ウェブサイトでのインターネット予約を推奨しています。そして、少しでも多くの利用者に春秋航空にとって人件費がかかるコールセンターや空港カウンターでの予約ではなくネット予約を利用してもらうために、コールセンターや空港カウンターでの予約には手数料を設けています。(参考:その他の手数料

ですので、少しでも安く買うために、そして、春秋航空が少しでも人件費を削減してチケットをより安く売れるようにするために、インターネットでの予約を利用しましょう。(参考:インターネットでの予約方法

早めに買う

LCCのチケットは直前になればなるほど高くなります。人気路線のチケットを1週間前に買うと普通の航空会社と変わらない値段だったりします。ですので、LCCを利用するときは早めにチケットを買う、LCCとはそういう乗り物なのだと思ってください。ベストは6ヶ月前、最悪でも3ヶ月前には購入することをおすすめします。

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