中国国鉄の吉林省長春駅について、きっぷを買ってから列車に乗るまでの流れで紹介します。ちょっと中途半端な内容ですので、いずれ内容を更新していきます。
長春駅の表玄関の南口です。昔はボロい建物だったのですが、かつての趣や特徴は残したまま石造りの堂々とした駅舎に建て替えられました。数ある中国国鉄の駅舎の中でも見ごたえがあるものの一つです。
こちらは北口です。どこにでもあるような駅舎で面白みも何もありません。最近はこういう駅舎が増えてきて残念な限りです。
售票处はきっぷ売場のことです。こちらで長蛇の行列と格闘してきっぷを購入します。
きっぷを買ったら进站口から中に入ります。このあと、中で空港と同じように荷物の安全検査を受け、エスカレーターで2階の待合室フロアに上がります。
中国国鉄の大きな駅はホームが1階にあり、乗るときは2階から1階のホームに行き、降りるときはホームから地下通路を通って外に出て、乗降の導線がクロスしないような構造になっています。
こちらが待合室です。だだっ広い空間にベンチがズラッと並んでいます。中国の人はかなり早い時間から駅に入るため、待合室には常に多くの乗客がいてほとんどのベンチが埋まっています。
壁面には列車の発車状況が大画面で表示されています。行き先の駅名を見ているだけでも旅情が掻き立てられ飽きません。
長春駅では発車10分ほど前から改札が開きます。上述の通り多くの人が早くから駅に入るため、改札を開放するとホームが人だらけになるためです。該当列車のきっぷを持っている乗客だけが検札を受けてホームに降りることができます。