インフルエンザが治ったけど搭乗できる?
【質問】子供がインフルエンザにかかりました。だいたい治ってきたのですが、まだ学校からは登校許可が出ていません。春秋航空で予約済みなのですが、子供も乗せても良いでしょうか?
【回答】学校保険安全法第19条に定める感染症の出席停止期間に該当する場合は、春秋航空だけでなくすべての航空会社で搭乗が認められません。インフルエンザの出席停止期間は「発症した後五日を経過し、かつ、解熱した後二日(幼児にあつては、三日)を経過するまで」と定められていますので、この期間を過ぎていれば搭乗できます。他の感染症については以下の通りです。
- エボラ出血熱:治癒するまで
- クリミア・コンゴ出血熱:治癒するまで
- 痘そう:治癒するまで
- 南米出血熱:治癒するまで
- ペスト:治癒するまで
- マールブルグ病:治癒するまで
- ラッサ熱:治癒するまで
- 急性灰白髄炎:治癒するまで
- ジフテリア:治癒するまで
- 重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるもの):治癒するまで
- 中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるもの):治癒するまで
- 鳥インフルエンザ(H5N1):治癒するまで
- 鳥インフルエンザ(H7N9):治癒するまで
- インフルエンザ(特定鳥インフルエンザを除く):発症後5日を経過し、かつ、解熱後2日(幼児は3日)を経過するまで
- 百日咳:特有の咳が出なくなるまで、または、5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療が終了するまで
- 麻疹(はしか):解熱後3日を経過するまで
- 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ):耳下腺、顎下腺、または、舌下腺の腫れが発現後5日を経過し、かつ、全身の状態が良好になるまで
- 風疹(三日ばしか):発疹が消えるまで
- 水痘(水ぼうそう):すべての発疹がかさぶたになるまで
- 咽頭結膜熱(プール熱):主な症状が消えてから2日を経過するまで
- 結核:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 髄膜炎菌性髄膜炎:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- コレラ:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 細菌性赤痢:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 腸管出血性大腸菌感染症:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 腸チフス:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- パラチフス:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 流行性角結膜炎(はやり目):病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで
- 急性出血性結膜炎(アポロ熱)その他の感染症:病状により学校医その他の医師が感染の恐れがないと認めるまで