中国天津市の地下鉄の乗り方や運賃、始発、終電時刻、路線図などについて紹介します。
天津地下鉄は1号線から10号線の内、下記の5路線が営業運転されています。
路線図はスマホで見るにはかなり大きいと思います。代表的な下記2つの路線図のリンクを紹介します。
各路線の始発と終電の時間は以下の通りです。各路線とも両端の駅の発車時刻です。
1号線
2号線
3号線
6号線
9号線
天津駅から主要駅への地下鉄での運賃と所要時間は以下の通りです。
地下鉄に限らず中国の駅では必ず所持品の危険物チェックがあります。山手線や御堂筋線のような路線の朝夕のラッシュ時にもあります。天津地下鉄では駅に入ってきっぷを買う前の段階であります。
中国の地下鉄の券売機は日本に比べるとかなり大きいです。写真は広州地下鉄のものですが、天津地下鉄もほぼ同じサイズです。
タッチパネル式の液晶画面できっぷを購入します。路線を選んで降りる駅をタッチします。この画面できっぷの枚数も指定できますが、1枚だけ買うのであれば指定する必要はありません。
お金を入れると画面にお釣りなどが表示され、きっぷが出たあとにお釣りが出てきます。天津地下鉄がおもしろいのは1元が硬貨ではなく紙幣で出てくる点です。
きっぷを買ったら自動改札機に進みます。日本とはちょっと違うタイプです。
写真がちょっと分かりにくいですが、天津地下鉄のきっぷは500円玉くらいの大きさのプラスチックです。中にICチップが入っています。
このきっぷを赤丸で囲まれた部分にタッチすると改札が開きます。日本で交通系のICカードをタッチするのと同じ要領です。
ホームに進んで列車が来るのを待ちます。画面に次の列車が来るまでの時間、その次の列車の到着時刻、そして右側はテレビでニュースなどが流れています。
天津地下鉄の車内の様子です。日本と同じようにロングシートが並んでいます。
ドアの上には路線図があり、いまどこを走っているかが電球で表示されています。日本の一昔前のタイプです。
天津地下鉄は地上を走る区間がけっこう多いです。特に1号線は地上のほうが多いくらいです。
日本の地下鉄と違うところもあります。まず、座席がプラスチックです。メンテナンスのしやすさを優先したのでしょうが、硬いので座り心地は良くないです。また、冬場はひんやりします。
写真は車両の連結部分です。ドアがありません。いちいち開けなくても良いですし、連結部分も乗客が立つスペースとして使えます。非常に合理的でこれは日本も真似すれば良いのにと思います。
また、ポールダンスで使うようなパイプが縦に備え付けられていて、立っている乗客がこれを掴みます。網棚がないのも日本と違うところです。