手術を受けたあとでも搭乗できる？

【質問】中国の上海に住んでいるのですが、東京の病院で白内障の手術を受ける予定です。日帰り手術にして2・3日経ったら上海に戻ろうと思うのですが、春秋航空の飛行機に乗れますか？

【回答】春秋航空（中国）が運行する国内線、国際線全便では、人命救助の必要があるなど特別な事情によって春秋航空（中国）が事前に同意した場合を除いて、下記に該当する患者、傷病者は搭乗できません。眼科手術については術後15日以内の場合は搭乗できません。

• 胸腹部の手術後48時間を経ていない
• 頭部、胃腸、眼科、耳鼻咽喉科の手術後15日を経ていない
• 破傷風、ガス壊疽の罹患者
• 脳炎、脳腫瘍のため気脳造影を受け30日を経ていない
• 扁桃体摘除手術を受けた
• 耳管狭窄症を伴う重症の中耳炎、耳鼻の急性滲出性炎症に罹患している、または、中耳の手術後30日を経ていない
• 鼻腔狭窄症を伴う重症の副鼻腔炎患者
• 虫歯治療または抜歯後の傷口が塞がっていない
• 高血圧症で最高血圧が180mmHg、最低血圧が130mmHgを超える
• 重症の心不全または心筋炎治癒後30日以内、心筋梗塞発症後45日以内、過去30日以内に狭心症が頻繁に発症、重症の不整脈のいずれかに該当する
• 脳卒中発症後14日を経ていない
• 飛行中の経度の酸素欠乏により心血管疾患の再発や悪化の可能性がある、特に心不全、心筋症、心筋梗塞、重度の高血圧の患者
• 脳塞栓、脳出血、脳腫瘍、頭部損傷、頭蓋骨折により昏迷ないしは呼吸不全状態にある患者、脳炎、脳腫瘍及び気脳造影を受け30日を経ていない患者、さらには、離着陸時の轟音、振動、酸素欠乏等により病状悪化の可能性がある患者
• 重度の気管支喘息、空洞型肺結核、肺気腫、肺機能不全による肺源性心臓病、大型の縦隔腫瘍、先天性肺嚢胞性疾患の患者、肺葉を切除した患者、飛行中に気体の膨張により病状悪化の可能性がある、及び、自発性気胸、気胸、血気胸を発症してから30日を経ていない患者、呼吸機能障害を伴う滲出性胸膜炎患者
• 上部消化管出血、潰瘍面が深い胃潰瘍及び腸潰瘍、急性虫垂炎の患者、及び、消化器の出血停止から21日を経ていない患者
• 骨折部位をギプスで筒状に固定し重りで牽引している患者、及び、下顎固定手術を受けた患者
• 小型の二酸化炭素ボンベを駆動装置とする義肢を装着している
• 四肢麻痺、及び、急性期の高位麻痺患者
• 糖尿病による昏迷状態、低血糖による昏倒状態にある
• 重度の貧血、大量の外傷性出血、血漿蛋白の値が60g/l未満
• 躁鬱病やその他の心神喪失患者
• てんかん患者
• 泥酔者、麻薬及びその他の違法薬物中毒者
• 重度の喀血、吐血、出血、ないしは、呻吟状態にある
• 緊急処置を要するショック状態、昏迷状態、及び、頭蓋内圧の上昇、頭部損傷、頭蓋骨骨折で昏迷または呼吸不全にある
• 気腫を伴う大型の腫瘍を持つ患者、腸閉塞患者、頭蓋、腹部、眼球等の臓器、組織に損傷を持つ患者