春秋航空完全ガイド

座席の種類とクラス

春秋航空の座席の種類と予約料金について説明します。

春秋航空日本

座席の種類

春秋航空日本の座席にはビジネスクラス、エコノミークラスといったクラスはありません。前の座席との間隔の広さによって3つの種類に分けられています。

春秋航空日本の座席表

コンフォートシート

先頭の第1列目が足元が最も広いコンフォートシートです。出入り口に最も近いですので、飛行機から降りる時も便利な特等席です。アームレストを上げることはできません。

レッグシート

コンフォートシートの次に足元が広い座席です。機内前方の2・3列目と中ほどの16・17列目にあります。16・17列目は非常口席ですので15歳以上などの条件を満たす乗客のみが利用できます。(参考:非常口席の利用可能条件)なお、16列目は背もたれのリクライニングができません。

スタンダードシート

上記以外の5~15列目と18~33列目の普通の座席です。15列目は背もたれのリクライニングができません。座席表をよく見ると分かる通り、5~15列目は左側が11列あるのに対し、右側は10列しかありません。このため、右側の座席のほうが前の座席との間隔が7cmほど広くなっています。

なお、コンフォートシートからスタンダードシートまで座席はすべて革張りですが、これは高級感を出すためではありません。布製に比べて汚れがつきにくく掃除がしやすく作業効率アップでコストダウンができるからです。

座席の予約料金

LCCでは座席の予約は有料です。春秋航空日本の座席予約料金は次のようになっています。

インターネット/コールセンター予約

座席
国内線
国際線
コンフォート
¥1,000
¥2,000/120元
レッグシート
¥800
¥1,200/80元
スタンダード
¥400
¥600/40元

空港カウンター予約

座席
国内線
国際線
コンフォート
¥1,200
¥2,700/170元
レッグシート
¥1,000
¥1,600/100元
スタンダード
¥600
¥800/50元

春秋航空のウェブサイトやコールセンターで予約する場合と、空港のカウンターで予約する場合で予約料金が違います。また、予約の際に座席指定をしなければ予約料金は必要ありません。(参考:その他の手数料

春秋航空(中国)

座席の種類

春秋航空(中国)もファーストクラスやエコノミークラスのような座席の違いによるクラスの区別はありません。すべて同じ座席ですが、座席の位置や足元の広さの違いなどで4つの種類に分けられています。

春秋航空(中国)の座席表

豪享座

1列目と2列目の座席です。普通の安い座席に比べて足元が40%広くなっています。機内最前部にありますので、到着後は一番最初に降りることができて便利です。座席の予約料金は最も高いです。なお、この座席を利用できるのは商务经济坐のチケットを購入した乗客だけです。商务经济坐、轻松特价行のチケットの場合は豪享座を利用できません。(参考:春秋航空のチケットの種類

商旅座

3列目から11列目までの座席です。機内前寄りにありますので乗り降りに便利です。前の座席との間隔は狭いです。なお、11列目の座席は背もたれのリクライニングができません。予約料金は3番目に高いです。

寛敞座

12列目と13列目の座席です。非常口に面した座席なので足元が広くなっています。緊急時に脱出の支援ができるなどの条件を満たす乗客だけが選択できます。(参考:非常口席の利用可能条件)なお、12列目の座席は背もたれのリクライニングができません。予約料金は2番目に高いです。

舒適座

14列目から30列目までの座席です。前の座席との間隔は商旅座と同じで最も狭いです。機内後ろ寄りにありますので乗り降りも不便ですが、その代わり予約料金は最も安いです。節約派におすすめの座席です。予約料金は最も安いです。

座席の予約料金

春秋航空(中国)も座席の予約は有料です。インターネットなどでチケットを予約する際に座席の予約もできますが、予約料金は上に挙げた4種類の座席種類によって異なります。また、飛行距離等によっても変わりますし、同じ種類の座席でも機内前寄りと後ろ寄りで異なります。さらに、同じ種類の同じ列でも窓側の座席は10元高くなります。

予約料金は舒適座の機内最後尾の非窓側が最も安く、豪享座の最前列窓側が最も高いです。座席の条件が良いほど予約料金も高くなると考えてください。路線によっても異なりますが10~130元程度です。なお、座席の指定をしなければ予約料金は必要ありません。(参考:その他の手数料

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