投資家によって受け入れられるリスクと求めるリターンは違う。
であるならば、おすすめの不動産クラファン業者も、投資家ごとに違うべきでは?
たしかに!
ってことで、リスクとリターンを3つのタイプに分けて、それぞれにおすすめの不動産クラファン業者をあげてみました。
- ローリスク・ローリターン
- ミドルリスク・ミドルリターン
- ハイリスク・ハイリターン
みなさんの業者選びの参考にしてください。
ローリスク・ハイリターンはないの?
それは無理っす!笑
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タップできる目次
タイプ別おすすめクラファン業者
この記事はかなり長いです。
下記メニューから自分の希望タイプを先に見て、それから他のタイプを見ることをおすすめします。
ローリスク・ローリターン
こんな投資家におすすめ
次のような投資家におすすめの業者です。
僕がこのタイプです!
プチ解説 業者とは?
プチ解説 利回りとは?
業者の特長
このタイプの業者は以下に該当します。
利回り | 1~4%台 |
---|---|
特長 | 上場企業系 営業ツール型 グルグルインカム型 |
プチ解説 上場企業系とは?
営業ツール型、グルグルインカム型については、こちらの記事で解説しています。
それではおすすめの業者だよ!
プレファン
業者名 | プレファン |
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利回りの目安 | 3.5% |
上場 | 東証スタンダード |
運営会社は東証スタンダード上場のプレサンスで、本業は投資用マンションの販売です。プレファンで不動産投資に興味を持った投資家に自社のマンションを買わせたい。つまり、プレファンは本業のための営業ツールです。
損をさせたらマンションを買ってもらえない。ゆえに、損をする可能性は極めて小さい。ガッチガチに堅い業者です。
GALA FUNDING
業者名 | GALA FUNDING |
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利回りの目安 | 3.0% |
上場 | 東証プライム |
運営会社は東証プライム上場のFJネクストで、こちらも本業は投資用マンションの販売です。さきほどのプレファンと同じで、GALA FUNDINGは本業のための営業ツール。損をする可能性は限りなくゼロだと考えています。
募集は抽選方式ですが、抽選倍率は2倍前後と当選しやすいです。ここも本当に堅くて、僕はこれまでに募集されたすべての案件に応募しています。
プチ解説 案件とは?
プチ解説 抽選方式とは?
Rimple
業者名 | Rimple |
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利回りの目安 | 2.7% |
上場 | 東証プライム |
こちらも東証プライム上場のマンション販売業者で、Rimpleは本業のための営業ツールです。業績も絶好調でガチガチに堅い。僕がこれまでに最も多く投資してきた業者で、累計の投資額は約3千万円です。
プレファン、GALA FUNDING、Rimple、この3社が営業ツール型で最も安全性が高い。とにかく損を避けたいならばこの3社をおすすめします。
LSEED
業者名 | LSEED |
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利回りの目安 | 4.5% |
上場 | 東証スタンダード |
LSEEDは完全インカムゲイン型です。運用開始時に業者所有の物件を取得し、運用期間が終わると業者が物件を買い戻すことを基本としています。
買い戻しで投資家のお金が戻ってくる。元本毀損の可能性が極めて低い業者です。運営会社が上場企業であることもプラスポイントでしょう。
プチ解説 インカムゲイン型とは?
プチ解説 運用とは?
プチ解説 元本毀損とは?
なお、LSEEDはAmazonギフト券5,000円分がもらえるキャンペーンを開催中です。詳しくはこちらの記事を。
KORYO Funding
業者名 | KORYO Funding |
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利回りの目安 | 4.5% |
上場 | 東証スタンダード |
KORYO Fundingはグルグルインカム型の業者です。「運用終了→同じ物件で再募集」を繰り返します。つまり、募集を繰り返している限り元本は戻ってくるということです。
運営会社が上場企業で経営状態が良い点も安心できます。
72CROWD.
業者名 | 72CROWD. |
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利回りの目安 | 4.0% |
上場 | 東証プライム |
運営会社の親会社は東証プライム上場の大東建託で、信頼性が非常に高いです。抽選倍率が2~3倍と低めなのもプラスポイントでしょう。
募集が3カ月に1回程度と少ないのが難点ですが。堅い業者であることは間違いないので、押さえておいて損はないです。僕もほぼ毎回応募しています。
大家どっとこむ
業者名 | 大家どっとこむ |
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利回りの目安 | 3.5% |
上場 | 東証スタンダード |
運営会社の親会社が東証スタンダード上場企業で信頼性が高いです。利回り3.5~4.0%の案件がグルグルインカム型で、安全性の高さが期待できます。さらに、手数料無料で途中解約できるため、危なくなったら逃げられるのも安心材料です。
プチ解説 途中解約とは?
なお、案件名にFunFundと入っているのは、大家どっとこむが販売代行をしている案件です。こちらは上場企業の信頼性とは無関係で、途中解約もできないので注意してください。
ジョイントアルファ
業者名 | ジョイントアルファ |
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利回りの目安 | 3.0% |
上場 | 東証スタンダード |
僕の主力投資先です。運営会社の穴吹興産は創業50年、売上高1千億円の上場企業。信頼性と安心感は抜群です。案件は安全性が高いグルグルインカム型。しかも、募集額が数億円と多いため、クリック合戦なしで投資できます。
プチ解説 クリック合戦とは?
ここはとにかく堅く、特に初心者におすすめです。僕は1年前からすべての案件に毎回100万円以上投資しています。
i-Bond
業者名 | i-Bond |
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利回りの目安 | 1.5% |
上場 | 東証スタンダード |
運営会社はスタンダード上場の不動産業者です。ここはちょっと変わっていて、好きなときに投資できて、いつでも自由に解約できます。出金申請から出金までは5営業日以内です。
なので、金利1.5%の銀行に好きなときにお金を預けて、好きなときに引き出すイメージです。僕のXのフォロワーさんでも銀行代わりに使っている人がけっこういます。上場企業なので信頼性も高いです。
プチ解説 出金とは?
なお、こちらもAmazonギフト券5,000円分がもらえるキャンペーンを開催中です。
ローリスク・ローリターン業者の一覧
ここまでローリスク・ローリターンのおすすめ業者でした。
- プレファン:営業ツール型
- GALA FUNDING:営業ツール型
- Rimple:営業ツール型
- LSEED:買い戻し前提
- KORYO Funding:グルグルインカム型
- 72CROWD.:プライム上場系
- 大家どっとこむ:グルグルインカム型
- ジョイントアルファ:グルグルインカム型
- i-Bond:銀行代わり
次はミドルです!
●ハイはこちら → ハイリスク・ハイリターン
ミドルリスク・ミドルリターン
こんな投資家におすすめ
次のような投資家におすすめの業者です。
リスクもリターンもほどほどに。
業者の特長
このタイプの業者は以下に該当します。
利回り | 5~6%台 |
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特長 | インカムゲイン中心 非上場企業系 |
それではおすすめの業者です!
VERFUND
業者名 | VERFUND |
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利回りの目安 | 5.0% |
上場 | 非上場 |
運営会社は投資用マンションの販売を行っており、VERFUNDで不動産投資に興味を持った投資家が、自社のマンションを購入することを狙っています。つまり、VERFUNDは本業のための営業ツールです。
VERFUNDで損をさせるとマンションを買ってもらえません。なので、投資家が損をさせる可能性は低く、安全性が高いと考えられます。運営会社が上場企業であれば、ローリスク・ローリターンとしておすすめできる業者です。
FUNDROP
業者名 | FUNDROP |
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利回りの目安 | 5.5% |
上場 | 非上場 |
案件の多くが同じ投資対象物件で再募集を繰り返すパターンです。「募集→運用終了→同じ物件で再募集」、これが繰り返される限り元本が戻ってくるので、安全性の高さが期待できる。このような案件をグルグルインカム型と呼んでいます。
運営会社が非上場なのでローリスクとまでは言えませんが、ミドル・ミドルの業者の中では安全性が高いです。
みんなでシェアファンド
業者名 | みんなでシェアファンド |
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利回りの目安 | 6.0% |
上場 | 非上場 |
こちらもグルグルインカム型です。投資対象が非大都市圏の戸建て、1棟アパートなので、首都圏の駅チカ区分マンションを投資対象とするグルグルインカム型より安全性は劣ります。その分、利回りは6%以上と高いです。
プチ解説 区分マンションとは?
らくたま
業者名 | らくたま |
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利回りの目安 | 6.0% |
上場 | 非上場 |
運営を開始して日が浅いため、現在は集客用にインカムゲイン中心でリスク低めの案件が多いです。ただいずれ、リスクが高めの案件が出るか、利回りが下がるかのどちらかになる可能性があります。
ですので、投資するなら今のうちです。今はまだ美味しい。僕も100万円以上を投資済みです。
不動産BANK
業者名 | 不動産BANK |
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利回りの目安 | 6.0% |
上場 | 非上場 |
投資対象は首都圏郊外の築古アパートです。この点で駅チカ区分マンションに比べるとリスクがあります。また、売却益も分配原資とするため、売却価格次第では予定していた分配金を得られません。
プチ解説 分配原資とは?
プチ解説 分配金とは?
とは言え、運営会社は中古アパートを得意分野としているため、これまで元本毀損などは起きていません。案件の募集がもっと増えることを期待しています。
TOMOTAQU
業者名 | TOMOTAQU |
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利回りの目安 | 6.5% |
上場 | 非上場 |
インカム型とキャピタル型の案件があり、インカム型はマスターリース契約付きなので安全性は高めです。
プチ解説 マスターリース契約とは?
一方、キャピタル型はリノベーションで物件価値を高めて売却するバリューアップ案件や、更地に物件を新築する開発案件、投資対象がリゾート施設である案件など、総じてリスクが高めです。その分、利回りは7%のものが多く高めとなっています。
投活
業者名 | 投活 |
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利回りの目安 | 6.5% |
上場 | 非上場 |
家賃収益だけを分配原資とするインカム型、リノベーションで高値売却を狙うキャピタル型、両方を組み合わせたタイプの3つの案件があります。
リスク相応でインカム型は利回り5%台が多いですが、それ以外は利回り7%前後です。
わかちあいファンド
業者名 | わかちあいファンド |
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利回りの目安 | 6.0% |
上場 | 非上場 |
インカム型とキャピタル型の案件があります。インカム型は同じ物件で再募集を繰り返すグルグルインカム型です。安全性が高い代わりに利回りは5%前後にとどまります。
一方のキャピタル型はリゾート地に宿泊施設を開発して高値売却するタイプです。売却できない、安値売却になるリスクを抱える代わりに、利回りは7%以上と高水準で、8%が出る時もあります。
業者名 | みらファン |
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利回りの目安 | 5.5% |
上場 | 非上場 |
名古屋の不動産コンサル会社が運営しています。初期はインカム型の堅い案件ばかりでしたが、最近は少しリスクテイクした案件が増えてきたように感じます。その代わりに利回り6%の案件が増加中です。
TSON FUNDING
業者名 | TSON FUNDING |
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利回りの目安 | 5.5% |
上場 | 非上場 |
投資家から集めた資金で戸建てやアパートを開発し、売却して利益を出すという、基本的にキャピタル型の業者です。インカム型の案件もありますが、投資対象物件の多くは過去の案件で開発したものの売れずに残っている物件です。
利回りは5.5~6.0%と悪くありませんが、それなりにリスクがあると考えてください。ただ、これまでに100件以上の案件を募集してきて、元本毀損を起こしたことは一度もないです。
ONIGIRI Funding
業者名 | ONIGIRI Funding |
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利回りの目安 | 5.0% |
上場 | 非上場 |
物件を安く仕入れて高く売るキャピタルゲイン型の案件が多い業者です。なので本来ならば相応のリスクがあるのですが、地元密着の仕入れ、販売をしているため、そこでリスクを低減している印象を受けます。この点でキャピタル型の割には低めのリスクが期待できるでしょう。
小型の案件が多く募集額は少ないのですが、業者の知名度が低いため、募集される案件の半分は抽選倍率1倍台で投資しやすいです。
ミドルリスク・ミドルリターン業者の一覧
ここまでミドルリスク・ミドルリターンのおすすめ業者でした。
- VERFUND:営業ツール型
- FUNDROP:グルグルインカム型
- みんなでシェアファンド:グルグルインカム型
- らくたま:投資するなら今のうち
- 不動産BANK:郊外の築古アパート
- TOMOTAQU:リスク利回りとも高め
- 投活:キャピ型は7%前後
- わかちあいファンド:キャピ型は7%以上
- みらファン:リスク増加中
- TSON FUNDING:それなりにリスク
- ONIGIRI Funding:地元密着
次はハイリターンだよ。
●ローはこちら → ローリスク・ローリターン
ハイリスク・ハイリターン
こんな投資家におすすめ
次のような投資家におすすめの業者です。
「痛い目に遭う覚悟はできている」、これが大切です。
業者の特長
このタイプの業者は以下に該当します。
利回り | 7%台~ |
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特長 | キャピタルゲイン中心 非上場企業系 |
それでは見ていきましょう!
CAMEL
業者名 | CAMEL |
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利回りの目安 | 8.0% |
上場 | 非上場 |
CAMELはインカムゲイン型の案件ばかりなので、安全かなと思いがちです。しかし、投資対象がドバイのマンションとか、リニア工事用の宿舎とか、特殊な物件ばかり並んでいます。最後の売却ができなければ元本が戻ってこないので、そこの見極めが重要でしょう。
また、運営会社は2022年11月に宅建業の免許を取得したばかりで、不動産の知識や経験がどの程度あるかにも不安を感じます。その代わり、利回りは8%前後と高水準です。
ヤマワケエステート
業者名 | ヤマワケエステート |
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利回りの目安 | 13.5% |
上場 | 非上場 |
ほぼすべての案件が2桁利回りで、20%を超えることもある高利回り業者の代表格です。ヤマワケの登場で業界の平均利回りが上がったとさえ言われています。
一方、新築住宅だけでなく、リゾート施設や商業施設の開発など、難易度の高い開発系の案件が大半。平均13.5%と利回りが高い代わりに、リスクもガッツリ高い。ハイリスク・ハイリターンの言葉通りの業者と言えます。
他の業者では絶対に取れない利回り。リスクが現実になる可能性を飲み込んだ上で、果敢に手を出すならありです。
victory fund
業者名 | victory fund |
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利回りの目安 | 10.5% |
上場 | 非上場 |
土地の転売など、ほとんどが安く仕入れて高く売るキャピタルゲイン型です。大半の案件で2桁利回りである上に、募集額が億単位と多く、投資しやすいのも良いところでしょう。
一方で事務面がずさんだったり、内容に疑問を感じる案件があるなど、大丈夫かな?と不安になるところが正直あります。ただ、利回りは高いです。
TECROWD
業者名 | TECROWD |
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利回りの目安 | 9.0% |
上場 | 非上場 |
TECROWDといえば海外案件でしょう。カザフスタンの高級マンションや、スリランカのホテルなど、利回り10%以上の案件が毎月のように出てきます。
海外案件、特に新興国、途上国なので、当然リスクは高いです。とは言え、2021年から3年以上運営してきてこれまで無事故ですので、それなりの信頼性は期待できると思います。
みんなの年金
業者名 | みんなの年金 |
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利回りの目安 | 8.0% |
上場 | 非上場 |
家賃収益と売却益の両方を分配原資としており、これまで募集されたすべての案件が利回り8%です。物件の立地や築年などそれぞれ違うのに、すべて一律8%というのが不自然。また、過去の案件で売れなかった物件を集めて再募集するなど、運用面でもいささか不安を感じます。
ただし、2021年2月の運営開始からこれまで事故はゼロです。問題を発生させずに8%を実現させ続けています。
LEVECHY
業者名 | LEVECHY |
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利回りの目安 | 7.5% |
上場 | 非上場 |
インカム型もありますが、かなりキャピタル型に振った業者です。1棟ビルの再開発やリゾート地での用地開発など、当たればでかいが難易度は高いという案件が多くを占めます。
その分、利回りが高いかと言うとそこまで極端に高いわけではなく。どうせリスクテイクするならヤマワケやTECROWDで良いんじゃない?という気がぶっちゃけします。
利回り不動産
業者名 | 利回り不動産 |
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利回りの目安 | 7.0% |
上場 | 非上場 |
以前はインカム型が多かったのですが、最近はキャピタル型が中心になりました。リゾート施設の開発や、マンション、京町家の再開発など、以前の案件に比べてリスクが高くなっています。
キャピタル系の案件の利回りは8%前後と高め。以前、延滞が起きたことがあったのですが、問題が起こった案件に出資している投資家にしか伝えない業者が多い中、自社サイトで公表するなど運営姿勢は好印象です。
SHIODOME funding
業者名 | SHIODOME funding |
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利回りの目安 | 8.5% |
上場 | 非上場 |
すべての案件が物件の売却益で利益を出すキャピタルゲイン型です。高利回りを狙える反面、売却できなければ元本は戻ってきません。その代わり、利回りは平均8.5%と高めです。
募集は抽選方式で、平均倍率は6倍と高止まりしています。運営会社に関する情報が少ない上に、非上場で経営状態が見えないのも不安要素です。
ハイリスク・ハイリターン業者の一覧
ここまでハイリスク・ハイリターンのおすすめ業者でした。
- CAMEL:物件が特殊
- ヤマワケエステート:高利回りの代名詞
- victory fund:2桁利回り
- TECROWD:10%以上の海外案件
- みんなの年金:すべて8%
- LEVECHY:開発系が中心
- 利回り不動産:8%前後が多い
- SHIODOME funding:平均8.5%
以上です!
●ローはこちら → ローリスク・ローリターン
●ミドルはこちら → ミドルリスク・ミドルリターン
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