春秋航空完全ガイド

春秋航空は運休や欠航が多い?

【質問】友人の結婚式に出席するために広島に行くのですが、春秋航空を使うかどうか迷っています。日本航空や全日空と比べると圧倒的に安いのですが、安い代わりにちゃんと飛ばないのではないか心配です。運休とかなると困るのですが大丈夫でしょうか?

【回答】航空会社というのは飛ばしてなんぼの商売ですから、全日空だろうと春秋航空だろうとどうすれば飛ばせるかを必死に考えているのは同じです。格安航空会社だから運休や欠航に無頓着ということではありません。実際のデータで見てみましょう。

以下は国土交通省が四半期ごとに公開している「特定本邦に関する航空輸送サービスに係る情報」から、2014年度と2015年度の日本の主要航空会社の欠航率を抜き出したものです。(「年度」は4月から翌年3月まで)

航空会社
2014年
2015年
日本航空
1.34%
1.17%
全日空
1.31%
1.20%
スカイマーク
1.62%
0.73%
ピーチ
1.11%
0.79%
ジェットスター
1.68%
1.26%
バニラエア
1.31%
0.99%
春秋航空日本
1.84%
1.50%

春秋航空日本の欠航率は日本の主要航空会社の中では最も悪いです。ですが、日本航空や全日空と比べてもその差は1%未満です。ですので両社に比べて運休する可能性が極端に高いというわけではありません。

なお、東京-広島間の公共交通機関で運休率、遅延率ともに最も低いのは新幹線です。友人の結婚式で絶対に参加したいということであれば、春秋航空でも全日空でもなく新幹線を選ぶのが最もリスクが低いのではないでしょうか。

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