大人と小児・幼児の扱いの違い
大人、小児、幼児の扱いについて説明します。なお、このページにおいて「年齢」とは搭乗日における年齢を指します。
春秋航空日本
春秋航空日本での幼児、小児の定義と運賃、その他の注意点を説明します。
国内線
定義と運賃
春秋航空日本では2歳未満を幼児、2歳以上12歳未満を小児と定義します。
- 区分
- 年齢
- 運賃
- 幼児
- 生後15日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後15日~2歳未満
- 1,500円
- 小児
- 2歳~12歳未満
- 大人運賃
- 生後15日未満の幼児は搭乗できません。
- 生後15日以上2歳未満の幼児の運賃は利用路線に関わらず1区間1,500円の均一運賃です。キャンペーン特価などは利用できません。
- 2歳以上の小児は大人運賃です。各種キャンペーン特価を利用できます。
幼児・小児の単独搭乗
幼児や小児が同伴者を伴わずに単独で春秋航空日本機に搭乗できるかは年齢によって異なります。
- 区分
- 年齢
- 同伴者
- 幼児
- 生後15日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後15日~2歳未満
- 必要
- 小児
- 2歳~6歳未満
- 必要
- 小児
- 6歳~12歳未満
- 単独可
- 6歳未満の幼児・小児が搭乗する際には同伴者が必要です。
- 同伴者は12歳以上である必要があります。
- 1人の同伴者が同伴できる幼児は1人だけです。幼児が2人搭乗する場合は同伴者が2人必要です。
- 1人の同伴者が同伴できる小児の人数に制限はありません。
- 6歳以上12歳未満の小児が単独で搭乗する場合はジュニアサポートサービスを利用する必要があります。利用しない場合は単独で搭乗することはできません。(参照:搭乗サポートとお手伝い)
注意点
- 幼児は同伴者の膝の上に座ります。座席に座ることはできません。
- 小児は単独で座席に座れます。
- 小児及び幼児・小児を同伴する大人は非常口座席を選択することはできません。(参考:非常口席の利用可能条件)
- 1便に搭乗できる幼児の人数には制限がありますので早めの予約をおすすめします。
- 幼児・小児を同伴する12歳以上の同伴者は、ベビーカー、簡易ベビーベッド、チャイルドシートなどを幼児・小児1人につき1個まで無料で受託手荷物として預け入れることができます。(参考:機内預け入れ手荷物のルール)
- 空港でのベビーカーの貸出しは行っていません。
- チャイルドシートやベビーベッドを機内で使用することはできません。
- 幼児の運賃には無料の機内持ち込み手荷物、機内預け入れ受託手荷物は含まれていません。
- 空席状況次第で小児と同伴者が離れた座席になる場合があります。隣接する座席にしたい場合は事前に座席指定をしたほうが確実です。(参考:座席指定と手数料)
国際線
定義と運賃
国際線の場合も2歳未満を幼児、2歳以上12歳未満を小児と定義します。
- 区分
- 年齢
- 運賃
- 幼児
- 生後15日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後15日~2歳未満
- 3,000円
- 小児
- 2歳~12歳未満
- 大人運賃
- 生後15日未満の幼児は搭乗できません。
- 生後15日以上の幼児はどの路線でも1区間3,000円です。例えば、東京成田-武漢を往復すると運賃は6,000円です。
- 小児の運賃は大人と同じです。
- 各種割引運賃は幼児には適用されません。常に無条件に1区間3,000円です。小児には適用されます。
幼児・小児の単独搭乗
春秋航空日本の国際線では幼児、小児ともに搭乗にあたっては同伴者が必ず必要です。
- 区分
- 年齢
- 同伴者
- 幼児
- 生後15日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後15日~2歳未満
- 必要
- 小児
- 2歳~12歳未満
- 必要
- 国際線にはジュニアサポートサービスはありません。小児の単独搭乗はできません。
- 同伴者は18歳以上である必要があります。国内線と違いますので注意してください。
- 1人の同伴者が同伴できる幼児は1人までです。
- 1人の同伴者が同伴できる小児の人数には制限はありません。
注意点
- 幼児は必ず同伴者の膝の上に座ります。隣の席が空いていても単独で座席に座らせることはできません。
- 小児は単独で座席に座ることができます。
- 幼児・小児を同伴する搭乗者と小児は非常口座席に座ることはできません。(参考:非常口席の利用可能条件)
- 幼児・小児を同伴する搭乗者は幼児・小児1人につき1つのベビーカーなどを無料で受託手荷物として搭乗手続き時に預け入れることができます。(参考:機内預け入れ手荷物のルール)
- ベビーカーの貸出しは行っていません。チャイルドシートなどを機内で使用することはできません。
- 幼児の運賃には無料の機内持ち込み手荷物、機内預け入れ受託手荷物は含まれていません。
- 同伴者が小児と隣り合う座席に座りたい場合は事前に座席予約をすることをおすすめします。空席が少ない場合は隣接する座席にすることは物理的に不可能です。(参考:座席指定と手数料)
春秋航空(中国)
春秋航空(中国)が運行する中国国内線と日本発着国際線での幼児、小児の定義、運賃、注意点を以下に説明します。
中国国内線
定義と運賃
春秋航空(中国)の場合も幼児は2歳未満、小児は2歳以上12歳未満です。ただし、搭乗できない幼児の年齢が異なります。
- 区分
- 年齢
- 運賃
- 幼児
- 生後14日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後14日~2歳未満
- Y1×10%
- 小児
- 2歳~12歳未満
- Y1×50%
- 生後14日未満の幼児、及び、生後90日未満の未熟児は搭乗できません。
- 幼児の運賃は予約する路線のY1クラス運賃(割引なしの正規運賃)の10%(一の位を四捨五入)です。
- 小児の運賃はY1クラス運賃の50%(一の位を四捨五入)です。
- ただし、特典クラスや割引セールなどにより同時に予約する大人の運賃がY1クラス運賃の50%以下の場合、小児の運賃は同時に予約する大人の運賃と同額となります。
- 例えば、上海→青島のY1クラス運賃が800元の場合、小児運賃は50%の400元です。ですが、予約するときに運良く割引セールが開催されていて一緒に予約する大人の運賃がY1クラス運賃の50%以下、例えば300元になっていた場合は小児の運賃も同じ300元になります。
- 幼児運賃、小児運賃とも春秋航空日本ウェブサイトで円建てで購入する場合は十の位を四捨五入となります。
- 幼児運賃が適用されるのは同伴する成人1人あたり1人までです。成人が2人の幼児を同伴する場合、1人の幼児には幼児運賃が、もう1人の幼児には小児運賃が適用されます。
幼児・小児の単独搭乗
中国国内線に幼児・小児が搭乗する場合の同伴者の要不要は以下の通りです。
- 区分
- 年齢
- 同伴者
- 幼児
- 生後14日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後14日~2歳未満
- 必要
- 小児
- 2歳~5歳未満
- 必要
- 小児
- 5歳~12歳未満
- 単独可
- 5歳未満の幼児・小児が搭乗する際には18歳以上の成人の同伴が必要です。
- 5歳以上12歳未満の小児が成人の同伴なしで単独で搭乗する場合は事前に申請が必要です。(参考:搭乗サポートとお手伝い)
- 18歳以上の成人1人につき、幼児1人または小児2人もしくは幼児1人と小児1人を同伴することができます。
注意点
- 幼児運賃に座席は含まれません。同行する成人の膝の上に座らせます。
- 春秋航空(中国)では幼児が1人で座席を利用することができます。この場合は幼児運賃ではなく小児運賃となります。
- 幼児、小児と、幼児・小児を同伴する成人は非常口座席には座れません。(参考:非常口席の利用可能条件)
- 搭乗できる幼児は1機あたり10人までです。幼児が同行する場合は早めの予約をおすすめします。
- 幼児運賃には無料で持ち込める手荷物は含まれていませんが、折り畳み式ベービーカー1台のみ無料で預け入れることが可能です。(参考:機内預け入れ手荷物のルール)
日本発着国際線
定義と運賃
幼児、小児の定義は国内線と同じです。運賃は異なります。
- 区分
- 年齢
- 運賃
- 幼児
- 生後14日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後14日~2歳未満
- 路線別
- 小児
- 2歳~12歳未満
- 大人×75%
- 生後14日未満の幼児、及び、生後90日未満の未熟児は搭乗できません。
- 幼児運賃は路線ごとの固定料金です。大阪-長春は片道7,500円のように路線ごとに決まっています。割引セール運賃などは適用されません。(参考:日本発着国際線の路線別幼児運賃)
- 小児の運賃は同時に予約する大人の運賃の75%(一の位を四捨五入)です。ただし、春秋航空(中国)運航便を春秋航空日本ウェブサイトで円建てで予約する場合は、十の位を四捨五入となります。
幼児・小児の単独搭乗
大人の同伴なしに幼児・小児だけで搭乗できるかは以下の通りです。
- 区分
- 年齢
- 同伴者
- 幼児
- 生後14日未満
- 搭乗不可
- 幼児
- 生後14日~2歳未満
- 必要
- 小児
- 2歳~12歳未満
- 必要
- 国際線では幼児、小児ともに成人の同伴を伴わず単独で搭乗することはできません。成人の同伴が必ず必要です。
- 18歳以上の成人1人につき、幼児1人または小児2人もしくは幼児1人と小児1人を同伴することができます。
注意点
- 幼児運賃に座席は含まれません。同行する成人の膝の上に座らせます。
- 幼児が1人で座席を利用する場合は幼児運賃ではなく小児運賃となります。
- 幼児、小児と、幼児・小児を同伴する成人は非常口座席には座れません。(参考:非常口席の利用可能条件)
- 搭乗できる幼児は1機あたり10人までです。幼児が同行する場合は早めの予約をおすすめします。
- 幼児は折りたたみ式のベビーカー1点を受託手荷物として無料で預け入れることができますが、それ以外の無料の荷物枠はありません。ただし、幼児が小児運賃で搭乗する場合は無料の荷物枠は成人搭乗客と同じです。(参考:機内預け入れ手荷物のルール)