中国国鉄の成都南駅について、駅に着いてから列車に乗るまでの流れで説明します。
こちらが成都南駅です。1日に十数本しか列車が停まらないのにムダにデカイです。中国人にとって大きいことは効率が良いことよりも価値が上です。
きっぷ売場です。なにせ1日に十数本です。窓口が一つしか空いてないのに行列がまったくできていません。北駅とえらい違いです。
こちらは自動券売機です。時々使い方がよく分かっていない人が行列の進行を力ずくで止めます。中国の身分証明証が必要なので外国人は使うことができません。
きっぷを買ったら駅舎中央の入口から中に入ります。乗客がほとんどいないので入り口は一つしか開いていません。入ってすぐのところできっぷと身分証明証のチェックを受けます。
次に手荷物の安全検査を受けます。空港にあるのと(恐らく)同じ機械です。列車に乗せるのにこんな検査をしなければならないとは。日本はつくづく平和です。
正面の電光掲示板を見て自分の乗る列車の改札口の番号を確認し、エスカレーターで2階に上がります。
こちらが待合室です。ムダに広いこともさることながら、ムダに天井が高いです。このため、掃除などメンテナンスを頻繁に行えず、天井が剥がれたり上の方の窓ガラスが汚れまくっている駅がよくあります。
時間が来たら改札が始まります。番号が書かれてあるところが改札口です。
表面が青い磁気式のきっぷは自動改札機に通します。写真の緑の四角の部分にきっぷを差し込みます。
跨線橋からホームに下ります。乗る列車の番号や行き先が書かれているので分かりやすいです。
足元に号車番号が書かれた黄色と緑の案内表示があります。跨線橋の電光掲示板に自分の列車が黄色か緑か書かれていますので、それに合わせて自分の乗る号車番号のところで待ちます。